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風が吹けば・・J-REITが倒れる

サイバーエージェントが下方修正でストップ安。東証マザーズの時価総額24%を占めるだけあって(昨日の時点で)、22%下げるとそれだけで東証マザーズ指数が5.28%下がることになります。

直近期の営業利益が半分、通期で20%減、来年度の既に発表済みの数値から20%下方修正。REITの世界を見ていると営業利益が20%下がることのインパクトがいまいち分からないのですが、一過性の要因ではない(ガチャ規制とか競争過多)ことが大きく嫌気されているようで、8000株ほど売りを残したまま本日は引けております。

まあ、オーナーズリーグにどっぷり一ヶ月間はまった人間が言えることじゃないですが(7月からの新シーズンのもたまに買ってますが、試合するほど燃えません。)、この手のゲームは一周すると冷めるし、目先の変化だけだと飽きたら次の新しいゲーム、というサイクルも限界があります。誰もがいつか直面すると思ってた問題が噴出してきた形。

で、困るのが渋谷エリアのオフィス需給。

プレミアのKN渋谷とか大和証券オフィスのEスペースタワーの名前を挙げる間でもなく、ちょっと駅から離れたところにA、Sクラスビルが並び立ち、一見すると不便な街。しかし、IT会社が密集し、「便利じゃないけど、ゲーム会社の社員はチャリ通勤なんであまり関係ないらしい」というもっともらしい理由で、高い賃料が取れていた街。

その代表テナントがソーシャルゲームで荒稼ぎしていたゲーム会社だったわけで、ここの業績が傾くと、賃料の面でも、人員削減の面でもビルのオーナーは困ります。特に、オフィススペースは「今風にオシャレに」ゆったりした作りなだけに、人員がそのままでもオーナーに床は返せるわけです。

まあ、正直な話、違う形で射幸性を煽るゲームを出すなり工夫すると思うので、大手が一気に傾くことはないと思いますが、目先はきゅっと固定費を削る動きが出るかもしれません。

しかし、ソーシャルゲームは熱中するとかなり燃える一方、冷めた時の徒労感はかなりのもんです。ペルソナ4は心地いい満足感なのになあ。

左派が勝つとか言ったやつ出て来い!

ギリシャの選挙は無難な結果となりました。どっちが勝っても周辺とは一から交渉が必要な状況だったので、強気に出そうな左派のが優勢かなあと思ってましたが、選挙の仕切り直しでコストや政治空白で改革に伴う混乱に嫌気が差したんですかね。

とはいえ、為替や株式の戻りが鈍かったので、今後の展開が危ぶまれるなあと思ってましたが、もう日本夜間の時点でスペインの利回りは7%を超えているは、為替は巻き戻しが進んでいるは、いよいよEU大国に審判が下される(マーケットに遊ばれる)フェーズに入っていると思います。

ちなみにPCの調子はいまひとつです。動画や写真を見るとフリーズする展開は相変わらず。OS再インストール後の処理で気づいたのですが、ウィルスソフトのAVASTが更新できない状態になっていることを発見したのでいまはAVIRAに入れ替えて様子見の状態。

いつフリーズするか分らないというのは辛い。