小雨の厳しい寒さの中、国際フォーラムで開催されたJ-REITフェア2012に参加された方々(いらっしゃった方も開催した方も)、大変お疲れさまでした。
(国際フォーラムの吹き抜けは芸術だと思うのです)
マーケットがHOTなこともあり、「体感的には」前回を大幅に超える3万人くらいの方が来場されたのではないかと思います。
最も個人投資家の呼び込みに成功していると言われるカゴメで15万人。J-REIT最大手のNBFの個人株主数が1.4万人であることを考慮すると、十分な成果ではないでしょうか。
ん?
んんん??
JREITフェアで借りた国際フォーラム6Fは6部屋/合計440名。土曜日は全部屋使ったのが7セッション、半分が1セッション。金曜日は5セッションだがいずれも半分のセッション。
稼働率が7割程度と考えるとセミナーだけでは延べ3000人くらいですか。1Fのセミナー会場も100席くらいでそこそこ稼働していたことを考慮しても、純粋な来場者数は2500人弱に届いたどうかかもしれませんね。
率直な話、同時開催されていた東証IRフェアのが盛り上がってました。出展企業数、その認知度からすれば熱気が劣るのは仕方ないです。
特に来場者の方々にアクセスする点においては、BtoC企業の方が来場者の興味を引きやすいグッズやアメニティを作りやすく、配る方も貰う方も嬉しい品を用意できるのは事実です。
共立メンテナンスの割引券(ホテルじゃなくて上野の居酒屋)、JTのコーヒー等はまさに個人向けビジネスならでは客引きグッズです。
でも、ETFの宣伝していたバークレイズだってチロルチョコ(フロンティア不動産投資法人も作ってましたが、今回は配らなかったのでしょうか?)配ってたり、ペンやメモ帳と言ったありきたりの商品から差別化してるところは社員の士気も高かかったように思います(バークレイズはTシャツ統一してましたね。あれ欲しい)。
横道に逸れますが、言いたいことが一つ。○流に格付される金融機関はこういう時の態度も○流だなと。>○菱○○J投○さん、ETFブースの角地で一番大きなエリアを確保していて、なぜ他のAM会社のブースに比べてガラガラだったのか。社員が奥深くでだべってて、ブースに人が来ても視線すら寄こしやしないとそりゃ誰も寄ってこないっすよ。頼むから業界で盛り上げていきましょうよ。あ、たまたまそういう時間帯だったらコメントしてごめんなさい。
横道から戻る。
それに比べると、ちょっとJ-REITのブースは大人しかったと思います。いまから思うと東証IRフェアの企業担当者は押し売りもかくやという押しでした。名前だけ聞いてくれれば良い、みたいな。そういうがめつさがなかったかなあ。
ちなみに僕が担当者なら、東証IRフェアの出口で客引きします。きっと国際フォーラムの担当者に怒られるでしょうが、大和ハウスのマンション営業者よろしくボード持って立ってるだけでもいいなじゃないかと。
あとはJ-REITというブランドかなあ。そもそもJ-REITって金融商品なのの「私はこれで儲けました!」という人見たことないです。私としては年間40万円の配当金もらうだけで十分なんですが。この指数の水準で100万円くらい含み益もありますし。