米政府機関がついに閉鎖、その影響は?&J-REITおまけ

明日の雪は早帰りの絶好の言い訳ですね。そんな心配するくらいなら在宅でいいような気もしますが社畜はそうはいかない。inzaiです、こんばんわ。

閉鎖するかもなーと思っていたらほんとに閉鎖した米国の政府機関。なんだかんだ言ってもいつものプロレスだろ?、前もそんなに混乱もなかったからわざわざポジションのリスクオフせんでもいいでしょ、減税だって何だかんだ言っても実現したじゃん、折り合うでしょ?というのがマーケットコンセンサスでしょうし、それでも敏感な為替はドル安に動いてたからまったく織り込んでることはないよね?大丈夫だよね?とは思ってます。

それでも不安なのは、株のモメンタムがものすごく強い上にこの一週間はスピードが上がってるあたり。zerohedgeも買われ過ぎ指標は過去最高って呟いてます。

特にこの1週間は仮想通貨やREITが急調整したので、過熱感のあるマーケットは警戒感が先立ちますし、決算シーズンで立ち上がりが好調だと終盤にかけてボラ上昇することもしばしばあるんで、なんだかモヤモヤします。

アメリカのああいう半分アピール、半分本気な交渉って、コントロールできなくなる瞬間が一番怖いのですが、今回は誰がボール持ってるのかいまいち分からない。閉鎖を心配してニュースを本気で追いかけてなかったのもあるんですが、これまで妥協案でお互いに得るものあったから、今回はこれまで以上に大きく張ってきたように見えます。お互いに、あれ?これはちょっと難しいんじゃ?とか思ってないでしょうか。

あと、仮に政府機関閉鎖で株式市場にダメージあると、これまでトランプにダメージを与えらなかった民主党は少し粘ってくるんじゃないか。トランプの支えって株高効果も大きいですからね。閉鎖が1週間以上も続くとは思ってませんし、突然あっさり妥協するんでしょうが、この混迷がいつ終わるか分からないフリはしてくるだろうなと。

年初から10連騰で、金曜日は調整入ったJ-REITは良くも悪くもグローバルに関係なくまだ独自の動きを続けそうです。ETFもそうですがとにかく値動きが良い。昨年から続いているモメンタムはまだ継続。私が注目している銘柄間のイールドギャップはかなり潰れてきましたが、明確に逆噴射するまでは安易に逆張りしにくいです。ファイナンスに伴う現金化はもう始まってますが影響がほとんどないので流れ変わることもなさそう。楽観してるわけじゃないですが、今のJ-REITは手を付けられん、そんな感じです。