本日の騰落率トップはケネディクス・レジデンシャル(2018年4月10日)

東証REIT指数 1708.27 前日比+0.88%
ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人 前日比+4.16%
インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人 前日比-4.92%

楽しく荒れた1日でした。東証REIT指数はギャップアップで始まった後、1720ptまで伸びて行き無事に1700pt台を維持。本日は株の追い風もあったので如何とも言い難いですし、JREの公募値決めとインベスコの公募増資発表があったとはいえ需給的には直接影響与えない端境期なので、これが続くかどうかは何とも微妙ですが、ずっと押さえつけられていた1700pt奪回はなにより。上がったとは言え分配金利回りも4%ありますしね。

騰落率トップはケネディクスレジ。+4%と大きく上昇。前に少し触れましたが、ケネディクス系の住宅REITであるケネディクスレジがジャパンシニアリビングと合併し、名前にネクストが追加された銘柄です。住宅が主要な物件で、ヘルスケアは20%、他にホテルなどが追加されます。住宅特化型では外部成長ができなくなっていたので新たな道筋を作り出すところはケネディクスの逞しいところですが、そっちに行ったかあ、という気はしなくもない。実質的には救済合併なのでしょうね。この合併でヘルスケア大手の損保ジャパンがジャパンシニアリビングのスポンサーから抜けてヘルスケアREITとしても微妙さが増してます。キャッシュフローは堅いREITなのでこの水準なら魅力的と思う人がいても不思議ではない。だったらなぜこの水準まで放置したのだ?という気もしますが合併関連で保有できない投資家がいたのかしらん