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日本リテールファンドが3物件売却、NBFが大阪のオフィスを取得…

よっしゃー、不動産ETF底値で拾ったったでー!>約定 3口。inzaiです、こんばんわ。そんなに狙ったつもりもなかったのに内出来とは。このもやもや感、久々です。

さて、本日、悲しいニュースがありました。日本リテールファンドが3物件(G DINING札幌、Gビル神宮前04、同G5)を65.6億円で売却しました。売却損は出てませんが、鑑定評価額70.9億円に対して7.5%ディスカウント。J-REITは鑑定評価額より下で買うことが多いので売る時は安くても仕方ない、なんて思うはずはなく、REITが安く買ってるのは鑑定評価額の差額をなんちゃって含み益として計上したいがためで、実態は実勢以上の高値買いも多いので、こんなに安く売ることは甚だ残念です。このGビルシリーズは買ってからリーシング始めたり(埋まるまで赤字)、リーシングしても進まなかったり、そもそも日本リテールファンドの配当利回りからすると保有してもアップサイドも寄与しなかったり(リテールファンドの評価が変わるほど都市型物件を揃えれば別ですが)、そもそもGビルってガンダムシリーズかよ!みたいな突っ込みもあり(この前ブルガリが退去した旗艦物件でありGYREジャイルのGらしい)評判悪かった物件ですが売却しちゃうようで、「だから言ったじゃない!」という声が沢山ありそう(個人的見解です)。前回のJ-REIT分析でも地に足をつけたファイナンスを期待します、と書いたようにどっか浮ついた雰囲気がこのREITの評価を下げてるんだよなあ(こじんて(ry)。

あと、NBFが大阪は堺筋のオフィスを追加取得しました。堺筋本町センタービル。月末に買うのはちょっと前にコミットしており株価も期待する動きもちらほら出てましたが、その結果が本町なのか正気かこれ。評価額のCR5.1%ってもうそんな時代なのか。ひょっとしてグランフロントって4.5%くらいなのか。賃料単価が安いのでその分のボーナスもあるのかもしれませんが、前期の稼働率80%、リリース時85%で、想定稼働率93%ってそんなバリュエーションで買っちゃうのか。いけいけだな。これで100%保有になってNBF堺筋本町になるのかもしれませんし、今回買った方がシェア大きいけどほぼ既存分と同じ価格なのはお得感ありますが、基準階面積470坪って胸張ってますが、テナントが50近くに分かれている中でもはやワンフロア面積なんて意味ないだろうに。なんとも評価しづらい。少なくとも褒めるところなんて何もありませんが、ボコボコの評価ということもなく。こうスカッとした物件取得って出ないもんですかねえ。

イオンリートが着々と物件を仕込んでるようで

ばんわ!inzaiです。こう忘年会が続くとサイゼリヤとかでほっとしたくなります。ミラノドリア食いたい。なお今日のコースは野菜皆無でした。こういう店の酒はいまいちなのでビールオンリー。メタボ一直線なう。

さて、外部売却したイオン物件を買い戻したいと言ってたイオンリートが着々とイオンを買い戻しているようです。フロンティアリートの秦野、日本リテールファンドの大垣と立て続けに取得。いやまあ、イオンリートが買うかどうかは分からないですが(買主は明示されていない)、どう考えてもイオングループ以外が取得するわけがない。ひょっとしたらリートに物件拠出を強いられるイオンモールやイオンリテールがCF確保のために手を出している可能性が絶対にゼロとは言えませんが、まあ極めて低いでしょう。正直、ここまで愚直にやるとは思ってませんでした。イオンリートにはプラスですし、既存のリートにもプラス。イトーヨーカドーに少しは見習ってほしい。

日本リテールファンドの評価が急上昇!!(自分の中で)

日本リテールファンドの資産規模ってどれくらいだっけなあとまじまじでHP見て気付きました。

トピックスのところに

「今年の夏は暑い期間が長く、秋が短いような気がしますね。
TOPページを、秋バージョンに変更しました。」

こんなあいさつが。

かわいいなあ(やってることエグイのに(いや、昔に比べればかわいいものか))。

99%おっさんが書いた文章だとは思いますが。

最近はHP訪問しても数字しか見なくなってましたが、最寄りの日本リテールファンド物件検索機能があったり、US-REITのサイモンプロパティとかPublic storageのようにややユーザー向けのコンテンツが増えているようです。

(US-REITの場合は逆に物件一覧とか取得価格が見れなくて投資家として不便な面もなきにしもあらず、というか日本の不動産会社と同じっちゃ同じなのですが)

仕組みの違う影響もあり、アメリカに比べるとJ-REITは自らは物件オーナーという意識が強く、運営とは一歩距離を置くことが多いのですが、こういうのは良いですね。福岡REITのように「俺が福岡盛り上げる」という心意気を持ったREITが増えてくれると、業界はもっと発展していくと思います。

このブログも世間の方々にJ-REITについて良いことも悪いことも今以上に伝えたい、そういう気持ちで作られております(10%くらい)。

もっと下品なブログになる予定だったのになあ。

日本リテールファンドのPO結果&自民党総裁選が間近!!

はいはい!めっきり涼しくなって日本酒が旨い季節になってきました!inzaiです。こんばんは!一気にテンション上がってきました。

ビールが山ほど残ってますが、鍋やるときにまとめて消費できる!きっと!!

というわけで、(自分の中での)シーズン一発目は獺祭 純米大吟醸50です。いやー、この吟醸香、最高ですな。ひと夏超えてしまいましたが、無問題。この爽やかな飲み口、いまの気温なら汗かかないでいくらでも呑めます。

それはそうと日本リテールファンドのPO価格は128,310円で決まりました。利回りは5.94%。個人的にはそんなもんじゃね?と思いますが、REIT側からすると忸怩たる思いもあるかもしれません。

先日POした積水ハウスSIと利回り格差はわずか0.1%。資産規模、スポンサーネーム(不動産業界ではなく一般的な認知度として)では圧倒しているのにこの評価。8月まで14万円を伺おうかという価格推移だったのにPOに踏み切ってみればいつもの日本リテールファンド。。

まあ色々としょうがないと思います。

商業REIT最大のライバルとなりかねないイオンのREITがいつ上場するか分からない上に(日本リテールのイオンのいくつかから撤退する可能性もゼロじゃないし)、同じ長期安定契約という意味では競合(しかも業界ではトップの地位)の物流REITであるGLP、そして世界の物流施設の雄であるプロロジスが「日本のビジネスだけLTV高いから何とかしたいんだよねー。年末くらいに何かやっちゃうかも」と言いだしており、日経新聞が報道しているように大和ハウスも「大和ハウスレジだけなじゃく物流REITもやっちゃうぜ」という状況。景気が下に向かおうとしているこの時点で商業はちょっと嫌ですよね。。

あとマーケットは動かない展開になってますが、自民党総裁選には要注意。石破が一回目で過半数超えるか(その場合は本当に安部を登用するのか?)、決算投票なら安部で債券市場にマイナス、株にはまずポジティブな反応といったところ。石破が勝った場合の見方はマチマチ。財政規律を意識して保守的という見方もありますが、安部を登用すれば基本的にイケイケ。

民主がいつまでしがみつくのかは分かりませんが、なるべくスマートに決めてほしいもんです。
どうせ負けるの分かってる人間が国を代表しても一銭の得にもならんことに気づいてくれないものか。

東京海上の通貨選択型J-REITが爆売れ&日本リテールが博多リバレインを売却

一昨年の上昇相場の主人公、昨年の下落相場のダークヒーローだった東京海上アセット(販売会社:野村證券)の通貨選択型J-REITファンドがいきなりお金を集め始めました。

2011年9月から販売再開したものの、泣かず飛ばず(たぶん投信の販売規制の議論が盛り上がったせいじゃないかと)だったのに、先週だけで50億円くらい集めてるんじゃないかと。他の主要J-REITの残高がほ市場変動を除けばぼ変化なかったことを考えると、国内の主役は完全にこの人。

販売会社が期末前に積極営業に出たのか、外国人の買いで盛り上がったところに自発的に集まったのか。年度末まで続きそうな勢いです。しかも、今日も日銀買ってるし。まだ出番じゃないよ。3月まで待ってください。

そんなこんなで新年度に入ったら分かりませんが、下値は意外に固いかも。ポートフォリオは十分含み益出ているが、簿価が低いので手放すのがもったいくらい配当利回り高いんで悩ましい。

それはそうと、日本リテールファンドが最大の問題物件を売却。2007年8月に東神開発(高島屋が入ってるショッピングセンターを運営している会社)に半分売った時は72億円だったのに、5年後の2012年にもう半分を売却したときの値段は18億円。

18億円・・・?

減損じゃん。いや、時間の問題だったけど、鑑定価格27億円に対し、ずいぶんと気前良く安く売ったなあという感想です。信じられないのは三菱UBSリアルティか鑑定会社なのか。

というわけで、浅い内容で申し訳ないですが、まだまだ仕事が残っているので。。。