ご協力ありがとうございました。回答数は約100名!
想定以上に沢山の方から反応を頂戴し驚いております。
アンケートのきっかけとしては、前々から、J-REITの投資家分布は投信に偏りすぎているのではないか?J-REIT投信にも個別銘柄にも長所短所があるので要はバランスなのに、なぜこんな偏りが出ているのか?と疑問に思っていたことがあります。皆様からの貴重なご意見、活用いたします。
さて、アンケート結果。ご意見の追加もありました。
既にお金の許す限り保有している 26%
現在の投資口価格が割安と思えない 21%
買い増すタイミングが分からない 13%
現在の投資口価格は割安だが、数年後の業績が不安 11%
どの銘柄を取得すればいいのか分からない 10%
J-REIT投信を保有している 9%
J-REITのリスク/リターンを理解するのが難しい 8%
会社が個別銘柄を購入させてくれないため(=「J-REIT投信を保有している」ですが…金融系勤務) 1%
1番多かったのは「既にお金の許す限り保有している」
可能な限りJ-REITに全力投球。素晴らしいです。
今の配当利回りなら3年間保有すれば税引き後で10%のインカムは期待できます。
となると、その中でどうやって銘柄を入れ替えるかがテーマでしょうか。
2番目が「現在の投資口価格が割安と思えない」
東証REIT指数は2015年2月に2000ptを超えてから右肩下がり。
調整が始まってから3年が過ぎましたがなかなか厳しいご指摘です。
どの銘柄を指して割安感がないと回答されているのか分かりませんが(アンケートの選択肢が悪い)、指数で見れば配当利回り4%でも個別銘柄で見れば、優待盛々の事業法人の利回りに見劣りするものもあります。
「買い増すタイミングが分からない」「現在の投資口価格は割安だが、数年後の業績が不安」
「どの銘柄を取得すればいいのか分からない」。この辺りの投票数はゴソッと落ちます。透明性が高い商品なので迷いは比較的少ないのかもしれません。私の迷いはいつもこの辺に集中します。
ランキング低いのは「J-REIT投信を保有している」「J-REITのリスク/リターンを理解するのが難しい」「会社が個別銘柄を購入させてくれないため(=「J-REIT投信を保有している」ですが…金融系勤務)」。制度上、金融機関勤務の方が個別銘柄に投資できないのは残念ですが、多くの問題をやらかしてきた先輩方を恨むしかない。あの人達、その上ですげえ利回りの年金もらってますからね。ちょっとは恥ずかしいとかないのかね。
まとめると、このブログを読んでいただいている方にはJ-REITの投資経験が豊富な方が多そうなので、これまで通りのスタンスで記事を書いていこうと思ってます。入門編コンテンツは東証やARESにお任せします。