朝日新聞の記事よると、営業本部長4人、営業部・店長65人、21の営業部が関与。うち、8営業部・店では30人の個人投資家と4法人に社名と時期を教えていたとのこと。
色々おかしいですよね。どのタイミングでどう流れたのか分かりませんが、もうザルじゃないかと。
そもそも公募増資する発行体からすれば株価が高い方が調達金額増えるから望ましいわけで、そのためだけに四半期報告作って、年中IRしていると言っても過言でもないのに、証券会社が親会社の増資情報を流すとか本気で頭がおかしいとしか思えない。
顧客に「貴方だけには教えますよ」と言ってハートを掴みにいったのか、SMBC株の取得を思い留まらせたのか、むしろ情報を聞いた投資家が空売りしたくなるような勢いで漏らしたのか分かりません。
確かにあの時期はどのメガバンクも資金調達やむなしの状態だったので、チャートもそういう動きになってましたし、君子危うきに近寄らず状態でしたが、これはもうインサイダー以前の問題じゃないかと。SECじゃなくてSMBCが処罰に乗り出すべき。銀行株のETF持ってるのでなおさらそう思います(個人的な怒り)。
日興SMBCのウェブサイトによるインサイダー取引は>こういうことを言うそうなので、インサイダーには該当しないんでしょうけど、ねえ。
外国人投資家の中には、IRを受ける際に「インサイダー情報は一切言うな」と念押しする方もいらっしゃるそうです。まあ、J-REITの公募増資でそういうことがなければそれで良いのですが。。