しばしば起こる某掲示板の論争をこうやって貯めている、と言っても「タグあったんだ」って今さら気づく程度ですが、定番テーマで最近のを二つ。
マンション事業は2014年まではデベロッパーの貴重な利益源。リーマン直前に比べると利鞘は限られてますが、なかなか改善しきれないオフィスに比べれば中期的にも不良債権になる見込みもなく、優秀なセクター。
ビジネスソースの振り分けで言えば中古含めた仲介事業の方が上の印象ですが、これも郊外から都心に人が移る東京の最終形態化が進む中、成熟しきったマンションセクターから細く長く利益を取るためのでしょう。裏を返せば、建物の寿命長期化と駅前立地の減少から今後の分譲マンション供給は減少しつつあるのかもしれません。
ただ、ちょっと値段の高騰ぶりには辟易するものがあります。晴美のあれとか豊洲のあれとか。手前味噌ながら飯田橋のように中期的に無限のポテンシャルを抱えるエリアはともかく、超長期的に東京という街が大きく変わらない限り、大昔から埋め立てが進んでいる東京や大阪のエリアを見るまでもなく、あそこに過度に期待するのは大変かと。もっともっと高層ビルを建てまくって教育エリアとして発展させれば良いのでしょうけど、自然発生的に都心から湾岸に人を移転させるのは大変。