この時期になるといつも同じこと書きますがプロの真剣勝負って熱いですよね。inzaiです、こんばんわ。
1アウト満塁、フルカウントから柳田にボールになるフォーク投げて三振ってマジですか。次は今宮だし中途半端に投げて打たれるよりは四球でいいやって判断かもしれませんが、あそこしかないってボールでした。昨日の阿部を三振に切った阪神の左(高宮でしたっけ?)も痺れましたし、ほんとこの時期楽しいです。
えー、マーケットは惨憺たる有り様でここまで底が見えない動きも久々です。平均的にボラティリティがあった方が動きやすいのですが、ここ数年はボラティリティのボラティリティが激しいのが平常運転になってますね。ダイナミックヘッジとか一般的になってて数年前とはマーケットマイクロストラクチャーが変わってしまってるんでしょう、きっと。そんなこんなで10月7日にやばい感じしかしないって書いてからずっと静観してたのですが、ここま深い谷になるとは思ってませんでした。何がダメって全部ダメ。良いところが一つも見つかりません。昨夜の米債はまさにパニック。さすがにロスカットは一巡したと思いたいですが、流動性もかなり落ちてしまったでしょうし立ち直りも時間かかりそう。
なお、私は半分しか使ってなかったNISA口座をそろそろ使おうかなとワクワクしております。50万円で何ができるんやって感じですが、なんというか意思表明です。ここで勝負行きますよって。いまの状況でいうとポートフォリオ全体のキャッシュ比率が40%とちょっと低い、というか最近逆張りしてたコモディティのせいでお金が減っててその辺はさすがに大崩れしてないので悪くはないのですが、不動産とマザーズは中途半端に利食いしてそのまま放置してた分がやられてます。不動産の含み損とマザーズの含み益で損益トントンになってしまいました。海外リートもトントン。J-REITはそもそも下がってませんしね。ドル円はまあ105円で利益確定して上がって下がってくるのを見てただけ。ドル建負債があるから一定額以上は減らせないんすよ!時価はほぼ年初来までのところに戻ってきました。小銭稼ぎにいってやられるパターンすわ。年初が16000円だったことを考えると悪くはないですが何の慰めにもなりません。
で、ここから何を買うかって話です。急落前に一番欲しかったのはゼネコン、円安で自動車、海外REITは淡々と買い増しで動いていたのですが、アメリカのMLPとはハイイールドがドカンと調整したのでそっちを買ってもいいかなー、とか日本の電力・ガスセクターもいいなと。逆張りでは原油セクターと原油そのものですが穀物でいまいちリズム乗れなかったのでしばらく距離おこうかなと。米株はまだ高いってか全てに言えることですが、ここで買うってことはこの調整が大きなサイクルではないことが前提の価格であってどうバリュエーションしても安いというわけじゃないのが難しいところ。さすがに世界がガチャガチャしてる中で15500円の浅いところで押すなんて毛頭考えませんでしたが、ここまで来てもまだこんなバリュエーションってのは衝撃的です。ここで見送ってしまうと年内に取り返せない可能性も高いので負けたくなければそろそろ行かねばならんのですが悩む。
それはそうと2日で最大10%くらいまで下がったヒューリックリートですが誰かの尻尾を踏んじゃった感じですね。一人か二人目立った人が売りたたいています。まるで4月の積水ハウスSIの公募増資を見るようです。スポンサーからの高値買い、LTV引き上げ、減配というハットトリックを決めてしまったのが直接の原因ですが、あれはちょっと説明が足りてない部分も多いと思うのです、ってか不動産よく分かってないから他人に説明できないのかもしれませんが色々と頑張らないといけないところで手を抜いちゃった感じ。もちろん大きな話としてみんながLTV下げてる時期にLTV引き上げて配当金あれだけ?ってのは最大の理由です。下がるときには下がってきた株なんだから謙虚に生きないといかんのでは。売る人はとことん売ってくるのでまだ油断は禁物ですが。。。