Bloombergが日経業績予想記事に一石を投じました。こんばんわ、inzaiです。簡単にまとめると、「リークじゃないって言ってるけどリークでしょ?」ってこと。企業側が必死で「取材の積み上げだと思ってる」とコメントしてるのに投資家サイドが「あんないい加減な記事ばっか書いている奴らがピンポイントで業績当てられるわけないだろ」ってコメントしててワロタ。
この辺、微妙なところですが誰がリークしてるか分からないってことはままあるようです。上場企業になると経理、財務、経営企画、もちろん経営陣と情報知ってる人間なんで山ほどいますし、中には「誰々が辞めたらうちのリーク記事なくなった」なんて話も聞きます。会社としてリークしてるケースもままありそうですが、如何せんメディアってのはジャーナリスト精神(笑)とやらで縛りを受けない企業なんで、SECや金融庁やらが入ってきてちゃんとしたロジックに基づいて業績観測出してるかなんてチェックできないし真相は分かりません。インサイダー取引さえしてなきゃまあいいと思いますし、実際、今のSECのチェックならそこは押さえられそうだからまあいいかなあと思いますが、海外ではそういうことはないって言うからある意味米国に重複上場企業の観測記事は向こうのSECあたりが本気出してくるかもしれませんね。今は日本の法律でも取引なくてもアウトだし、アメリカは企業IRでも事前に「インサイダー情報は言いません」って企業側に誓約書にサインさせたりかなり本気なところはあります。
それはそうとして日本株はやっと6日ぶりに反発しました。マザーズは相変わらずなのか微妙なところですがミクシィはまだ下げ止まってません。三井不動産は決算そこそこでしたし気配は良かったのに寄り付きから売られてその影響かREITはボロボロでした。あれだけ腰が据わった売りは久々だなあと。NBFとかJREとか全然上がってなかったのにこの相場でまず売られていってもう失笑しかありません。その2つは決算出してしっかり上がってくれんと株価は底打ちしないかもしれませんね。三井不動産のオフィスはかなり好調なんでちょっとくらい織り込むかなあと思ったのにさっぱりでした。
マクロで言えば、ヨーロッパがやっぱりあかんって感じですが、30%くらいはウクライナとロシアの影響が徐々に出てきているのかもしれません、そうだとしたら長引くかも。日本のGDPも‐7%ってなんや!って感じで外国人が逃げてますが15000円どうしようかなあ、割れちゃうのかなあ。米国はやっぱ利上げやけど、経済成長で支えることができるのかどうか。コモディティはやっと持ち直しつつあるような(願望)。そして中国の春は短かった。
J-REITを少し売ってお金突っ込んで最低限のキャッシュを確保して相場がどう動いてもいいやって感じのポジショニングで、ゴールドとかもあるからそんなに心配はしてないのですが、年3回転目行くならこのタイミングやったなあという意味では後悔してます。2回転目はほぼトントンで切ってしまうべきか、もしくはどうせ今から3回転目拾うつもりでポジション維持してしまうか。でも不動産とか仕切り直すには頭冷やしたいなあ。