月別アーカイブ: 2013年3月

キプロース!

ダイヤモンドの不動産マネーとか今のREIT市場の状況とか記念真紀子的に書きたいのですが、花粉症と仕事で余裕のない感じです。準備してない自分が悪いのですが、相変わらず動き始めると一気に方針を決めないといけないのでバタバタします。ってか、外国人はもういないから余裕余裕とか思ってたら一人だけ残っていたので必死で英語資料も作っているところです。こんなこと書いてばかりな気もします。

J-REITは4月から調整するという人も多い(ってか自身で売りたいだけなんだろうけど)ですが、どうなんでしょう。ここで売ってここで買うというのが見通しにくい環境なんで保有しぱなっしでも問題ないような。不動産のトレンドってのは重たい分、ベクトルは安易に変わりませんし、NBFの利回りが3.5%ならみんな買うでしょう?

キプロスは正直わかりません。EUお偉いさんが実験的に切り捨てたというハッタリ半分な気もします。ユーロ脱退になると前例が出来てしまうわけでインパクトが大きいですね。IMFの介入とセットになるのか。マーケットの反応はビビりまくってる人とほとんどネタ扱いの人と半分半分。普段からベアな人が必ずしもビビってるわけじゃないのが面白いです。でも、明日明後日でJ-REITが上がる局面があればちょろっと売ろうかしらん。

新生銀行が大幅高!ちゃんと公的資金の仕組み分かっているのか。。

などと意味不明なことをつぶやいており(略

中央三井の公的資金を返すのは特にサプライズでもないし、りそなももう少しで返せる水準まで株価が戻ってきた(520円までもうちょい)。でも新生銀行は800円くらい必要なんじゃなかったっけ?そもそも普通株に転換されている部分もあるから、というか新生はあおぞら方式でも何でもいいから、なにがなんでも普通株転換しちゃいけなかったなあと思うのです。血税の回収のためにも。

そして、銀行、証券、不動産、J-REITが止まりません。何かしら保有株が上がっている毎日で随分なところまで来てしまったなあと思いますが、まだいけるかと。GWまでは走れるかと!

J-REITフェア2012、これだけは見てください!!

日本ビルファンドが何の物件を保有してるかはウェブサイトを見れば分かりますが、意外に「大手町」や「有楽町」をキーワードにREITの保有物件を探すのは難しい。

そこで、J-REITフェア2012で国際フォーラム行くなら是非見てほしい物件ランキング!です!!

アメブロでの地図の出し方は勉強中なので、住所で勘弁してください。写真はハードディスクに入ってるはずですが見つけられず。いずれもgoogleの画像検索ですぐ出てきます。

①~④は東京駅というか大手町。

①(仮称)大手町1-6計画(底地):JPR(8955)

住所:大手町1-6-6

2012年2月に日本プライムリアルティがスポンサーの東京建物から取得した土地。いま、みずほ銀行大手町本部ビルと大手町フィナンシャルセンターを建設中で見に行っても面白くないですが、立地の良さは十分伝わるはずです。JPRは土地全体の10%を360億円で取得。

「高い」とか「仲介手数料10億円はぼったくり」とか言われますが、私なら400億円出しても買いたい。でも、絶対にグループ外に売却することはない。世の中なんでも金で買えると思うなよ!の良い例です。

②三菱UFJ信託銀行本店ビル:JRE(8952)

住所:丸の内1-4-5

説明不要ですね。物件名=テナント。丸の内の再開発では比較的初期のもので遊びの少ない建物ですが、眺めるだけで「おれがこの建物のオーナーなのか」とため息が出る請け合い。JREは全体の20%を447億円で取得。容積率の売却とか注釈つけるべきでしょうけど今回は省略させてください。

③大手町ファーストスクエア:グローバル・ワン(8958)

住所:大手町1-5-1

イースト棟とウェスト棟で構成されるSクラスと言っても過言ではないオフィス(築10年過ぎるとSクラスと胸を張れないのが市場慣習)。UBS証券とみずほ証券が入っており、東京會館が運営する「宴」がマーケット関係のセミナーでおなじみの会場。

グローバル・ワンは10%、4フロア強を235億円で取得。他の持ち主はNTT都市開発とか東京海上(だったような…)だが、グローバルワンは上層階で皇居の見える一番良いフロアを所有。

欲が出過ぎでちょっと苦戦してますが、一級品は一級品。

④SMBC本店ビル:昔はNBFが所有。

住所:丸の内1-1-2

例外ですが、SMBC本店ビルという日本で有数の賃料負担力のあるテナントの本店。元々はNBFが所有していたのですが、三井不動産に売却して再開発。いつかNBFに売ってくれると信じてます。

⑤~は国際フォーラムの御膝元、有楽町。

⑤有楽町イトシア:JPR(8955)

住所:有楽町2-7-1

有楽町駅直結の超優良立地。持分はわずか2%でパチンコも入る雑多なビルですが、それはそれ。築浅で立派なビルです。地下はデパ地下ぽい雰囲気でお土産探しに最適。

⑥有楽町電気ビルヂング:JRE(8952)

住所:有楽町1-7-1

有楽町駅から徒歩1分。築38年ですが再開発すればバリューは伸びる。JREは10%保有。手放しでは褒められないオフィスビルですが、有楽町で逢いましょうの雰囲気を感じさせる飲食店とか今しか楽しめないでしょう(苦しい)。

⑦銀座グラッセ:フロンティア不動産投資法人(8964)

住所:銀座3-2-15

銀座方面にちょこっと歩き、高速道路を超えれば見えてくる。プランタンと並んでいるので見つけやすいです。三井不動産が注力している銀座でどんどん再開発で建てられたビル。

⑧NBF日比谷ビル(旧 大和生命ビル):NBF(8951)

住所:内幸町1-1-7

帝国ホテルの向こう側でちょっと遠いのですが、NBFが635億円で取得したコア物件。周辺で三井不動産がオフィスを開発しており、ここもいずれ綺麗にすることを期待してます。

他のREITが大丸有(大手町、丸の内、有楽町)の保有するビルが悉く共有とか区分なのに対し、このNBF日比谷ビルと言い、銀座グラッセと言い、三井不動産がスポンサーのREITはきっちり1棟全てを保有。

自分が主導権を持ってるかどうか、これは建物の価値を引き出すには最低限必要な条件だけに、それをきっちり実現している三井不動産はやっぱり素敵だと思う今日この頃です。

この形で年度末迎えるのか・・

一番嫌いな広告はサイトを開いたらスキップボタンを押すまで全面展開されるやつです。最近ではロイターのDIAMアセットマネジメントのやつ。GPIFとかSRI投資とか笑わせる。社内に後ろめたさとかないんだろうか。スマホの広告もそうですが、ユーザーアンフレンドリーな広告を使う会社は何考えてんだろうと思う。inzaiです。こんばんわ。

来年度のプランを考えていて相当ブルーな感じです。あまりにパフォーマンスが良いと次の年は何やっても見劣りしてしまうので大人しくこじんまりしていればいいのですが、やはりそこは人の子。ちょっと変わったことをやろうとしてしまうのです。

イタリア、アルゼンチンがガタガタ来ていて、中国と日本は期待先行で実績を出せるのか微妙なラインに立っていて、アメリカのファンダメンタルズはまあOKながら財政の話はちょっとややこしい。結局は前代未聞の金融緩和状況の中でアメリカ以外は前代未聞の状況にすらなっていない、視点をずらせばちょっとお先真っ暗な感じで、もう1年間丸々休みたいのが本音のところ。アベノミクスと言っても来年から増税するんでしょう?その前に悪い金利上昇が来たらどうやって止めるのか?そんな当たり前のシナリオも検討せずに緩和だ―緩和だ―ってそんなの当たるも八卦ってやつじゃないですか。

いや、短期的には株価が示す通りで、短期的な流れの積み重ねで上手く言っていれば万事OKなんですが、1年間のシナリオを練ってみると、かなり「たられば」が多いんじゃないかと。順回転がどこかで止まれば終わり、みたいな。

でもかと言って逆バリは怖い。個別企業ならともかくマクロで逆には張れん。みたいなことをぐずぐず考えていると、ブルーになってしまうわけです。休むも相場とはほんと名言だと思います。情報量ゼロの記事で申し訳ないですが。。