月別アーカイブ: 2014年10月

さて、あと2カ月

守備妨害っちゃ守備妨害なんであれを見逃すのはどうかと思うがそこでゲームセットてのも後味が非常に悪い。inzaiです。こんばんわ。ってかサファテが悪い。CSから制球定まってませんでしたもんね。

そんなことよりFOMCがホーキッシュでもう109円です。株価もそうですがここでダブルトップと見るか仕切り直しと見るか悩ましいところ。一発目で逃げ損ねたのに命拾いしたという意味ではおとなしく手仕舞いしておくところなのか。バリュエーション的にも中途半端なところなので休む方が良い気がしてます。

年末にかけてNISAの出動もあるでしょうしもうちょっと引っ張ってから判断したい気もありますが、14500円のところは上手く拾えたので昔のポジションは閉じておきますか。。決算は悪くないのですが反応がイケイケ過ぎる。ミスるとポジション作れず長い休みになりそうなんですが。。

REITがいろいろ忙しい件

阪神はミスが悉く致命傷になってますね。接戦だからこそ余計に目立ちます。そういう試合だからこそ勝負のあやというのが浮かび上がってて超面白い。でも明石の走塁はしゃあない。普通刺せるであれは。inzaiです。こんばんわ。ってか谷垣さん何言ってんの?解散とか間違っても言っちゃあかんでしょう。

えー、REITのニュースが沢山出てます。

ケネディクスがプレミア投資法人に参画。弱点を補い合う関係と見ることもできなくはないのですが、プレミア(NTT都市開発)の大型物件のリーシング力の低さ、ケネディクスの大型物件のリーシング力の弱さ、肝心なところが埋まってません。それでも前に進んでいる時点でマイナスではないのかな。NTT都市開発がケン・コーポの持ち分を完全取得することはありかなと思ってましたが、こういうシナリオは考えてもみませんでした。やっぱお役所仕事な社風で頭使うの好きじゃないんですかね。プレミア前社長の安武氏がスペースデザイン経由でプレミア復活だと面白い。トップリートとケネディクスだったら脱SMBC的に意味深でしたがそこらへんはこれからの話なのか。

日本リートの350億円弱のバルク。ああー、超えてはいけない一線を越えてしまったような。そんなにポートフォリオが悪くなったように見えないのは元々がアレだからというのもあったのかもしれませんが、それでもIPOのポートフォリオは潰しが効く物件入ってたのに。時代をうまく味方につけているからこそ成立したディールではないか。まさにこれからお手並み拝見といきたいところ。そこそこ上手くやっちゃいそうでそれはそれで楽しみもあります。自分でリスクは取りたくないけれど。

トーセイ・リート。これを見ると時代を感じます。NBFだってこういう時代があったんや的な。東誠不動産がそもそも懐かしい響き。トーセイがシンガポールに上場したのは何か意味があったのだろうか。REITは築20年の物件を揃えてきました。配当利回りは5.5%。なんだかんだでリーマンショックを生き残った新興不動産(不動産証券化的な意味で)で大事なところは外さないイメージですが、随分とまあ玄人受けしそうなところを持て来ました。ケネディクスのように運用力をアピールしてほしいところですが、トーセイは仕込みの価格で勝負してそうな気もします。まあ今時ポートフォリオ稼働率でバリュエーションしている人なんていないからいいのか。

ヒューリックリートの公募増資。マジでやってくれました。成長性を織り込んだバリュエーションを全面に押し出しちゃいました。しかも成長が実現するのは年単位で先とかマーケットを舐めてるとしか思えない。もう一回舐めようもんならケネやUURより下の位置付けになっちゃうかもしれん。日コマのように資産規模はあるけど割高感あふれるポートフォリオとか。まだ一回のお手付きではそこまでいかないけど。

日本ヘルスケア投資法人。正気か?将来性が見えないのですが、大和証券オフィスがまぐれじゃないかどうかはこのREITではっきりするんでしょう。パッと見た感じはまだそんなでもないですが3年後のポートフォリオを明確にイメージできる人がいたら教えて欲しい。

ジャパンホテルリート。海浜幕張のフルサービスホテル。分かるような分からないような。ウェディング&リサ&トパーズ。ここ数年間はあんまり見かけないネームです。今の不動産マーケットがよくわかりますね。

胃が痛い環境になってきました。。。

またGPIFか、、

最後の今宮のショートゴロは際どかった、というかサファテってあんなにプレッシャーに弱かったっけ?inzaiです、こんばんわ。

木曜日に何買うか悩んで金曜日に電力、自動車、建設と結局全部買ってしまったのですが、今日はマーケットは何でしょうかね。金曜夜の米国が大きくリバウンドしたので「勝ったな」「ああ」と脳内で繰り広げられてたところまでは良かったのですが、あの値幅でこの出来高かよって気持ち悪さがあった一日でした。あまりの違和感にこれは回転のチャンスと言わんばかりにJ-REITも一部売りました。1600ptでまた買い直せるといいなあと思う一方で、米ドル、豪ドルあたりはまだロングポジション張ってもいいかなあなんて考えてます。外国株式も悩ましくて東南アジア株は高値からきっちり下げてきて一発拾うにはいいところですが、負ける時ってこういう中途半端なところで手を出してズルズルとナンピンするときなんですよね。せめて最初の3日で含み益がないと死を見るパターンが多い、ってかさすがに最近はそんな経験もしてませんが。

それはさておき、またGPIFの話が出てます。もういいやろう、と思う反面でマーケットはきっちり反応してくるのでやりにくい。FEDのコメントみたいになってきました。マーケットはブンブン振り回されます。株式増やすのはいいですが、なんというか負担激増世代としては年金支給額のフィードバックをもうちょっと明確にやって欲しいもんです。どうせ上手くいかないなら博打やってもいいと思いますし、EM株ガッツリ買ってほしい。日本の企業がどこから収益あげるのか考えたら、日本株持ってても海外株持ってても大して変わらない。あ、でもそういう発想なら日本株でもいいのか。

このワクワク感、久しぶりです&ヒューリック

この時期になるといつも同じこと書きますがプロの真剣勝負って熱いですよね。inzaiです、こんばんわ。

1アウト満塁、フルカウントから柳田にボールになるフォーク投げて三振ってマジですか。次は今宮だし中途半端に投げて打たれるよりは四球でいいやって判断かもしれませんが、あそこしかないってボールでした。昨日の阿部を三振に切った阪神の左(高宮でしたっけ?)も痺れましたし、ほんとこの時期楽しいです。

えー、マーケットは惨憺たる有り様でここまで底が見えない動きも久々です。平均的にボラティリティがあった方が動きやすいのですが、ここ数年はボラティリティのボラティリティが激しいのが平常運転になってますね。ダイナミックヘッジとか一般的になってて数年前とはマーケットマイクロストラクチャーが変わってしまってるんでしょう、きっと。そんなこんなで10月7日にやばい感じしかしないって書いてからずっと静観してたのですが、ここま深い谷になるとは思ってませんでした。何がダメって全部ダメ。良いところが一つも見つかりません。昨夜の米債はまさにパニック。さすがにロスカットは一巡したと思いたいですが、流動性もかなり落ちてしまったでしょうし立ち直りも時間かかりそう。

なお、私は半分しか使ってなかったNISA口座をそろそろ使おうかなとワクワクしております。50万円で何ができるんやって感じですが、なんというか意思表明です。ここで勝負行きますよって。いまの状況でいうとポートフォリオ全体のキャッシュ比率が40%とちょっと低い、というか最近逆張りしてたコモディティのせいでお金が減っててその辺はさすがに大崩れしてないので悪くはないのですが、不動産とマザーズは中途半端に利食いしてそのまま放置してた分がやられてます。不動産の含み損とマザーズの含み益で損益トントンになってしまいました。海外リートもトントン。J-REITはそもそも下がってませんしね。ドル円はまあ105円で利益確定して上がって下がってくるのを見てただけ。ドル建負債があるから一定額以上は減らせないんすよ!時価はほぼ年初来までのところに戻ってきました。小銭稼ぎにいってやられるパターンすわ。年初が16000円だったことを考えると悪くはないですが何の慰めにもなりません。

で、ここから何を買うかって話です。急落前に一番欲しかったのはゼネコン、円安で自動車、海外REITは淡々と買い増しで動いていたのですが、アメリカのMLPとはハイイールドがドカンと調整したのでそっちを買ってもいいかなー、とか日本の電力・ガスセクターもいいなと。逆張りでは原油セクターと原油そのものですが穀物でいまいちリズム乗れなかったのでしばらく距離おこうかなと。米株はまだ高いってか全てに言えることですが、ここで買うってことはこの調整が大きなサイクルではないことが前提の価格であってどうバリュエーションしても安いというわけじゃないのが難しいところ。さすがに世界がガチャガチャしてる中で15500円の浅いところで押すなんて毛頭考えませんでしたが、ここまで来てもまだこんなバリュエーションってのは衝撃的です。ここで見送ってしまうと年内に取り返せない可能性も高いので負けたくなければそろそろ行かねばならんのですが悩む。

それはそうと2日で最大10%くらいまで下がったヒューリックリートですが誰かの尻尾を踏んじゃった感じですね。一人か二人目立った人が売りたたいています。まるで4月の積水ハウスSIの公募増資を見るようです。スポンサーからの高値買い、LTV引き上げ、減配というハットトリックを決めてしまったのが直接の原因ですが、あれはちょっと説明が足りてない部分も多いと思うのです、ってか不動産よく分かってないから他人に説明できないのかもしれませんが色々と頑張らないといけないところで手を抜いちゃった感じ。もちろん大きな話としてみんながLTV下げてる時期にLTV引き上げて配当金あれだけ?ってのは最大の理由です。下がるときには下がってきた株なんだから謙虚に生きないといかんのでは。売る人はとことん売ってくるのでまだ油断は禁物ですが。。。

あーやばす&積水ハウスSIの公募増資

キャンペーン価格から3000円引きでkindle買ったけど案の定開封していない、inzaiです。

今日の日銀決定会合後の株価アクションはヒヤリとしました。Bloombergの記事と相まって一気に催促相場が来た感じ。会合関係者が消費減速認めてるのに黒田さんだけが突っ張ってる感じなので、次の会合では追加緩和でないと景気はかなり減速する、そういうトーンが急速に台頭してきました。なんか年末に向けてまずは調整局面一発目か。

そんなにお偉いさんが言うほど消費が弱いのか微妙なところで、中期的な見通しを立てるにはもう少し数字がみたい。都心部が強くて地方が弱いなんてのはもう構造的なものなのでアメリカと同じく二極化すればいいじゃないか、というかそれ以外のシナリオって、富裕層も生活苦しくなることしか思い浮かばないし。まあ、選挙とか考えると地方復活しないと政権は安定しないとかそういうの考え出すともう日本は悲観シナリオしかないですからね。何もみんなで沈まなくてもなあ。

旧態依然の社会経済しかなく、需要を喚起できるようなビジネスの台頭なんて地方じゃ起きようがない、そういう才覚があれば都心に来てやってるよ、というのが今のビジネス環境だと思います。イオンが苦しめる企業があるという話は、イオンの手が届かないところを攻めた結果なので、それをもって地方にも元気な会社があるってのは違うと思うのです。J-REITに投資している時点で地方の緩やかに沈み行く社会からの美味しいところを吸い取っているクズ野郎だと自分で認識してますが、ほんと地方は何も期待できません。ベタですが技術持ってニッチでやってる会社だけが都心から離れてやってけるのでしょうね。こういう評論家じみたことは言いたくないのですが、この問題だけはほんとこの解決しか思い浮かびません。

そういえば積水ハウスSIがPOを発表しました。配当金横ばい、LTV引き下げってのは優良REITならではの余裕でしょうか。北海道の3物件はやたらグレード高い。大通のなんてカーテンウォールじゃないのかこれ。恵比寿は驚きの価格。目まいがしました。さすがにこれは厳しいやろと。品川、森下、福岡はボチボチか。景気が良くなってきたのか、普通に物件作ればいいのにちょこちょこ余計なことしている気がします。時価総額1000億円までもうちょっと。頑張ってほしいもんです。今回は前回のような需給の崩れはないと信じたいもんです。。。