商品市場は盛り上がってますが、、、

鉄鋼も木材も超絶上昇してるとREITに身も心も捧げたつもりでもモヤモヤする。inzaiです、こんばんわ。

鉄鋼は昨年秋以降でもアナリストが執拗に「リストラが足りない」と叩いていてそれでも下がらず、会社側が黒字決算出してきたところが転換点。そこからは買い増し買い増しの流れ。その流れに乗ったかどうかはノーコメントでお願いします。

そんな話はさておき、マーケットはインフレ相場になりつつあります。名目金利があまり動かないのに木材、原油、暗号資産の軽い動き。いよいよ調整前の最後の噴き上げといったところでしょうか。REITも日本も海外も出遅れセクターがガツンと上がってますが、商業はともかくホテルはやり過ぎ感も強い。昨年は分配金ほぼゼロだったし、今年も分配金はほとんど出ないでしょう。その次あたりはワクチン次第で強いマーケットが予想されますがそれだって一時的な反動であり、しばらくしたら2019年に戻ります。その逸失利益を考慮したらホテルこんなバリュエーションで良いの?ほかの銘柄で分配金もらった方がマシじゃない?という気もしますがマーケットはイケイケですね。

GW明けからどんな動きが出てくるか、出足は鈍いので案外平穏な5月になるかもしれませんけど、6月にFTSEのイベントが終わって、いよいよガチのマーケットが始まります。金融緩和の出口が見えてきて物件もでてくるでしょうからそこで買うためのファイナンスが殺到するとJ-REITとしてはきつい。逆に緩和が終わる気配なければこの水準ならずっと横ばいもありかと。

テールリスクですが一番嫌なのはやはりインフレ。もはやインフレ懸念自体が神話の世界の話であり、ぶっちゃけ私も経験したことありません。日本はずっとデフレファイターだったし、米国も金利上昇でインフレを抑える術を忘れた感じ。中国は今に始まった話でもない。こういう時にインフレが止まらなかったらどんな世界になるんでしょう。コモディティはまさかの動きになってて、まあ過去の事例だとコモディティだけ盛り上がって終わりなんですが、いざリスクが見えてくると円高?円安?それすら分からない。ドキドキしますね!