J-REIT分析 2016年1月2日

今年の目標はとりあえず年間収益プラスで。inzaiです、こんばんわ。とりあえず昨年分の負けは取り戻したいです。正直、大勝ちするのは難しいマーケットが続くと思ってますし、去年も同じようなこと言ってますが、米国の利上げ後のマーケットはまだ極めを要する時間なので1月は動きにくいですし、来年度に直結する3Q決算の状況は見たいので2月は動きにくいし、ここまで動かないとすると3月にいきなり動くことは想定しにくいし、4月はちょっと期待できるものの、5月の本決算&来年度の数字は弱いものが出そうな気がしますし、6月になると選挙の話が出始めてUKでもEU離脱の話あるかもしれないし、7月は参院選の結果出るまで動きたくないし、8月は夏休みで頭使いたくないし、9月は旅行シーズンだし、10月は日銀の追加緩和あるかもしれないし、11月は米大統領選挙だし、12月は今更無理してもしょうがないってことでどうにも難しいです。ただ、こうやって羅列してみると、ダウンサイドリスクがあんまりなさそう。山を超えることで溜まったエネルギーは大分と放出されている感じはあるので損しなければ何とかなる相場なのかもしれません。去年もそうやって油断してて一気に下に持っていかれたんですけどね!

大納会の東証REIT指数は1747.54ptで2014年末比-7.9%。

個別ではインヴィンシブルを筆頭にプラスは7銘柄。

インヴィンシブル投資法人 40.0%
PBR2倍って恐ろしいことだと思います。しかし株価がすべて。

MCUBS MidCity投資法人 22.4%
ひさびさにスポンサーチェンジ銘柄が出ました!今年も期待!

ジャパン・ホテル・リート投資法人  16.2%
ホテル強い。買ったもん勝ちになってることもありますが降りたら負け(降りかけた時期もありました)。

プレミア投資法人 4.5%
ある意味ではスポンサーチェンジ銘柄。大企業のパワーバランスの難しさなのですかね。

産業ファンド投資法人 3.8%
ど安定の成長シナリオ。流動性がないので下がるときは下がります。

SIA不動産投資法人 2.6%
滑り込みでプラスに。こちらもスポンサーチェンジですがみずほ信託が何がしたいのか分からない。

ジャパンリアルエステイト投資法人 1.2%
やれば出来るじゃんと思ったのは私だけではないはず。

あとの銘柄はマイナスでした。特に成長性がないのに買われていた住宅REITがひどいです。

星野リゾート・リート投資法人 -0.7%
ちょっと物足りない数字。というか買われすぎたのとLTVは上がらないんでしょという微妙な判断でもたつきました。

日本プライムリアルティ投資法人 -1.2%
LTV下げてもこの数字、最後の2カ月で強烈に追い上げました。

アクティビア・プロパティーズ投資法人 -1.9%
あれ?マイナス?もっと強かった印象がありました。大概の物件の立地は良いです。

大和証券オフィス投資法人 -2.8%
こうやって見ると価格はともかくスペックは大事なんだなと。中型オフィスでは実質1位。

日本ビルファンド投資法人 -4.5%
今年は本気出してくれるでしょう。ここがやる気出さないと結局は盛り上がりません。

グローバル・ワン不動産投資法人 -5.3%
ここも実質的にはスポンサーチェンジ。中途半端にやる気あるようで期待が高まりすぎているのは気がかり。そんなに大したことは出来なさそうな。

積水ハウス・リート投資法人 -5.3%
ほんと面白いREITです。実験的な意味で世界のREITの歴史に残っても不思議じゃない。

福岡リート投資法人 -6.5%
インバウンドから外れたような外れてないような。これから福岡は一層激化しそうですね。

東急リアル・エステート投資法人 -6.8%
アクティビアとの差はわずかなんですがそこが大きいです。イケイケの局面ならデベに軍配が上がるのはしょうがない。安定はしてます。

いちごオフィスリート投資法人 -7.3%
うーん、こちらも最後は盛り上がり何とかアウトパフォームです。

オリックス不動産投資法人 -7.3%
うーん、誰かが157,000円で売り続けてるようなチャートです。

ヒューリックリート投資法人 -7.5%
ここまでがアウトパフォーム銘柄です。ほどほどのポートフォリオとほどほどの評価の銘柄が多いですな。

どこか傷があったり、評価され過ぎていた銘柄はマイナスになってます。

日本リテールファンド投資法人 -8.6%
ほぼマーケットパフォーマンス。とてもこの銘柄らしい動きです。良くも悪くも大化けする可能性は皆無。

森ヒルズリート投資法人 -10.1%
年初はちょっと期待が高まりすぎでした。あわやNBF捕まえちゃうよ的なとこまでいきました。

インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人 -10.2%
ここまで来たらのんびりしてても良い気がします。この局面で張り切ると痛い目に会いそう。

日本アコモデーションファンド投資法人 -11.5%
この辺はスポンサーへの期待が大きく高まってましたが、この銘柄は昔から草食です。

フロンティア不動産投資法人 -11.9%
思ったよりも何もなく。この辺に三井不動産系銘柄が並んでいるのは腐っても何ちゃらというやつでしょうか。

GLP投資法人 -12.6%
個人的には一番持ち直してでしょうオブザイヤー。このままいったらどうなるんだ!?という状況でしたが仕上げてきました。今年が正念場。

コンフォリア・レジデンシャル投資法人 -13.0%
マーケットの評価がいまいち定まらない銘柄です。

日本ロジスティクスファンド投資法人 -13.1%
本来であればディフェンシブ銘柄なのですが、ほんと低いLTVとか関係ないですね。

ユナイテッド・アーバン投資法人 -13.2%
さすがに外部成長も息切れ。取得物件に苦しさが垣間見れます。

日本賃貸住宅投資法人 -13.7%
かなり期待を織り込んでた分、裏切られた投資家も多いです。REITに罪はなく、勝手に期待した投資家が悪いのです。

大和ハウス・レジデンシャル投資法人 -13.9%
いつLTV下げるのだろうか。

平和不動産リート投資法人 -14.3%
うーん、ほんとにこのまま行きそうですね。

森トラスト総合リート投資法人 -14.4%
2016年はほんと色々とやってくれました(悪い意味で)。今年もやらかしそうな感じはあります。

トーセイ・リート投資法人 -14.9%
ぶれない。ほんとにぶれない。欲出ないんですかね?

トップリート投資法人 -15.2%
綱渡りからそろそろ卒業してほしい。

日本プロロジスリート投資法人 -16.2%
心の底から不本意でしょうね。私も不本意です。

イオンリート投資法人 -16.3%
そんなに下がったのですか。来年の増税に向けてこちらも正念場。

阪急リート投資法人 -16.4%
こんな下がったっけ?と思いチャートを確認したら大変なことになってました。マーケットが過熱すると流動性のない銘柄はどうしても行きすぎてしまいます。これは宿命。

ケネディクス・オフィス投資法人 -16.5%
オフィスマーケットへの見方を体現したような値動きの1年間でした。お疲れ様としか言いようがありません。

アドバンス・レジデンス投資法人 -17.2%
配当利回り3%切る水準はさすがにアレだったということで最近はかなり落ち着きました。

ジャパンエクセレント投資法人 -17.3%
ケネディクスオフィスと同様の動きに加えて、ちょっと思い切った買い物もあったので。

ケネディクス・レジデンシャル投資法人 -17.3%
東洋ゴム騒動でまだ1年間経ってないのですね。

スターツプロシード投資法人 -18.7%
なんか、もう、色々と。スターツには一切の罪はありません。高値でファイナンスしてたらある意味wktkが止まらない状況でした。

日本リート投資法人 -20.4%
ワーストじゃないんかいと突っ込みたくなります。

積水ハウス・SIレジデンシャル投資法人 -20.4%
2015年頭といえばこの銘柄にとってはもう全てが追い風の時期でした。

大和ハウスリート投資法人 -21.2%
なんと言いますか60万円はいくらなんでも感はありましたけど、今の値段もやや売られすぎな感じもあります。

日本ヘルスケア投資法人 -37.1%
減損になった人もいそうですね。。。

あとは上場してから1年経ってない銘柄です。そんな楽しい感じにはなってません。

ケネディクス商業リート投資法人
IPO価格比では何とかプラスですかね?ファイナンスがあれでした。もったいない。

ヘルスケア&メディカル投資法人
10万円割れると初値から半分も見えてきましたが反発。これだけ下がってこのバリュエーション。あのIPOの価格はさすがに自分を見失いかけました。

サムティ・レジデンシャル投資法人
そんなに悪いと思ってませんが良くもない。普通にやれば良いのにと思いました。

ジャパン・シニアリビング投資法人
うーん。前も書いた気がしますがヘルスケアの中では一番まともだと思ってます。相対比較。

野村不動産マスターファンド投資法人
3285と比べると-4.0%とかなり頑張ってます。一時差異調整の初めての配当が2月にあります。イオンリートみたいなことにはならないですよね?

いちごホテルリート投資法人
順調な出だしです。ネットの評判など何の役にも立たないということですね。

では、今年もよろしくお願いします!