積水ハウスSI/小型のファイナンスとはいえ、流れ変わったかな…

みなさん、こんばんは。珍しくラムのロックをグビグビ呑みつつ記事書いているinzaiです。こんばんは。

行方不明中の話はおいときまして、

積水ハウスSIの公募増資はまさかの36万円で値決めとなりました。ここから10300円引いて、2.5%ディスカウントして、利回りは6.04%くらいか。。率直な話、ファイナンスの有難味がありません。

REIT側にとって嬉しくない話でしょうけど、こういうとこで安く拾わないとポートフォリオの貯金が…。いつもはわんさか出てくるショートセルも今更ながら自重モード?確かに売り崩しにくい環境ですが、それは我々にとって貴重な養分だっただけに頑張って欲しかった。

銀座というこれからの積水ハウスSIを代表するようなコア物件(開発したのは興和と第一生命らしいですが)と、積水ハウスらしい地方のファミリー物件で負債比率を下げつつ、配当金レベルは従来通りの水準を維持するPOは昨今のJ-REIT市場の流行りで、大崩れは期待してませんでしたが、せめてPOの価格は33万円台は欲しかった…。

他の住宅REITの利回りが5.7%台切ってる中では上出来なのかな…ともかく、これで私の中で積水ハウスSIは「持ってる」REITになりました。最近IPOしたREITとか某ハウス系REITとか持ってないところはほんと持ってないんで、ここ大事。持ってないREITの崩れたところを拾うの大事。

このPOのような手堅いファイナンスが今後も続くかどうかは神のみぞ知るところですが、上場を企んでいるイオンREITも中国の騒動でやや足踏みすることが予想されますし、今年度は買い場来ないかもしれませんね。お金が 足 り ま せ ん !

それはそうと、本日の日銀決定会合。安住財務相がトボけたことを仰ってましたね。サプライズと言えばサプライズですが、それはむしろ日銀の展望レポート発表前だったことや政局がガヤガヤしている最中に踏み込んだことに対する感想であり、「予想以上に思い切った対応」とか資本市場オンチにもほどがある。

10月に実施することは見え見えだったし、むしろ、拡大の規模と延長された期間を比べるとこれまでのペースよりダウンしているのは明らか。どこかでズルズルと拡大するのだろうけど、一歩引いて冷静に見れば、「展望レポートの中身はそんなに悪いのか!」と夜も眠れないレベル。

行方不明中の痛手といえば、楽天証券ってスマートフォンから外貨とかドルMMFを買えないのね…77円台で仕込み損ねました。78円前半では何とかカバーはしたけどちょっと惜しかった。

1000ptを超えてきそうなJ-REITはどこで利食ろうかしらん。