J-REIT分析 2013年7月21日(超省略Var)

 

J-REIT分析ももろとも消えてので記憶に残っている雑感だけ。銘柄とランキングは関係ありません。

・ケネディクス・レジデンシャル
時価総額2倍の規模の公募増資を断行。ソフトバンクがボーダフォン買った時を思い出してしまいました。J-REITは希薄化せずきっちり配当金を作れる物件取得さえ伴えば、ファイナンスの規模は関係ありません。需給がタイトなこのタイミングなら特段ネガティブな要素は何もありません。資産規模はコンフォリアに追いつくので利回りもタイトになると思います(もう7分は織り込まれた感じ)。ただ、ケネディクスがこれから築浅のレジを供給することはできないので、その辺がちょっとデベ系住宅REITに劣る感じ。SMBCがどれだけ上流にお金流してがっちり掴み取るかがポイントですが、いまはどうなんでしょうかね。

・NBF、JRE
そこそこ価格調整は進んできましたが、利回り3.0%より上はやはり押し目買いが入るようです。でも彼らがそこまで配当金の伸びを志向しているように思えないのがちょっと違和感。住宅や商業のキャップレートを見るとオフィスのCRも下がるんでしょうけど、ひょっとしたらCRのギャップがタイトになる(イールドが寝るとでも言いましょうか)という形で健全な調整になるのかも。それなら自然な姿なんで良いのですが、期待しにくいほどにはデベの皆さんは強欲なんじゃないかなあと。

・JPR、オリックスR、森トラR
利回り4%の中堅オフィス組。際どいラインを彷徨っているのが現実とは言え、NBF、JREとのギャップと住宅REITとのギャップが3月とちょっと違う印象。まあグロース期待が奇麗に剥がれただけなんでしょうけどそもそも3月の時点でグロースを織り込めるちゃんとした背景全然なかったと思うんですが。

・住宅
銘柄間のギャップがほとんどない状態。J-REIT分析で度々書いてたと思うのですが、住宅REITってある一定の規模を超えるとそんなに銘柄間格差ないというのが個人的な考えです。みんなLTV高いし、デベロッパーがいても開発利益がしっかり抜かれてREITに入ってくるし。ケネレジもそこまでもうちょっとと言う感じ。利上げ局面ではクレジットコストは顕著に変わってきますがそこまではまだ切羽詰ってないかなと。

・物流
まあ、POのタイミングでじわじわ差がついてくると思いますが、今のところどれも大して変わらんという認識でいいかと。

要は全体的に銘柄格差のないバリュエーションになってきたのであんまりできることないなあと。いや、丁寧にやれば色々あるんですが、重要なのは世界経済の方向。J-REITのバリュエーションがここから切り上がるのか切り下がるのか。どう見てもバーナンキさんも迷ってるようですし、エマージングも戻り一巡でここから仕切り直し、日本も時限爆弾を無事回収できるか微妙なところ。昨年来でかなりリターン出てるし無理にリスクを取らなくてもいいなじゃないかなあと。ボラは出ると思うので失っても痛くないレベルのポジションで走りたい。こういう相場は一番つかれます。