(タイトル忘れてた)

覚悟してたけどくっそ寒い。inzaiです。おはようございます。週末は家から出たくないけど飲み会入ってるから行かねばならぬ。昨日でもワイン一本飲んでたのに店出た瞬間に酔いが覚める寒さだったのに今日はどうなってしまうのか。

相場と言えばやっぱり原油で昨晩も安定の下落でした。7月とか8月に需給要因で下落してた小麦、とうもろこしをせっせと買ってたのが地味に上昇してて効いてるのですが、同じ勘所の分からないコモディティでも原油は正直近寄りがたい。7万円だけ残していた原油が先週含み損になってしまいました。さすがに大丈夫だろうと高をくくっていたらまさかの含み損。全然リズムが出ないので上昇するまで待つんだろうなこれ。

原油価格は産油国の景気にダイレクトに効くと言うか、先進国が買う→産油国が潤う→産油国の消費が増える→先進国が潤うという回転になってて、そこにエマージングの国力の底上げも加わって爆発的な経済の成長の源泉の一つになってましたが、後発産油国とかシェールオイルが調子に乗りすぎたってことなんでしょうか。よくダイヤモンドとかゴールドってのは価格操作がないと意外に安くなるって陰謀説は聞かれますが原油のこの価格水準を見ると需給ってこの程度の厚みしかないのかって恐ろしくなります。昔の人は商品相場に近づくなってよく言ってましたもんね。実需がありそうなコモディティが一番ぶれるという何という皮肉。株価のバリュエーションを数式で表すようになったアングロサクソンってまじ偉大ですわ。

というわけでもともとコモディティはボラティリティが大きいので多少の調整はへーきへーきって言ってた人もさすがにここまで来ると実体経済の影響は不可避ということで、先行してた通貨、CDSだけでなく株式にも効き始めてきました。米株なんかはここ数カ月は謎の上昇、というか売る人がいなかっただけの末期的な水準だったこともありその分をほぼ吐き出したチャート。社債市場の本格的な混乱はこれからだけどもう短期的に平静を取り戻すのはちょっと難しいくらいには盛り上がってます。とりあえずほぼ破たん織り込み済みのシェール関連のハイイールドがいくつか飛んでそれから、みたいな。

ドル建ロシア株、湾岸株の産油国関連はちょっともう分からないです。南米とか駄目なんだろうけど、中東はなんだかんだ言っても主導権持ってるからなあ。この辺は全然持ってなかったので一発目の下げではとりあえず短期的なリバウンド狙って少し買いましたが、当然の結果でそら3連敗するわな、みたいな。次の買いはリバウンドして上抜けそうになってからかな。上の小麦、とうもろこしもそうですが反転時の追随買いがいまいち上手くないのが最近の悩みの種です。

REITはどこも好調でずっと狙ってるオーストラリアREITはいまだ買えてません。全然下がってこない。シンガポールREITも然り。お隣のマレーシア含めて新興国系のREITは弱いのですが先進国のREITは何故か崩れません。金利上昇はまだまだ先っぽいなというのもあるのかもしれませんが。J-REITなんてどこに行こうとしているのやら。インデックス利回りでほぼ3%ってそろそろフェアバリューの上限から過熱感のある水準に突っ込んできた感じ。中長期的な水準で言えばとっくにバリュエーションは割高ですが、これだけ日銀が買えばとりあえずイールド言えば1%はおまけしてやるって感じです。とりあえずここから無理にポジション取る必要はないのでのんびり行こうと思います。待機資金は待機のまま。