J-REITはきっちり年初来安値、逆カタリストは来たけど…

東証REIT指数は為す術なく1700ptを割りそうな雰囲気。inzaiです、こんばんわ。

某経済紙が久々にJ-REITの記事を書いたと思ったら、株は年2回配当だがREITの中には年4回配当もある、とか書いていてもうどうしようもないなと。海外REITは四半期配当が一般的ですが、J-REITで年4回配当の銘柄があるとは知りませんでした。なんて言う銘柄なんでしょうね。そして、投資先に悩んでいる人はREITを始めてみるもの良いかも、とか抜かしてますが、リテール向けにJ-REIT投信がどんだけ売れてるか考えれば、そんな切り口ではもっとちゃんとやるべきことあるだろうと。まあ、日本の金融リテラシーが向上しなければそれだけ儲かるチャンスあるのだから良いけど、相変わらずJ-REITとなると酷い記事書いてきます。

それはさておき、J-REITはいよいよ正念場を迎えてきました。毎月分配型投信の分配日が通過し、通常であればここから資金流入超になって底堅い地合を取り戻すタイミング、流れ変わるなら明日以降の1週間です。いまのところ何ともいえない感じで一定ペースでダラダラという感じではなく、流出量が減ったと思ったら、次の日に大きく増えるなど変化は出てきますが、なんとも言えない感じ。フィデューシャリー・デューティーについてはもう諦めしかないので、自律的な反発だけが頼りですがどうなるかなあ。

6月はNBF、JPR、フロンティア、ジャパンエクセレント、インヴィンシブルなど何か注目される銘柄があり嫌なことにちょっと値持ちが良いです。これは4月5月と同じで権利落ち後に連敗するパターンじゃないか。時価総額大きいだけに指数にもインパクトあるのですがそうならないことを祈ります。今夏は駄目かも。