困った時のひふみアカデミー

ほぼ一カ月ぶりとなります。inzaiです。こんばんわ。とても仕事が忙しかった、というわけではないのですが何ででしょう。週末はほとんど家にいなかったのと、疲れが溜まってきてて好奇心とか反射神経とか感動力とかそういうものが鈍ってたせいでしょうか。

投資目線でいえば黒田砲第2弾のところから変わってなくて、突っ張っている感じ。J-REITも不動産もマザーズも自動車もUS-REITもシンガポールREITもエマージングREITも中国株もインフラもドル円も全て突っ張り。ジャパンホテルリートとかケネディクスレジなんか突っ張るにもほどがあるという感じ。トーセイ・リートも明日上場の積水ハウスリートも突っ張っちゃうかみたいな。さすがに懐の遊びが少なくて心が落ち着かないのですが、今日の日本株、中国株を見て降りられるかと言えばNO。

とは言え、やってることと言えば、絶好調なんで無闇矢鱈にドライバーを振り回しているだけの気分で、一方には調子落としたらしばらく立ち直れないないだろうなあと冷めた目で見ている自分もいます。今週末の雇用統計も通過点にしかならなそうですが来年までには1/4くらいキャッシュにしときたいとは思ってます。

悩ましいのは取捨選択をどうするのかさっぱりノーカンなところ。今度こそ米国の利上げで新興国は怖いとかアベノミクスが飽きられて国債利回り上昇とかそんなことを言い出すと軸になるアセットが一つもありません。ドル円だけはガチと思ってますがそれ以外で持ってても安心感のあるアセットが思い当たらない。

そういうわけでひふみアカデミーに行ってきました。今年頭のアカデミーに参加してきて、藤野大先生の大きな視点がそのまま私のビューになり、まあそのビュー自体は追加日銀砲もあり結果的にあまり当たらず短期的なパフォーマンスに露骨で出てますが、それでも精神的な支えになってたことは間違いなく藁にもすがる感じで行ってまいりました。

結論としてはその時よりも思い切ったコメントは減ってたのですが、むしろボトムアップ重視で軸がブレてないという意味ではそれはそれで行った甲斐がありました。なまじ自分が浮足立ってただけに出遅れ銘柄上等というスタンスは自分を落ち着かせるいい薬だったなと。来年のことは年末に考えればいいのですが、いつでも買い戻せるし売ってもいいのかなと。こんな値段で買い戻したくねーよってもの心の奥底にありますけど。とりあえずETNで持ってるマザーズは売ってひふみに乗り換えようかな。売上と時価総額がめちゃくちゃな某銘柄は私も気になってました。

J-REITについて言えば踊る阿呆に見る阿呆ってやつです。インヴィンシブルの6月のPO時点で時代が変わったなあと思ってて、この半年で買ってる物件って含み損になる物件も多いんだろうなあなんてコメントはしてますが、それでも降りるに降りられないマーケット。日銀の追加緩和の後にJ-REIT買っちゃったし!前例のない時代に突っ込みつつありますが、リーマンショック前だって早めに降りた人が幸せだったかと言うとそうでもない。たまたま上手く降りられたポールソンみたいな人もいますが、早めに降りちゃうと中途半端なところで買い戻しちゃうしそれだったら突っ張るかと。そういう開き直りで突っ張りまくりです。心が折れるまで突っ張ると思いますが、結局含み益は飛ばしちゃうんだろうなあ。もちろん年初から全力でJ-REITに突っ張れていれば今ごろそれなりにウハウハでしたがそんなことできるはずもなく資産の1/4くらいかなあ。まさに下手な考え休むになんちゃらって感じです。ここにたどり着くまでにどれだけのボトムアップ系のファンドがJ-REITからドヤ顔で撤退したのだろうか。。