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野村マスター17連騰!!東証REIT指数は2100pt間近!!でもPO4発!!

ほぼ一か月ぶりの更新で申し訳です。inzaiです、こんばんわ。

さてさてJ-REITは毎日のように局所的な噴き上げを見せ、本日はBizcore赤坂を取得したジャパンエクセレントが+3.33%高となるなど絶好調。日替わりヒーローの有様で、握力の強い投資家にとってはホクホク、買いそびれたあるいは売ってしまった方にはなんとも歯がゆい相場になっております。野村マスターなんて17連騰ですからね!売った方は悔しくて夜も寝れないでしょう。この辺りの大型銘柄がこんな動きするなんて噂の損保さんはよっぽどお金があるのか責任者が波に乗るのが得意なディーラー上がりなのかどちらかでしょうね。既に今年POしたから野村マスターはもうないやろって決め打ちなのか。パイプライン的には年2回やってもお釣り来るくらい物件たまってるけど!

にしても、年初から海外の爆買い、FTSEイベントの爆買い、損保の爆買い、金融庁から御叱りを受けていた毎月分配型ファンドへの資金流入、国債償還資金による地銀の爆買い、とひたすら買われ続けているJ-REIT。どこまで上がるのか誰も分からない。ってか、ここまで来るとNBFの分配金利回り2.7%と2.6%と2.5%で差があるかと言われると2.7%も2.5%も誤差なんで分配金低下懸念がない限り買われ続けるんじゃないかという恐怖感すらあります。そもそもここまで我慢してホールドした人って何がきっかけで売るんでしょうね。特にきっかけとかないんじゃないかな。もうトコトン保有しそう。。。

そんなわけでぶっちゃけ天井がどこかなんて分かりません。投資家に出来るのは、分配金〇年分確保できるなら売るという基準で自分自身が納得できかどうかだけです。NAV倍率とか何の役に立ちません。鑑定価格なんて参考値にすらなりませんからね。ただ、本音を言ってしまうと自分が見ているポイントがあるのですが、まだ超えてません。そこで売りがある程度出るかと思ってますが、何の根拠もないしそこ近辺で変な動きが出ると悔しいのでまだ言いません。余裕ないねとお思いかもしれませんが、このクソ相場で余裕なんてないです。生き残るのに必死です。

短期的な需給要因としてPOが4発出てます。サンケイリアルエステート投資法人、タカラレーベン不動産投資法人、フロンティア、イオンリート。それぞれ100億強なんで累計500億円弱。当然重石にはなりますし、タカラレーベン以外は覚悟が出来ていたかのような投資口価格推移になっているので買い戻しも出るでしょうし、そうすると他の銘柄にジワリと売り圧力になります。しかし、500億円弱ならぶっちゃけ余裕で吸収できる活況のマーケット。ちょっと下がったらこれ幸いという動きなんでしょうね。確か最近の東証REIT指数の高値は2015年1月で分配金利回りが3.5%。今はまだ3.6%あるので余裕すらある。頭おかしい?否定は出来ないです。。。

東証REIT指数が2000pt超え!!!!

1塁に盗塁できるようになると聞いて白目。inzaiです、こんばんわ。未だにバレーボールと言えば15点先取のゲームの認識なんですがスポーツの世界がどんどん変わっていきます。

さてさて、東証REIT指数が2007年以来の2,000pt超えとなりました。2007年の時は年初早々に2,000ptを超えてきて、2007年5月には2,600pt到達。5カ月で+30%、すなわち月次リターン6%という凄まじい世界。で、2007年12月には4,000ptを目指したかと言われるとそんなことなくなんと2,000ptに逆戻り。

個別銘柄では、2007年5月にNBFが投資口価格100万円(※2分割考慮後)。2007年5月にリリースした2007年6月期の予想分配金9,600円(同)をベースにすると分配金利回りはなんと2%割れ。10年債利回りが1.8%前後で推移したのでイールドギャップはほぼ0.1%。

NBFはこの後も分配金は伸ばし続け、2007年12月期実績が10,064.5円、2008年6月期実績が11,274.5円となりましたが、この2008年6月期決算発表時の2期予想が10,550円で減配&横ばい。それでも2008年12月期はなんとか11,126円と意地を見せたものの、この時に発表した2009年6月期予想は10,250円と事前予想を下方修正。2008年12月期はNBF南青山という史上稀に見る素っ高値買いをやってしまったこともあり(取得価格310億円で今の鑑定価格が200億円)、投資口価格は2007年の高値100万円から2年弱で半額以下の40万円割れという事態に(リーマンショックを挟んでいることには留意)。

こうして文字にして見るだけでも胃が痛む目まぐるしい時期でしたね。。。

今とりあえず注意を払うべきは、①NBFの2019年12月期予想10,630円は未だにリーマンショック前の数値まで回復してないこと、②投資口価格は75万円とピークの100万円よりはるかに安いこと。

イールドギャップなんてお呪いにしかならないので、まだまだ上があると言うつもりもなければ、冷静な投資家はもう距離置いてるよねというつもりなく、要は何とも言えないところだねというコメントしかできないのですが、2007年と今ではファンダメンタルズがずいぶん違うよなあとしみじみしております。2007年12月期のNBFの調達コストなんて1.59%(今は0.69%)ですからね。年初の利上げモードから随分遠くに来てしまいました。

 

東証REIT指数が1,979.46ptへ

九州の雨、止まりませんね。カナディアンソーラーの主力発電所がある益城町がしょっちゅう出てくるのでドキドキしぱなっしのinzaiです、こんばんわ。

時間がないのでショートコメント。J-REITは5日続伸。2000pt超えたら史上最高値の2600ptまでほぼ空白地帯。どうなることやら。あの時とは外部環境がまったく違いますし、当時見ていた人にしか分からないであろうあの勢いは投資口価格にもファンタメンタルズにもさすがにないですが、シンガポールREITは11月からずっと上昇してきてこの1か月半で+15%高。ワンチャンあるのかないのか。

日本賃貸住宅の下げが止まらない

inzaiです、こんばんわ。

さて、日本賃貸住宅の投資口価格が下げ止まりません。いまや数少なくなった住宅特化型、いや、アコモはホテル買ってるし、ADRは昔から学生寮やヘルスケア、コンフォリアも学生寮、ケネレジはヘルスケアREITと合併してるし、あれ?もはやこことスターツだけが純粋な住宅特化型なのか?そんな希少種である日本賃貸住宅ですが、5月21日の決算発表後、投資口価格がズルズル下がってます。恐らく8986の検索結果がバックヤローに乗っ取られたのとは関係なく、というかそんな冗談を言ってられないくらいで、分配金利回りは4.78%まで上昇しております。NAV倍率も0.9倍くらい。

最近では、新潟からの撤退を含めて小型の10物件を売却し、さらにポートフォリオの10%~15%の資産入替計画および新たな中計の策定発表など、流行りのダイナミックポートフォリオマネジメントを掲げたものの、賃料上昇が著しい都心23区の割合が40%に留まり(コンフォリアはなんと23区比率90%)直近期でようやく反転に至った賃料上昇の継続性に対する疑念、スポンサーである大和証券からは物件供給が期待できず実際に最近取得した本駒込もなんとも言えない感じでほんとにそんなたくさん入替できるの?という感じ、そもそもこの3年間の中計が未達だったのにまたしても外部成長頼みの目標を掲げて大丈夫なの?(そもそもアクイジ専任一人しかいなかったし)、そして築年古いので改めて見るとほんと金かかるポートフォリオだな、などなどなかなか比較衡量でポジティブには至らなかったのがとりあえずの決算講評といったところでしょうか。

あと昨年9月末から今年3月末で大口投資家10社が8万口(発行済投資口数の10%)落としているがまだ少し続いてるっぽいのも価格下落に影響している可能性がありますし、他の大手住宅REITが賃料がどこまで強含むのか分からないけどダウンサイドはまずないと超強気なのに比べると日本賃貸住宅はそこまでは言い切れないのは仕方ないにしても、格付も未だJCRでA+というのも何かあるんじゃないか(実際は物件のクオリティの問題だと思いますが)とか、とかく疑念に困らないのがこのREIT。

個人的には東野前社長がしっかりとした組織マネジメントで日本賃貸住宅という難しいポートフォリオを軌道に乗せており、オペレーション力は大手に劣るところはないので、大和証券が私募REITとのコラボでしっかりと住宅マーケットに食い込んでくれるのか、内部成長が鈍いのは周回遅れなだけでこれから来るでしょ?来てくれるよね?、日本ヘルスケアやサムティとくっつけるなら早くくっつけてくれ、とか、この利回りとリスクなら物流REITの方がマシじゃないか、いや、でもグロースなくても物件売却益の可能性と住宅の分散考えるとこの利回りで良くないか?、そもそもこのREIT売って何買うの?とか考えてしまいますが、日本賃貸住宅の真面目な人間性はとても好きです。

J-REITがFTSE株式インデックスに入るかも

本日16日のさくら総合リートは91,400円(+0.4%)スターアジアは111,300円(+0.5%)。inzaiです、こんばんわ。本日、スターアジアが投資主総会の開催請求を行いました。回答期限である5月13日に届いたさくらの回答が「一定の時間を要するので回答は差し控える」であり真摯な対応をする意思があるのか疑問とのこと。

そんなことよりJ-REIT市場はFTSE株式インデックスへの組み入れで大騒ぎ。MSCIは不動産株とJ-REITを区別してませんが、TOPIXには当然のことながらJ-REITは組み入れられてませんし、FTSEにおいてもNAREITインデックスはあっても、株式インデックスには組み入れられてません。それが6月にかけて意見を募集し、9月に結論、来年3月にインデックスイベントやるとのこと。数千億円以上のインパクトが想定されJ-REIT市場は朝から大騒ぎでした。