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NBFの値決めは明日

最後まで試合見てないが、ひょとしてパッカーズ負けたのか?NFLのサイトを見るのはペイトリオッツ戦まで我慢我慢。ひかりTVで今からキックオフ、たのしみすぐる。

NBFは結局、12月の配当落ち後の安値614,000円まで売り込まれることなく、値決め日を迎えることになった。

11時13分時点では為替も安定している、というか各国の入札が極めて堅調なので、波乱要因は少ない。ギリシャが3/20にデフォルトするかもというコメントが流れたが、ここは実際にならないとCDSを含めたエクスポージャーは見えてこない。全ての要因を織り込んだなんて考えるのは時期尚早。

横道に逸れたが、日本ビルファンドはさすがにここから3万円も下がらないだろう。12月から十分に織り込まれていたこと、小ぶりのPOだったことが需給をタイトにしたと思われる。個人の割り当て比率が高いらしいので、売却可能日である22日以降は注目。これくらいの株価変動に収まれば、ファイナンスはまだまだ続きそうな感じがする。

公募増資予定を開示しているジャパンリアルエステイト(JRE)、昨年のPOもこの時期だった産業ファンド(IIF)、三井不動産に売却益を計上するためのフロンティア(1年半ぶり)、同じく1年半ご無沙汰の日本ロジスティクスあたりは上半期動くのかなあ。日本プライムリアルティ(JPR)や東急リートも可能ならやりたいだろうけど、ちょっと株価軟調だから厳しいかも。

NBFは前日比変わらず

この時期はNFLのプレーオフで毎日が寝不足。昨夜、ひかりTVではセインツ対ライオンズの5000ヤードパサーの対決で大盛り上がり。

NFL史上2人しかいなかった5000ヤードパサーが今期はいきなり3人も登場、しかもセインツのドリュー・ブリーズとライオンズのスタフォードがプレーオフ初戦で対決。それで盛り上がらないわけがない。

ブリーズは途中までパス17回中15回成功と好調で、スタフォードはそれ以上にパスを決めまくる空中戦。QB目線のリプレイでは如何にピンポイントなところに通しているか良く分かる。早い時間帯から4thダウンコンバージョンを果敢に攻めたセインツが最後は押し切ったが、今期のベストゲーム。ブレイディとの5000ヤードパサーの対決が待ち遠しい。ちなみに僕はブレッドソーからのペイトリオッツファンです。

ちなみに公募増資を発表したNBFは寄付で1.5%ほど下げたものの、売り込む動きはなく、むしろ売り板がスカスカになる時間帯もあったほど。マーケット全体が軟調な中で独歩高とはいかないが、引けの買いで前日比トントンまで持って行った。

数字だけ見ると、配当金を維持する程度の公募増資の割には底固い動きだったが、12月に入ってからのNBFの弱さを見ると慌てて買い戻しが入った印象はなくて物足りない。ちょっとバランスが崩れると62万円くらいはすぐに下がるかなあ。

UBSはNBFのレーティングを中立から買いに引き上げたらしいですね。さすが攻めるなあ。

日本ビルファンドが公募増資を発表、4物件/193億円を取得

新年早々にNBFが公募増資を発表。

取得物件は東五反田スクエア、龍角散ビルと既にポートフォリオに入っている新川崎三井ビルと広島袋町ビルディング。4物件とも共有や区分。

8700億円の不動産を保有するNBFとしてはかなり小型のファイナンスとなった。

J-REITがこんな状態なので仕方なく小型にしたのか、三井不動産の決算を作るためにはフロンティアも控えてるのでこの規模にしたのか。

松山のシュロス日銀前や品川の三菱重工ビルも合わせると600億円の大きな物件取得だと言われるとそうなのだが、はっきり言って拍子抜け。

もちろん三井不動産らしくしっかりとしたファイナンスにはなっている。
4物件の取得タイミングを少しずつずらして、分配金15,100円を維持してきたし、48%まで上がったLTVは47%と少しだけ下がった。

でも、三菱重工ビルを取得した時点でどう考えても予想分配金15,100円を超える=公募増資で希薄化してコントロールするのは見えていたし、特にサプライズはない。

むしろ、このオフィスが悪い環境でどこまでポートフォリオに良い物件を入れてくれるかが注目されていた中で、ポートフォリオの核になりそうもない物件の、しかも区分所有権とかちょっとその場しのぎ過ぎる。正直、褒めるところがほとんどない。

ただ、金融庁の空売り規制後、初めての公募増資なので株価がどう動くか分らない。この1ヶ月間はJREと一緒に下げ続けただけにあと5%も下がらないんじゃないかなあと楽観視したり。このPOがあっさり公募価格割れを起こして塩漬けというのはイメージできない。

いずれにせよ、2012年1月~3月は機関投資家の売りと公募増資による需給悪化をどう凌ぐかが勝負。