FIT終了でインフラファンドはどうなるのか

今さら肥後橋の土地で何か作りたいと言われても困る。inzaiです、こんばんわ。

突然報じられたFIT制度終了の新聞記事。タカラレーベンインフラも恐らくただちには影響ない、というプレスリリースを出しており、何がなんだかという感じもありますが、そもそも、2017年に、設備認定されていても電力会社と接続契約を締結していない権利は消滅させられてますし、FIT単価は多くの方の想定セカンダリー価格を大きく下回っておりFITは実質的に使えないよという状態だったので何を今更感があります。

それでもインフラファンドやレノバ等の再エネ関連はそこそこ下げました。政策に売りなしと対極の報道なんでさすがにダメージゼロとはいきませんでした。FITがなくなる=FITは愚策だったと同義なわけで、そんな制度の恩恵をフルに享受しているインフラファンドに不安になる気持ちはよくわかる。

ただ、大手企業がメガソーラーやってるわけでそこがあっさり42円から10円に下げられて黙ってるとは思えないし、施設を選別的に下げるなんてこともまず出来ない。と言うか、既稼働施設を止めるには無制限出力抑制を発動すれば良いだけで(もちろん政策的に実施できるかは疑念がある)、それをすっ飛ばして契約消滅させることはないかと。ただ、上場インフラファンドは本当に有期でバリュエーションしなきゃならんのでそこら辺は見方が変わるかも。いずれにしろ盲目的に突っ込むプロダクトではないですからね。