今夕からこの話題で持ち切りでした。ポルトガル第2位の銀行であるEspírito Santoの親会社(の親会社)が短期債務の支払をストップ。資産売却を進めている中で格付会社から不透明性を指摘されたりしてましたがまさかいきなりこんなことになるとは。。でもポルトガルなんでどこまでマーケットに影響があるかと言われるとかなり悩ましい。キプロスショックに毛が生えたもんじゃないかと言う気もしてます。
とりあえず利益確定の流れは出るでしょうし、買いたい人は押し目いれてくるでしょう。その程度の話ではないでしょうか。周りに波及するって考えなくてもいいのではないか。大きく落ち込んだ国のテコ入れのタイミングなので大きなノイズの一つや二つはあるでしょうに。
それよりインベスコオフィスからリコー子会社が退去したことのが驚きです。ポートフォリオの7.5%で下方修正のおまけつき。当ブログでもワード検索数が多いです。賃料単価は安いとはいえあの立地をどこまで埋め戻せるか、そんなにスムースにはいかないかなあと言う気がする一方で、天王洲よりははるかに使い勝手がいいオフィスなので、マルチならすんなり埋まりそう。むしろ心配はトリトンの住友商事ですわ。インベスコの本気が試されるところ。あれもまあREIT保有部分の賃料は安そうですけど、安定して当たり前だったREITの収益がここまでブレるとネガティブに思う人もいるでしょう。株価は10万円まで下げたあとすんなり戻してきました。
あと森ヒルズリートのPOも出ました。六本木ヒルズとアークヒルズサウスタワー。NOI利回り4%ってマジか。こちらは安定の森ヒルズですが配当利回り3%ってきっついなあと。