ケネディクス・リートの兜町日興ビルからSMBC日興証券が退去…だと…

こんばんは!ご無沙汰しております!!inzaiです!!!

山場を越えて(今年何回目だ)テンション高いです。当面は、まともな人間らしい勤務時間に戻りますので、このブログも従来通りJ-REITのブログとして運営していきます。

で、タイトルのリリースですが、久々に「うえっ!?」って声が出ました。

だって、このビルは2011年末にAIGエジソンから取得した日興ビルシリーズの旗艦物件で、テナントは当然ながらSMBC日興証券おひとり様使用。

そして、SMBC日興証券といえば、ケネディクス・リートのメインバンク(最大レンダーという意味で)であらせらる三井住友銀行の100%子会社。当リートのスポンサーであるケネディクスのメインバンクでもございます。

ケネディクス・リートが日興ビルシリーズを取得する際には、その辺の関係に期待した投資家も多く、そのことをアピールしていたとも言われるのですが…。

まさか、取得から5ヶ月で退去されるとは…。賃貸面積ベースでポートフォリオの2.4%、茅場町で日興証券の1棟借りってことは2万円前半を優に超えているでしょうから、収入ベースでは間違いなく3%以上の減収要因ではないかと。

しかもきっちり半年前解約予告とか血も涙もない。さすが三井住友銀行。

配当金へのインパクトはざっくり500円くらいか。DPS9300円の会社なのに…今年4月に31万円を超えてから急落した株価の背景に何があったのか分かりませんが、これも一つの話として流れていたのでしょうか。

正直、このリリースを確認した時に最初に思ったのは「うわあ…内田社長、就任して初めての決算発表にこれか…きついで宮島さん」ということ。最後の方は一部の投資家の信頼を失っていたとはいえ、ベテラン社長を引き継ぐだけでかなりの重圧があるものなのに、その上でこのイベント。私なら会社休むこと請け合い。

それにしてもここに入居してた日興SMBCはどこに移転するんでしょうか?丸ビルなのか新川なのか。そして移転先を探しているという某金融機関にとっては、手頃な感じではないかと思うのですが…ある意味、ここの空きがどうやって埋まるのかは今のマーケットの試金石かもしれません。

あと、アクティビアの価格決定も今日でしたっけ?