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インヴィンシブルに何を期待するのか

今更と言う感じですがインヴィンシブル雑感。

オペレーターが賃料払えなくなったらデフォルトだし、オペレーターが営業続けれたければ何らかの見返りがあって然るべきだし、インヴィシブルのポートフォリオは後継テナントが見つかる立地だし、多少のダウンタイムは仕方がない、それは投資家が負担すべき責任、というシナリオもあるかなと覚悟決めてたら、固定賃料減免、BMフィーも負担という泥沼に引きずり込まれて何それ?というのが現状。

だって、コロナがどうなるか分からんし、MHMなんて中国に強いだけで国内では(そもそもホテルのスペックが)いまいちだし、内部留保と負ののれんで買収したいREITあるだろうから、ここはばっさり介錯して欲しかった。

どうせフォートレスなんだからごねるんだろうなあと思ってたがこっちの方向でごねるのはちょっと想定外。ホテルから住宅やオフィスに用途変更したら賃料3割減りそうな鑑定なんでひどい結果になるのはほんとに覚悟してたけど、まさか無理矢理延命させてくるなんてなあ。

ただ、緊急事態宣言が早めに解消されそうなんで、結果オーライになりそう。まずは従来予想の年間3400円の半分、1700円を目指す感じ。利回りは7%ちょっと。緊急事態宣言明けは安値競争なんでしょうけど、1年以内にふっこう割みたいなのも出るでしょう。コロナの再輸入?それ本命シナリオだと思いますし、第5波くらいありそうですが、のんびりいくしかないか。

 

インヴィンシブルの利回りが0.2%に

ツイッターで盛り上がってるからインヴィンシブルの件はスルーで良いかなと思った陰キャのinzaiです、こんばんわ。自分じゃなくてもいいならと遠慮しちゃうし、もちろん三人組の会話は苦手です。

本日はLand Secの決算の方がえぐいのでそっちを掘り下げるのもありですが、記念的に本日S安となったインヴィンシブルを。

インヴィンシブルのスポンサーはソフトバンク傘下のフォートレスで、インヴィンシブルが保有するホテルのオペレーターの大半はフォートレス傘下のマイステイズ。なのでインヴィンシブルがホテルオペレーターからもらう賃料はスポンサーの匙加減なわけでバリバリ利害関係人なのですが賃貸借契約があるから変なことにはならない、

そう思ってた時期が私にもありました。

しかし、現実はむべなるかな。賃貸借契約に基づいて賃料もらったらホテルオペレーターが破綻しちゃうから固定賃料は免除しちゃうね、建物の維持管理費用もREITが負担しまーすと言い出しました。もちろんREITの投資家への配当はごっそり減ります。7年間は年間3400円を維持すると大見え切ってたのに、上期の予想分配金は60円。利回りは0.2%。

このご時世だからしょうがない思いたいですが、聞くところによるとインヴィンシブルの保有物件でこんなことを言い出しているのはスポンサー系のホテルのみ。なんかもうちょっとバランス良く出来ないものかなあと思うし、そんなんだったらオペレーターチェンジの権利は留保して欲しい。あと来年あたりにここで免除した分を取り返すような条件も欲しい。そういうの一切なしでこんなこと言われてもねえ。

でもインヴィンシブルがスポンサーから買うホテルはもう2物件しかないんですよ。山ほどパイプラインあった時はインヴィンシブルがスポンサーから高値で物件買うために何となく協力してたっぽいですが、正直、スポンサーにとってREITはどうでも良い存在なのかもしれません。ヴィレッジハウスとどう絡めようかくらいしか考えてないのかな。インヴィンシブルをホテルと住宅に分割して、住宅の方にヴィレッジハウス突っ込んだりしてね。誰もまともに相手してないREITだから個人的には面白いと思うんですが、あまりに行動読めないのもねえ。

本日の騰落率トップはGLP(2018年4月18日)

東証REIT指数 1704.99 前日比+0.99%
GLP投資法人  前日比+2.39%
インヴィンシブル投資法人 前日比-5.72%

本日トップはGLP。決算良かったけど特にサプライズというほどでもない。あのPO価格でLTV下がったのが好感された?でもそれは計算すればすぐに分かるわけで、、、高く始まった理由は良く分かりません。割安感はあるといえばあるけどずっと前からこの水準なわけで、決算見て数値作って初めて動く投資家もいるということなんでしょうか。

今日は全般的に高利回り銘柄に買いが見られ、引けにかけて一段高。気持ちの良い1日でした。インヴィンシブルを除いて。。。ファンド系がセイムボート出資を外すのはどうだろう。今さらセイムボートしても誰も信頼してないから同じですかね。4月5日4月12日とトップを取って上昇基調だったのにこの素っ高値で外してくるとは。ソフトバンクの申告漏れと関係あるんでしょうか。7%下げるって日興さんもヘッジファンドに上手くはめられなかったんでしょうかね。

本日の騰落率トップはインヴィンシブル(2018年4月12日)

東証REIT指数 1708.26 前日比+0.64%
インヴィンシブル投資法人 前日比+2.94%
ザイマックス・リート投資法人 前日比-0.43%

J-REITにはかなり大きなバスケットが入りましたが思ったより伸びなかった。いや、昨今の売り圧力考えればこれだけ上昇すれば十分か。日本株もフラフラしているし難しい局面です。丁寧にやるかしかない。

本日のトップは4月5日に続いて、インヴィンシブル。派手だけどしっかりやることやってるREIT。派手面で言えば2017年の不動産市場で最大の取引となったシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル。GICとの共同取得だし、SPCでレバレッジを二重に効かせているし、1室1億円だし、気に食わない点も多いけど、そうしないと買えない規模の物件だししょうがない。そこまで突っ張って成長する必要はないしリスク大きいと思ってますがそういう人がいないとマーケットが盛り上がらない。その裏でオフィスや効率の悪い小型物件を次々と売却。やるとなったらトコトンやる。この辺りの思い切りの良さも好きです。分配金利回りが5.6%と高いのはどうせファイナンスして希薄化するんでしょ?という冷めた目線が多いから。このあたり、希薄化してもそこまでダウンサイドないだろ割り切るか、キャピタルゲインの機会を失うことを恐れるか難しい銘柄。

 

本日の騰落率トップはインヴィンシブル

東証REIT指数 1699.60 前日比+0.19%
インヴィンシブル 前日比+1.79%
いちごホテル 前日比-1.46%

まず謝罪。昨日の記事で最下位はケネディクスレジと書きましたが日本リートの間違いです。修正済み。申し訳ございませぬ。

本日の騰落率トップはホテルREIT2番手のインヴィンシブル。フォートレスという米系ファンドがスポンサーのイケイケREITでしたが、ソフトバンクがビジョンファンドをしっかりやるためのファンド事業部隊欲しさにフォートレスを買収したので、特に興味なかったであろうこの不動産事業もまとめてソフトバンク傘下となりました。

スポンサーがイケイケ過ぎてものすごい勢いで不動産を仕込んでものすごい勢い(と価格)でREITに売却してくるため、結構ドン引きな人も多かったと思うのですが、これまでのところその勢いが吉と出てます。2016年、2017年のホテル需給がもっともタイトな時期に取得した反動が出ており、前年比の稼働率や売上がマイナスのホテルも目立ちますが、それでもあの時期に頑張ったからこそホテル事業としての基盤を築けたのは大きい。ビジネスホテルからフルサービスまでラインナップも揃いつつあります。突っ込みどころも多いけどね!この辺は、次にトップを取ったら追記していきます。