オリックス不動産投資法人が売却損4.6億円を計上

1日で900kcla消費すると気分が良い。inzaiです、こんばんわ。ブログを書く気も漲ってきます。

本日はオリックス不動産投資法人が3物件を売却し、売却損4.6億円を計上しました。物件は2013年3月取得のグランマート手形、2014年1月取得のクロスモール下関、2010年3月取得の神戸桃山台の商業底地で鑑定価格52.7億円なのに譲渡価格は49億円。売れば高値のこのご時世に売却損出すってかなりの英断ですね。

オリックスなにやっとんねんという話ですが、オリックスは複数物件まとめて取得するREITなので、この時に同時に取得した物件の現在の状況を見てみましょう。桃山台と同時に取得したAune幕張と港北は2物件で29億円の含み益、グランマート手形と同時に取得したMG 白金台ビル、クロスアベニュー原宿、イオンタウン仙台泉大沢(底地)、金沢香林坊マイアトリアは合計37億円、クロスモール下関と同時に取得したクリオ藤沢駅前、J-ONE SQUAREで11億円。

今回は売却損4.6億円出ますが、売却物件を取得したタイミングで一緒に買い、まだ保有継続している物件で70億円の含み益が出ています。そもそも鑑定価格と売却額が全然違うやないかと突っ込まれるとどうしようもないのですが、取得を繰り返す中でこのくらいはやむを得ない程度の売却損と考えることもできます。

使い道のない内部留保を取り崩すので分配金への影響は出ませんし、こういうことも余裕のあるうちにやる必要があるのでそんなにネガティブにはとらえていません。あとはスポンサーはクソ物件掴ませた代償にしっかりとサポートしてくれるかどうかですね。