J-REITも上値が重くなってきました

プロ野球が始まりましたが自分の中でどうにも盛り上がらない。inzaiです、こんばんわ。ソシャゲもそうですけど無くても困らないと認識した瞬間に覚めてしまうってありますよね。いま正にそんな感じ。でもエスコバーの守備は神宮で見てみたいし村上、山田のバッティングも見たい。球場行ってビール飲んでたらいずれ盛り上がってくるもんなんでしょうか。

さてさて、J-REITもそんな感じで、1200pt割れから1700ptまで上昇した時に比べると如何せん盛り上がりに欠ける時間帯が長引いており、ちょっと覚めてきました。コロナショック前は利回り4%取れてりゃ御の字かという感じだったのが、やっぱエクイティは20%くらいリターンないとやってられんやろ!という状況になり、6月まではどっちにしろ激安やから買ったれ!とイケイケだったんですが、6月以降のどうにもパッとしない値動きを見ていると、REITってのはリスクもあるし、無理してポジションを維持しなくてもなあ、含み損でも下がると思えば売ってしまうのもありじゃないかとビビり始めてきました。

一番大きいのは皆コロナをコントロールできると楽観的だったのにどうやら厳しそうなのが明らかになってきてこと、そしてワクチンは間に合わない。マーケットを見てるとなんとなく現実から目を逸らしているだけの感もあって積極的に上値を追いかける気分じゃなかったのは前回の記事で述べた通りですが、ここに来て米中摩擦、トランプ落選と言った年初に「悪いようにはならないでしょ」と消化したはずの材料が最悪の話も出てきており、雰囲気としてはコロナショック前に似ている感じすらある、いや、財政投入済みという意味ではポジティブサプライズが期待できてない最悪の状況でしょうか。この状況が秋まで続いた時点でオリンピック中止も本格的に織り込むでしょうし、国が何と言おうと現金を貯め込んできた国民性の日本人が命を懸けてまで補助金で経済を回すとは思えない。なんかお先真っ暗だぞと。業績予想を見ている限り、J-REITのネガティブ材料は投資口価格に織り込まれているほどではないし、公募投信にはお金が流れ込んでいるのに投資口価格は上がらない、そういうのもあって何だか弱気になってきました。

もちろん明るい話で言えば、その逆で悪い話がある割りには底堅いですし、特に1600ptは割るもんかという押し目買いも見えます。でも上げ幅を考えるとそこは押し目には浅い気もするし、夏場は様子見かなあ。