このAAを使うべき時がやってきました!!
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昨日、ちょっと宣伝した報告書は、不動産証券化協会が魂込めて作り上げた、「J-REITと日本の不動産の今」。こんなものを無料で出していいのかARES、と言いたくなるようなクオリティです。
業界関係者の方は必読です。社内報告書にそのまま転載できるような内容が盛り沢山です。
ただ、率直なところ、よくこれだけ盛り込んだなという以上の感想は持てません。研究会のメンツが一家言どころか一晩中でも話し続けるような人々ばかりなので、気を遣いすぎたのでしょうか?あらゆる項目が並列されているだけで、どれが重要で政策的に取り組むべきなのか、肝心要のところが示されてない、2013年度の制度変更に向けて不安の残る内容だというのが第一印象です。
内部留保の問題にしろ、利益相反の問題にしろ、US-REITが昔から直面してきた問題を先送りして、とりあえず立ち上げたのがJ-REITです。なので、他国REITが対策をとっている問題も意図的に放置されてきた面があり、世界でもっともイールドギャップ(利回りと国債利回りの差)が高いREITという最もありがたくない称号をいただいているのが現状。
にも関わらず、そういった制度面の違いには目を瞑り、この業界には「J-REITのイールドギャップが世界で一番大きいのは、認知度が低いからだ。宣伝せい!」という精神論が蔓延っております。そして、制度の変更の際には、国交省、金融庁、国税、業界(主に総合デベ)の足並みが揃わず、負ののれんのように「もうにっちもさっちもいかない状況」に追い込まれるまでは、何もできない、しない。
US-REITやA-REITが抱える問題をも解消する世界でもっとも優れたREIT制度を日本から!なんて気持ちはみじんもないでしょう。生活が安定している方々は気楽で良いですねえ(制度変更には関与しない気楽な投資家からの皮肉)。
いずれにしろ私は2013年の制度変更には何も期待しないことにしました。報告書は、アメリカのREITが本国で大きなプレゼンスを持っている理由すら深堀してないので、そんなものに願いを託せる訳がない。
私だったら、個人向け401kの拠出額を拡充して、確定給付年金制度しかない社員にも401kに参加できるようにして、そのうちの何割かは強制的に不動産関連商品に割り当てさせるけど。
マーケットリスク取る人はJ-REIT、分配金だけが欲しい人は私募REITとか。
それが嫌な人は、拠出額を増やせないということでいいじゃないですか。オーストラリアで同じようなことが出来ているのだから、日本で出来ないわけがありません。
どうせパチンコで失うお金だったら、もっと税金を払わないで資産運用できるシステムを拡充させるべきだと思います(昨日、パチスロのBlack Lagoonで2千円勝ちました)。