ヤクルトのセーフティリードは何点なのか。最近はもう試合終わるまであきらめ気味、inzaiです、こんばんわ。
利回り商品をテーマとする当ブログですがインフラファンドをほとんど取り上げたことがないです。カテゴリから分かるようにタカラレーベンインフラといちごインフラをいくつか程度。現在6銘柄が上場しており、利回りは6%~8%というのは認識してますがいまいち魅力を感じません。J-REIT目線だとまともに運用されているのは先行して上場したタカラレーベンインフラといちごインフラの2社のみじゃないかと。
個別銘柄の印象はこんな感じ。利益超過分配でも良いやって人は見ない方が良いかもしれません。インフラファンドはFIT期間後(間違いなくFITは延長されない)に不安定な時期を迎えるので、早いうちから財務面で工夫してないと後で銀行に足元見られて酷いことになるし、そもそもファイナンスで配当成長するという当たり前のことができてない(投資家からすると上場してファイナンスする意味がない)のが多いのでどうなのかなと。そもそもインフラファンドはファイナンスし続けることが大前提なのに、投資家に貢献しないファイナンスを連発するファンドが多く、頭をひねることが多いです。
タカラレーベンインフラ
安全運転な上、年1回ファイナンスして、きっちり配当成長を実現。手堅い運用を続けるインフラファンド第一号。発電設備の分散、POでの発電設備の取得目線、手元資金を意識しPOに頼らなくても物件取得が可能なキャッシュマネジメント、実績連動賃料のストラクチャー、まさにお手本のようなインフラファンド。レンダーもみずほ、りそな、SMBCが揃っているのは安心感。
いちごインフラ
発電設備の償却年数が18年とかなり短め(他は22年~23年)。その分、減価償却費は多いものの、償却が終わった後のボーナスステージも期待できる。個人的にはインフラファンドかくあるべし、ですが、今の発電設備の市場価格からするとちょっとEPU利回りが厳しい。このファンドが高値が買ってるわけではないのですけどね。財務面で意欲的だったのはとても評価したいけど、株式市場からは評価されたりされなかったり。こちらもレンダーはみずほとSMBC。
日本再生可能エネルギーインフラ投資法人
ファイナンスを繰り返しても配当成長しない、投資家を舐めてるとしか思えないインフラファンド。年々、配当成長してないのに利益超過分配金が増えていってるのは、要はエクイティコストを下回る利回りで発電設備を取得し続けるわけで、それでも投資口価格10万円を維持しているは立派(皮肉)。外部成長が配当にマイナス寄与というのは投資家の資産を棄損しているわけで許されるべきはないのですけどね。(ちゃんと見てないけど)減価償却費は同じくらいのはずなので、仮に利益超過分配金をタカラレーベンインフラと同じ水準にしたら利回りは1.7%くらい低下する計算になります。要はタカラレーベンインフラより投資口価格的には15%ほど過大評価されていると。長期投資には向かないのではないかな。レンダーはSMBC、りそな、三菱UFJもいるけど東スタもいるのね。。。
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人
パネルから運用まで一気通貫のメーカー型インフラファンド。カナディアンを名乗るけどほぼ中華系のメーカー。嫌いじゃないけど、コアアセットの益城町が地震やら豪雨やらに毎年苦しんでて、しかも出力制御が多いエリアなのでちょっと怖い。3番目にまともじゃないかと思ってましたが配当成長しないファイナンスをやりやがりました。がっかり。でも挽回はできるはず。レンダーはメガ3行揃い踏み。
東京インフラ・エネルギー投資法人
インフラファンドなのにまさかの赤字予想wwww社長が業界でも有名なパワハラ野郎で案の定パワハラ全開で辞任wwwwネタにもならないインフラファンド。レンダーはSMBCと新生がメイン。
エネクス・インフラ投資法人
業績予想見て吹いて、発電設備の価格を見て二度吹きました。ちょうど伊藤忠ロジもこけた時期で、伊藤忠おかしくなったんだろうかって思いました。スポンサーの三井住友信託はトップリートでも豪快にやらかしたので(正確にはびっくりするくらいサポートなかった)基本的に信用してません。レンダーはSMTBオンリー。