1塁に盗塁できるようになると聞いて白目。inzaiです、こんばんわ。未だにバレーボールと言えば15点先取のゲームの認識なんですがスポーツの世界がどんどん変わっていきます。
さてさて、東証REIT指数が2007年以来の2,000pt超えとなりました。2007年の時は年初早々に2,000ptを超えてきて、2007年5月には2,600pt到達。5カ月で+30%、すなわち月次リターン6%という凄まじい世界。で、2007年12月には4,000ptを目指したかと言われるとそんなことなくなんと2,000ptに逆戻り。
個別銘柄では、2007年5月にNBFが投資口価格100万円(※2分割考慮後)。2007年5月にリリースした2007年6月期の予想分配金9,600円(同)をベースにすると分配金利回りはなんと2%割れ。10年債利回りが1.8%前後で推移したのでイールドギャップはほぼ0.1%。
NBFはこの後も分配金は伸ばし続け、2007年12月期実績が10,064.5円、2008年6月期実績が11,274.5円となりましたが、この2008年6月期決算発表時の2期予想が10,550円で減配&横ばい。それでも2008年12月期はなんとか11,126円と意地を見せたものの、この時に発表した2009年6月期予想は10,250円と事前予想を下方修正。2008年12月期はNBF南青山という史上稀に見る素っ高値買いをやってしまったこともあり(取得価格310億円で今の鑑定価格が200億円)、投資口価格は2007年の高値100万円から2年弱で半額以下の40万円割れという事態に(リーマンショックを挟んでいることには留意)。
こうして文字にして見るだけでも胃が痛む目まぐるしい時期でしたね。。。
今とりあえず注意を払うべきは、①NBFの2019年12月期予想10,630円は未だにリーマンショック前の数値まで回復してないこと、②投資口価格は75万円とピークの100万円よりはるかに安いこと。
イールドギャップなんてお呪いにしかならないので、まだまだ上があると言うつもりもなければ、冷静な投資家はもう距離置いてるよねというつもりなく、要は何とも言えないところだねというコメントしかできないのですが、2007年と今ではファンダメンタルズがずいぶん違うよなあとしみじみしております。2007年12月期のNBFの調達コストなんて1.59%(今は0.69%)ですからね。年初の利上げモードから随分遠くに来てしまいました。