月別アーカイブ: 2014年4月

サンフロンティアがPO中止、積水ハウスSIは安定操作期間中に公募価格割れ…

そしてスクエニの謎の巨大売り板は日興SMBCの売りだったと。。。それってグレーなんじゃないの?inzaiです。こんばんわ。

今日は色々ありました。なにかがおかしいなにかがーあなたのようになりたいさー、ってのが帰宅中の頭に鳴り響いてましたが、積水ハウスSIが95,062円割ったのはアップティックルール変更の影響なんでしょうかね。一気に持っていかれるとまああんな感じになりますわな。でもちょっとみずほさん雑すぎんよーってな気もしなくもない。JREの寄りで60億円の約定があったのはなんだったんでしょうか。売買代金が異常だと思ったらあんなことになってた。

そしてサンフロンティアが公募増資を中止。株価急落で不動産の仕込みができなくなるということでしたが、時価総額500億円で比較的まともなましな会社とはいえ2年連続で公募増資されるとちょっとイラっとしますよね。銀行から借りれや、って話。事業法人はREITと違って資金使途の必要性をアピールするのが難しいとはいえ中止に追い込まれるのは意外。何か見えない事情でもあったのか。大和証券は大丈夫なのか。

日本リート投資法人。よく見たらこのブログでは未だタグさえ設置されてないIPOですが、んーまあまだコメントは避けておきましょう。これは三菱UFJ案件。

野村以外の日系証券勢ぞろいですね。この売買代金じゃ業績厳しいのでしょうけど、なんだか騒がしいです。肝心の株価は大きく上昇してレンジ相場は継続。大きく下げましたがレンジ相場が佳境の時はこんなもんじゃないかと思ってます。レンジで思い切った動きが出てくると要注意。怪我しないように恐る恐るだと全然稼げませんな。

SIA投資法人の決算がまあこんなもん(1日遅れ)

今日は万策尽きたって感じのJ-REITマーケットでしたね。上がるイメージが全く持てない。積極的に売る理由もないんですが、配当プロダクトである以前にエクイティなんだからここで買うのはちょっと躊躇してしまう。下旬まではお休みかなあ。inzaiです。こんばんわ。

さて、何年ぶりかの大失敗IPOとなってしまったSIA投資法人が決算を発表しました。決算説明資料に「粘り強く」とか「成功」とかもう見てて恥ずかしくなる文面もあり、ポートフォリオの鑑定価格がIPO時から下がってたり、この御時世に賃料上昇実績がゼロとか前評判通りの中身でしたが、個別物件のリーシング状況は思ったよりもはっきり開示してた点はプラスです。かつてのどっかの分譲マンションデベのオフィスリートのように何の中身もない説明資料になるかと思ってました。東証マザーズの上場ゴールを見過ぎたせいで基準が相当緩んでるせいもあるかもしれない。

減配は減配ですが、運用報酬が元に戻ることは新しいネタでもありませんし、あれだけボコボコとテナントが抜けて11300円ってのは全然悪くないと思います。配当利回り6%はまあそんなもんかなと。中小型オフィス銘柄はダウンサイドがほとんどないマーケットでSIAだけが随分と差が開いたのは事実ですが、消費税還付金でLTVも低下しましたし、IPO価格45万円で5.0%ってのはやっぱり悪くない見立てじゃないかなあとほんと47万円でIPOしとけばもっと健闘できたのかもしれませんが、SIAが手を出してる物件見ると物件クオリティが改善することはなさそうですしまあこんなもんかなと。外国人と投信あたりは買ってこなさそうなんでそれがそのまま需給に繋がったのかしらん。大外しするときはいつも「悪かろう安かろう」って時なのでそのパターンと言えばそれまでなんですが、マーケットって「普通のものを高く買う」ってのは平気でやる癖にこういうのになるとすーっと手を引きますね。レンダーフォーメーション見ても珍しく偏ってるのでまあそういうことなんでしょう。

 

積水ハウスSIのPO、値決めはほぼ昨年と同じ・・・&星野リゾート

マーケットが嫌な感じなので今年の目標は損をしないことって何度何度も書いてますがやっぱり難しい。日本株が連騰して資産残高は過去最高まで増えましたが、その後は7日続落中で2.5%減りました。J-REITが下がらなかった、原油がしっかり、金もそこそこ。まあ頑張った方かな。ちょっとはお金使おうということで先週末から不動産株と東証マザーズ(ETN)をパラパラ狙い始めてます。レンジ相場という決め打ち買いなので多くは突っ込みません。不動産は大きく調整した、と言ってもまだまだ高値浮遊感が残ってるし、2月にちょろっと手を出して止めたので再チャレンジみたいな感じ。東証マザーズは金曜、月曜と打診買いしてみて思いましたが、これだったらひふみ投信買っとけば良かったなと。値動きの中身がさっぱり分からないし西武HDの換金売りもあるのかなあ。あんなのが1600円維持出来るとは思えないのですが、やっぱ国が絡むとアグレッシブに証券会社が頑張るのでしょうか。日本人は軽い調整局面って言ってる人ばかりですが、アメリカ人は崩壊する直前みたいなニュアンスな人もちらほらいます。決算が終わるころには株価は底入れみたいなスタンスでいいのかな。日本株が中途半端に走ると怖い。

こんばんわ、inzaiです。

積水ハウスSIリートの公募増資は良い感じのところで決まりましたね!難しい市場環境で埋立地と変わらない江東区とかの大型物件と名古屋のファミリーとかどないせいっちゅう物件で、変わったばかりの社長も慣れないキチ○○じみたファンドマネージャー相手に大変だったと思いますが、多少株価が下がったにしろ一段落と言った感じなのでしょうか。昨年4月のPO価格が96,915円で今回は95,062円。売却益と消費増税の影響で減配に見えるのでディスカウントになったのはやむなしでしょうけど、それで踏み切ったのが積水ハウスなんですからまあ妥当な着地なんでしょうか。利回りはほぼ4.5%。良い感じ。

これから星野リゾートのPOがありますが、株価見ているとこちらも問題なくファイナンスできそうですね。個人的にはまったく評価できないというか、星野リゾートがやってることとロードサイド型のビジネスホテルのバルクはまったく正反対に見えるのにチサンインのバックアップオペレーターが星野って書いてて、一体彼らに何が出来るのかと言う感じもなきにしも有らず。それだったらローンスターにお願いしてチサンインの株でも保有して業務提携しては如何?投資家のお金で勉強するのはちょっとよろしくない、と言いたいところですが、投資家が物を言えないのはJ-REITの最大の問題点なのでこればっかりはしょうがありません。資産規模を膨らませた分、税金の関係で大きく配当金が伸びたように見えますが、2015年10月期はかなり落ちるはず。5月から12月で1.07億円の固都税を資産計上するって、これって鑑定ベースの税金の90%以上やないですか。4月-10月で1700円くらいになるのかな。これを維持するために何を買うのか、また新しいチャレンジするんでしょうか。

最初ロードサイド型バジェットホテルって聞いて、実質的なラブホテルは御法度じゃないのって思ってのは私だけじゃないはず。客層も被らないだろうし、星野リゾートに入社してビジネスホテル部門に回されたらがっかりだなあ。あー、でもとことん追求するという意味ではチサンインと星野は相性良いのかもしれない。効率化ってキーワードは再建屋でもある星野の重要なポイントでしょうし、家族向けのリゾナーレの裏側で本当に必要なのはコンテンツじゃなくそういうノウハウなのかもしれない。なんというかこういうのが許されるって本当、資本市場のマジックですね。株式市場の本当の機能を果たしているという意味ではなんら批判されることでもありません。そうフィナンシャルシティのCRが3.3%でも株式市場がそれを許容すればOKなのですよ。積水ハウスみたいな事例もありますが、(JREもまあ似たような下げ方しちゃいましたが)。

しっかし、JREの公募増資前にGPIFのJ-REIT取得とかまじか・・

三菱財閥はどこまで世の中の闇を支配しとるんや。。。inzaiです、こんばんわ。

まあ偶然なんでしょうけど、明日値決めなのにこんなに上昇するとなんだかなあ。大手町フィナンシャルシティノースタワーをキャップレート3.3%で買っといてこんなマーケットになるなんてまじか。もう本当にあれすぎる感じですな。

以上、戯言でした