月別アーカイブ: 2022年11月

クソ物件オブザイヤー リート・ファンド関連

今の今のところ、目につくのはこのあたりでしょうか。笑いどころがないので総じて低迷してますが今年は不祥事系が一段と多かったです。下ネタのあれはJ-REITを応援するサイトとしてはあまりにもあれなので自主規制しました。

まず星野リゾートのOMO7セブン大阪。あの土地でホテルやるのか、正気かと大阪中に激震が走った新今宮駅隣接の超好立地のビジネスホテル。でもあの辺の安宿は前からインバウンドの若者が結構泊ってるので外国人はまったく抵抗ないと思います。いずれREITに入って来そうな雰囲気も。私も宿泊しましたが良いホテルです。もし新今宮ディスカウントあるなら絶対にありのホテルです。

野村不動産マスターファンドが一部保有するトリトンにTENGAが移転。晴海の賃料は1万円近くにまで下落していると聞きます。川崎よりも、いや新横浜よりも安い。湾岸タワマンが高騰するエリアと言えども、不便なエリアに対するオフィスマーケットの反応は正直。ところでTENGAってなんだろう。

取得価格ベースでは野村不動産マスターの最大物件、日本電気本社ビル。通称、NECスーパータワー。退去の噂がいつもありますが、NECのコーポレートサイトでがっつり紹介されているこの物件から出るとは思えません。

GLP投資法人が保有するGLP舞洲Ⅱ。放火で全焼。全焼後に見に行きましたが居たたまれない気持ちになりました。早く復活して欲しい。しかし、物流の全焼率は高い、と言うかREIT史上、災害含めて全壊したのは物流と郊外商業だけじゃないか。やはり住宅REITが最強ですね。

一番大きなREIT物件はイオンリートが保有するレイクタウン。イオンモールの最大物件は幕張新都心でお膝元だけにリートには入ってこないだろうから、取手はせめてイオンリートに入ってきて欲しい。

PAGからタカラレーベンリートに売却して欲しい。ってかPAGは自分がREITのスポンサーであることを完全に忘れていると思うし、そのまま思い出さないで欲しい。

これまでのREITの歴史を見るとスポンサーは3社でも上手く経営されません。それなのに20社とか凄すぎる。30年間なにもできなくても驚かない。

楽天モバイルも筋が悪いし、日本ロジテックも筋が悪いけど、担当者ベースの特殊な事例だったと信じたいです。楽天モバイルは人員縮小したり踏んだり蹴ったりですね。

エスコンリートは業務停止になりましたが、REIT業界の反応は「またか」と言う程度でサプライズなし。黎明期はこういうネタもちらほらありましたしね。そう言えば全銀協から金融機関はFAX禁止の通達が来たようです。ついにこれでFAX使うのはいよいよ不動産屋さんだけに。オープンハウスさんがFAXメーカー買収したら盛り上がる。

これまたエスコンリート。上で圧力かけて業務停止になったので、今回は圧力をかけられずその影響で鑑定価格が下がってしまったのかと思ったら、割と契約賃料に基づいた自然な価格下落で吹きました。商圏に比して物件が大きすぎる。不動産の怖いところですね。ピエリ守山みたいに復活して欲しい。

タカラレーベンリートのスポンサーが自主廃業しても問題なくてびっくりしました。当局が柔軟なのはいいことですね。

左の元麻布ヒルズは元々森ヒルズリートが保有してました。歌姫も住んでいた超高級レジ。でもこれから森ビルが高級マンションを大量供給するので手放して正解。マンションの大量供給と言えば晴海フラッグからモデルルームの案内がまだ来るんですがキャンセル住戸でも出たのか。いや、倍率は激高だったのでそんなことはないか。

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