最近、地震が少ないですね。飲めるうちに飲んでおこう。inzaiです、こんばんは。
2011年5月16日に販売停止したとき、東京海上の通貨選択型J-REIT9本の残高は1100億円まで積み上がってました。その後、株安、通貨安、そして「自分で自分の首を締める」高い利回りを維持するために元本を払い戻した結果、残高はほぼ半分まで減少。
ところが2月から再び爆売れした結果、残高は1000億円間近に迫ってます。2月、3月の投信残高を見ると資金流入のざっくり8割がこの投信によるものじゃないかという印象を受けるほど独り勝ち。あとは住信のJ-REITファンドがちょこっと売れているくらいでしょうか。
東京海上さん、これからどうするのでしょうか?J-REITの時価総額の10%を占める3000億円ファンドを目指すのか、もしくは大人しく売り止めるのか。
このペースだとGW前には前回同様の残高になります。前と同じく5月に売り止める気なのでしょうか?いや、これからのIPOでガツガツ主幹事取るべく、販売会社の野村證券がそれを許さないかもしれない(インサイダーで反省していれば別ですが)。
その気になれば積み上げることは問題ないのでしょうし、確か残高上限を引き上げていたような気もするのですが(それはDIAMでしたっけ?)、やっぱ市場規模を考えると1000億円が関の山じゃないかあと思います。
いずれにせよ、このファンドが鈍るとJ-REIT市場はちょっとお休みかも。昨日、今日とまとまったバスケット売りを消化できないのは野村證券が自粛しているから、そういった背景もあるかもしれません(某経済新聞風に結論丸投げ)。