これが1流と2流の違いというやつなんでしょうか。あんな公募増資して株価が下がらないとでも思っていたのか?なぜこういうファイナンスをせざるを得なかったのか、今後はどうやって落ち込んだ配当金を回復させていくのか、そのためにNOFが目指すべき姿はなにか?
そういったリリースはなーんにもなし。
J-REIT分析で「IRの悪さはダントツ」「ここまで何も出来ないとは」と書いた本人ですらびっくりです。
産業ファンドや森ヒルズリートが必死で資料作って少しでもミスリーディング覚悟で投資家アピールしているのに、はい、定型資料これね、以上。
野村證券のDNAはゼロ。いや、ある意味ではDNAを完全に引き継いでいるというべきか。傲慢そのものの態度。
350億円のファイナンスやって100億円しか物件買わない計画になってる時点で株価の下落は織り込んでいたんでしょうね。POが落ち着いて「じゃあ株価下がりっぱなしなんで野村不動産マスターと合併しまーす」と言われても何も驚きません。
Bクラスオフィスの賃料って上がるの?どうなの?ってギリギリのラインを歩んでいるプレミア、ケネディクス、大和証券オフィスからするととばっちりもいいところ。
40万円より下はさすがに安いとは思いますし、大きく下げたLTVも(たぶん格付を意識した)2年くらいあれば元に戻るでしょう。しっかし、MIDと違ってキャッシュベースで落ち込むのはマジどうかしていると思います。経営陣も変わって禊が済んだと思っているのもしれませんが、オフィスREITの中での相対位置が大きく変わったと捉える人も多いかも。