急落したが戻りは鈍く

昨日は「DAX-4%安、欧州REIT-3.5%、これはなかなか」とビビりまくったinzaiです、こんばんわ。今さらながら今週号の東洋経済:熱狂の裏側 不動産ダイヤモンド:ゼネコンの呪縛を読んでいるのですが、ちゃんと週初に読んでおけばよかったなあと後悔。いや、読んでても昨日の不動産株の急落と今日の続落は読めなかったと思うんですが、もう日本はずっと駄目じゃないかと暗くなるような中身で、もっと早い段階で不動産に素直にネガティブになれていたかもしれません。

今日のREITマーケットは全体まちまち、物流REITが終日好調で、ホテルREITがボロボロ。ホテルがダメだったのはコロナ再拡大の予兆もあると思いますが、GOTOキャンペーンが何かがトラブっていることや、そもそも今のRevPARだとホテルREITがどのくらいのDPU出せるか今更ながら考えたのだと思います。そんなこと言うと明日は切り返しそうですが、それでもRevPARが-25%でこの投資口価格だとねえ、、、全体まちまちと書いたのは総合型や商業も途中からしっかりと切り返していて、ひょっとして日本株のバリューリバーサルは外国人主導なのでこっちにもお金回ったきたのか?とちょっと淡い期待を抱いたり(日本の機関投資家はTOPIXベンチマークなのでREITを買わないですが、海外のMSCI、FTSE、EPRAの人は不動産とREITに区別なく買ってくる)。

昨日のボロボロだった海外REITは香港が下げ止まり、シンガポールが続落、南アは寄り付きもボロボロだったけど(たぶん政策のせい)なんとか持ち直しつつあり、欧州は全体でマイナスだけど時価総額の大きい住宅はしっかり。今日の終わりの状況はもうアメリカ次第なので何とも予測できない難しいマーケット。こういう時は何も考えずに寝るに越しことはないですが、この辺で浅い押し目を入れたいスケベ心が出てきます。うーむ。