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J-REITの合併カップリングを考えてみた

久々にビッグイベントが続きそうでワクワクしているinzaiです。こんにちわ。BREXITがこんなことになるとは誰が想像できたでしょうか?日本の沖縄のように一定数の離脱派がいるのは当然としても、この数十年間の燻り、今後も続くであろう大陸側の混乱、増えていく加盟国、あるのかないのか分からないメリットとデメリット、何よりも既存の体制に対する飽和感が一斉に表に出てきた感じがあります。ここで離脱派が負けたとしても、首相は何らかの形で責任取る羽目になりそうですし、今の与党体制は長持ちしないでしょうから、次の選挙で大きく存在感を伸ばしたい政治家は反対派サイドでガンガンアピールしてます。焦点がどうにも分かりにくいという点でも離脱派には追い風でそういうところも上手く利用できてます。極東の日本からすると何で離脱するのか分からないのですが、ここ数年はEUのデメリットばかりが際立っていただけに感情論に傾くともうどうにも止まりません。ただ、最近のアンケートでは離脱派が大きく伸びて国民の不安を煽っていることから、最後の最後では無難な着地になるんじゃないかなあと。与党一党体制のシンガポールの前回の選挙もそんな感じで、後輩が何年かぶりに電話してきたらと思ったら「やべーっすよ。まじで与党が大きく議席を失うかも」みたいな電話してきたのに、彼の周りでは最後にびびって野党に投票できなかったとか。BREXITもそんなシナリオになりそうな気がしているのですけどどうなんでしょう。日本時間24日8時半から開票とのことですよ。スコットランドでもわくわくしたのにBREXITなんて堪りません!

さてさてJ-REIT。大和ハウスリート×大和ハウスレジの興奮冷めやらぬままに野村マスター×トップリートが発表されました。実質的な救済合併である意味ではタブーはなくなった感じです。ここからどんな候補が出てくるかというと引き続き、中堅同士か救済合併がメインになるのでしょうか。もちろん攻め受けも考慮して記載しております。ただ、今の価格水準では合併も起きにくいでしょうね。ファンダメンタルズが悪化しそうな雰囲気が強いので、NAV倍率が1倍切ってから本格的に活発しそうな雰囲気。小さいREITが乱立して合併して消えていく。そして準備中のREITの保有物件がばら売りされる。歴史は繰り返すってやつですな。

◆スポンサー関係であり得なくはない
ケネディクスオフィス×プレミア:
スポンサー同士が謎の提携。ただ、やるなら合併よりもプレミアのオフィスと住宅をケネディクスのそれぞれのREITに売却する方がしっくりきます。でもプレミアもNTT都市開発系のREITとして上手く仕切り直しできていて非常に好調な投資口価格です。あまり必要性あまりなさそうな。あとケネディクスは大きくなりたいけど、NTT都市開発はそういうのなさそう。ケネディクスの株価はいちごに大きく差を付けられましたから、そろそろ何かやってくれそうとは思ってます。やるなら全部合併とかかもしれません。4社合併。

森ヒルズ×グローバルワン:
森ビルがグローバルワンに物件売却するときに資本関係を持ちました。最近はめっきりご無沙汰ですし、何かやってるようにも見えません。そもそも森ヒルズはグロワンの物件欲しくないだろうし。。森ビルは案外節操なく持分売却するのであんまり深入りしない大人の関係かも。

ヒューリックリート×ジャパンエクセレント:
いわゆるみずほ系不動産会社の合併。JPR、SIAも含めて3社だと夢も膨らみますが、この2社すら合併あるかどうか。ほんとみずほ系は内部抗争が激しい印象ですわ。One Mizuhoってそんなこと言わなくてもある程度は一つにまとまってるのが普通だと思うんですけどね。ただ、東京建物は単独で大きい案件もやってきているのに対し、ヒューリックはちょっと息切れ感、興和不動産は相変わらず我が道を行ってますが、さすがに離されすぎると、半分に分けたときに下位REITに分類されかねない。みずほ系と言えばSIAもいましたが、ヒューリック美味しいところだけ奪って切り離したようなものなので社長が元気なうちはないのでしょうな。

JRE×平和不動産リート:
三菱地所が平和不動産にちょっかい出してますが、JREからすると負ののれん以外欲しいものないので、平和不動産リートが安くなったときに初めて救済合併の可能性があるかどうかというところ。でも総合型に変えることはないだろうからあっという間にバルクで売るのかもしれません。むしろ地所が主導して平和不動産リートがどこかのREIT買収する方が可能性ありそう。

大和証券オフィス×日本賃貸住宅:
外部成長力と言えば大和証券オフィス。最近はさすがに外部成長も難しくなってきたし、せっかく手に入れたけど私募REITにも住宅特化型持ってるので持て増している日本賃貸住宅とくっつけるか的な。特に日本賃貸住宅はうまく運営しているのに小粒な住宅が多いせいで評価がいまいち。ここまで来たら名称変えるか合併するかしか手段がありません。

日本賃貸住宅×日本ヘルスケア:
大和証券系であるならこっちか。

積水ハウスリート×積水ハウスレジ:
わざわざIPOしてきた積水ハウスリートをレジとくっつける可能性はないかな。レジの本音としてはどこかと合併したいところでしょうけど、住宅メインにやってる不動産会社が身売りするわけには行かないので、是が非でもどこかとくっつけたい。

日本リテールファンド×産業ファンド:
ないなあ。MCUBSをどっかとくっつけるのは急務なんでしょうけど、デベロッパー系で身売りしてくれるとこはまずないかな。

アクティビア×コンフォリア
これもないなあ。わざわざ安定型と成長型に分けてるメリットを失うとは思えない。アクティビアは癖が強すぎてどこかと合併するイメージが湧きません。

以上を踏まえて、スポンサー系以外の合併を考えます。

◆合併が必要そうなメンツ
ジャパンシニアリビング×ヘルスケア&メディカル:
損保ジャパンが軸だとは思うのですが、新生銀行とSMBCかー。どっちもレンダービジネスあるし譲らなそう。かと言って単独ではどうにもならないからなあ。

MCUBS×平和不動産リート
案外しっくりくるのではないか。謎のリーシング力を発揮する平和不動産とMCUBSのオフィスREIT。まあオフィスREIT内の序列は何も変わらないのだけど、その分、誰も邪魔しないと思います。

日本リート×SIA
誰も幸せにならない合併かもしれませんが、もう合併以外は手はないREIT同士仲良くしてほしいところ。
J-REITオフィスセクターの爆弾と言えば東のトリトン、西のJタワー。まともなオフィスREITはJタワーにびびるでしょうから、そこは規模を最優先したいREITが合併するところ。インベスコも捨てがたいですが、まさかトリトンとJタワーの両方を保有するなんてことはないでしょう。ないと信じたい。

トーセイ×サムティ:
スターツ×サムティもあるような気もしますが、スターツが関西に手を出すことはないかと。しかしトーセイなら案外上手く話をまとめてしまってしかも上手く運用しそう。ってかサムティの物件なら住宅系も総合系もみんな欲しがりそうなので、ちょっかい出すのはすごい早そう。アドバンスとか積水ハウスSIとかね。

◆合併がありそうなメンツ
オリックスリート×インヴィンシブル:
来年再来年の台風の目はインヴィンシブル。フォートレスがいつまでもスポンサーやるわけなくて日本賃貸のオークツリーのようにどこかで抜けるはずなんですが、最後のEXITなんで相当高値で売りたいはず。ホテル系と言えばジャパンホテルリート、星野リゾートがまず挙がりますが、規模拡大を目指すところの方が高値で買ってくれそうな。ユナイテッドアーバンあたりも参戦してきそう。

アクティビア×グローバルワン:
あのTK南青山から漂う「おう、分かってんな」感。

阪急リート×サムティ:
阪急リートは単独でも上手くやっていけると思います。機会があれば合併したいけど、関西以外ではうまく出来ないかもしれない。そういうバランス感を考えた場合、関西地盤のサムティなら住宅でも手を出しやすいのではないかなあと。ただ、そこまで阪急が肉食とは思えない。

日本ロジ×ラサール:
GLPも参戦しそうなこのメンツ。ただ、ラサールはせっかくコアファンド運用にこぎつけた以上、名前が消えるような売り方はしない。その点、商社系なら上手くバランス取れるのではないか。物産もAMのグローバル展開にはもってこいの協働相手です。

◆個人的に合併して欲しい
森トラスト×東急リート:
高級貴族同士の合併。エリアの相互補完的も社内文化的にもちょうど良い相手方のお似合いカップル。何気に安定して評価され続けないREIT同士でもあります。ぐっと評価されてジリジリ賞味期限が切れるの繰り返し。

◆絶対にあり得ない
日本プロロジス×NBF:
セクター最大手同士の合併。意味が分かりません。プロロジス本社が絶対にGOサイン出さないでしょうね。三井不動産はあんまりNBFを大事にしているように見えないので、すごい値段でプロロジスが買ってくれるなら売るかもしれません。レスター優勝の可能性くらいのオッズですが。

いちごオフィスはどことも合併しそうだしメリットもデメリットもなさそうなので言及なし。日本アコモデーションファンド、フロンティアと言った三井不動産系も各々がきっちり仕事しているのでずっと独立なんだろうなあ。スターアジアは究極のオーナー系なので、名前消える売り方はしないので買えもしないような。以上、独断と偏見と思いつきのカップリング。

J-REIT分析 2016年4月3日

思い付いたネタは、日本ビルファンドの改名とみんなのREIT(もちろんウェディング物件ポートフォリオ)くらい。inzaiです、こんにちわ。

GPIFが大損やかしたってネタが最近多いのですが、そら株のエクスポージャーがゼロではない以上、下落していれば損を被るのは当たり前ではあるものの、モメンタムでガシガシ買っていって損したというのはちょっと酷い。開示されることはないんでしょうけど、アセットアロケーションてどの程度タイムリーに調整しているのでしょうね。動かしている金額大きいと頻繁に調整するのは難しいですし、かと言ってあまりに鈍重過ぎると何のためにやってるのか分からなくなる。本来的には主観を排除して純粋にリターンだけで調整するだけで十分なメリットがあるはずで、そこに自身のマーケットインパクトの大きさと、それを利用する戦略的アロケーションが出来ていればほぼ100点だと思うのですが、どうなんだろう。政策的にアロケーション変更を強いられているのは疑問を挟む余地をないところですが、ちゃんと建前上もアセットアロケーションの変更が合理的であることのロジックもちゃんと出来ているのか気になるところ。そんなのも出来てないのにガバナンスとか言われると、投資されている会社もしんどいですね!

個人でチマチマやっている分には3ヵ月毎にアロケーション見直していれば十分な気がします。日本株はともかくとして、海外ものは株も債券も(そもそも国内債券やってる個人なんていないでしょうが)ETFでしか投資してない人も多いでしょうから、その中で出遅れ感のあるものを適当に動かしていればそこそこリターンが取れます。自分が自信を持つアセットで勝負に行くのが大きなリターンを稼ぐには必要ですが、そこそこのアセットがある人で、でも億単位のリターンがこれまで稼げてない人は安全運転でも問題ないのではないかなあと。単一アセットに突っ込みすぎると身動きが取れなくなりますしね。

もちろん個人の場合は3ヵ月単位と言っても自由にできますし、全アセットを全てのタイミングで同時に動かす必要もありませんので、アセットによっては引っ張ったり、マーケットを楽しむことも必要ですが、ナンピンも追随買いも適度というのが重要です。金持ちになっている人は例外なくどちらかで大きなリターンを出してますが、その裏で泣いている人も多いですし、自分がどちら側なのかちゃんと見極めて上で投資すべき。もし自分に大勝負の才能ありかもと思うなら一度3億円大先生のTwitterを見てから最終判断しても遅くはありません。ちなみに私は、ドン引きしました。

J-REITは需給要因が大きすぎてどっちに行こうとしているのか、上がったり下がったりでぶっちゃけ良く分かりません。ここから需給が崩れて大きく下がれば儲けものですが、そんなに下がるとは思えない。かと言ってJ-REITだけが大きく上がっていくのもなあ。案外2月、3月のような行ったり来たりするマーケットが続くのかもしれません。地獄だ。

どこのマーケットが動くのかと言えば、やっぱり米国で、米国が崩れれば総崩れ、米国が上がれば、世界中の人が、うちのマザーマーケットは弱いのに米国に引っ張られていくなあと余計なリスクを取ってその後のボラティリティに貢献してくれる。で、何がトリガーかというと、経済関連はこの数年で粗方消化して、それなりの話出てもピクとも反応しませんので、く今後半年間で大きく動くとすれば政治マターしかないかと。

個別銘柄の話はトピックがあった銘柄だけ。3月末に色々出たから記憶は怪しいです。

NBF、フロンティア、日本アコモ
社長替わって買ったのが上野の築浅オフィス。フロンティアはやっと岡山売って、日本アコモは西荻窪買ってそれぞれ動きが出た年度末でした。もっとダイナミックな動きを期待するのは無駄でしょうかね。みんな頑張って物件入替してると言うのに。

JRE、日本リテール、オリックスリート、JPR
特になし。JREは無風で4月に入りましたな。ここ数年と違う動きです。

プレミア、ケネディクスオフィス
4月決算なのになんかいきなり売られました。あれか決算前に買い戻せばいいやとか思ってんのか。

東急リート
物件売りすぎじゃないか?というか鷺沼は痺れました。そうそうああいうのを期待してました。用賀が好調ということはオフィスはまだ大丈夫ということで。

森トラ
人気ないと言っても下がれば買われますね。あまりに材料なくて、さすがに売る人はみんな売っちゃったかな。

日ロジ
ド安定。イケメン社長がいなくなると不安ですね、って感じの株価ですか。

積水ハウスSI
3月決算の中では一番売られてますかね?

トップリート
イトーヨーカドー東習志野は不安しかありません。何年引っ張るんだ。

ジャパンホテルリート
4000万人ていくらなんでも消化不良。政府目標は実現可能性に基づいた控え目な数値であるからインパクトがあるわけで滑稽無糖なこというのは日銀だけにしてください。でも期待しちゃう。爆買いは最初から期待してません。観光のリソースがもっと整備されればなあ。観光立国のスイスとかアジア諸国もそんなに充実してないだけにここを整備したい。

日本賃貸
やっとインデックスイベント終わったけどプラスもマイナスもないのはびっくり。いやある意味で健全なんですけどつまんないよね。

星野リゾート
NISAとかどうでも良いってスタンスは嫌いではありませんが、どこかで大きくファイナンスして分割してくるんでしょうね。今のポートフォリオはインバウンドと関係が薄いのが惜しいと言えば惜しい。どっかで一緒くたにされて売られてないかな。

産業ファンド
フロンティアの次は産業ファンド!?のような株価でした。

ちと忙しい日々が続いており、J-REITも下がってこないんでこんな感じで。利回りとかこちらのサイトでお願いします。

J-REIT分析 2016年2月21日

ここから先は米国株の調子次第かなあ。inzaiです、こんばんわ。昨年11月から調整幅は相当なものですが、利上げ初期の調整としては歴史的にも普通の値幅に留まっております。ただ、リセッションに突っ込むとあと20%くらい下がる、というのがこれまでの歴史の動きです。

なので警戒せざるを得ない、と言いますかここから短期間で米国の景気が持ち直す訳がない。選挙戦の真っ最中だし、そもそもトランプ、クリントン、サンダースで何がどうなると言うのか。国を背負ってる感じがまるでしない。オバマはまだ国の代表、という雰囲気もありましたが、他のメンツはなんとも我が強いと言うかこの微妙なバランスで成り立っているグローバルな政治情勢を上手く乗り切れると思いません。

それでもブッシュに比べるとマシだし、オバマが極端にバランス型だったので(文化的に失敗できない大統領だったというのもあるでしょうけど)国としてはその反動もあってああいうメンツが支持されていると思えば、強いアメリカが蘇ってくるかも、という期待もあるのですが、やっぱ現実的にはせいぜい一気に孤立主義に傾くリスクが高まるとしか思えません。その場合、みんな沈んでアメリカだけ現状維持で、なんとも言えないアメリカの独り勝ちになる可能性も出てきます。

そういうことをうだうだと考えると、キャッシュを多めに持ったまま動きたくないわけでございます。1月17日にポジション調整してても下がったらやっぱり辛い、というところから117円、111円でドルを買いヘッジした他は、不動産、自動車、アジアREITあたりをチョロっと買い増したくらい。戻り局面で不動産はあっさり手放して、今ここ。マザーズの空振りはちょっと勿体なかったかなと思いますが、2月に入ってからはほとんど動いてません。世間では4.5億円を溶かした方もいらっしゃるようですが、私は眠るのがもったいないくらいでそこそこエンジョイしております。

と、そうは言っても昨年のピーク時比では年収分くらいは溶かしております。J-REITも20%下落してたらと思うとぞっとする。あと毎月分配型の投信。下落局面ですごいことになるのは目に見えてましたがいざ目の前にするとインパクト大。そもそも設定時の基準価額から上昇する可能性が低い商品設計で、下がっても運用はされているので配当とプレミアム分は稼いでいるし、損出しには持ってこい(NISAで買うものではない)の商品ではありますが、トリプルエンジンとか基準価額3000円なのに毎月100円出しててこれから先、どうなるのかすごい楽しみです。

そんな中、J-REITは今日も日経さんにネガティブな記事が書かれてましたが、非常に堅調なパフォーマンスをたたき出しております。配当だけでは説明しにくいちょっと行きすぎな銘柄があるのも事実。でも耳を澄ませばバブルの足音がしてきている気がしなくもないし、下がってない商品をわざわざ売るバカがどこにいるんじゃい!と言わんばかりの値動きです。しょうもないことを長々と書いていたら時間がなくなったのでより一層のショートコメントです。数値は価格、1月17日比の騰落率、配当利回りです。

8951 日本ビルファンド投資法人 649,000 4.3% 2.55%
12月期の決算良好。次の見通しは控え目な気もします。

8952 ジャパンリアルエステイト投資法人 658,000 3.1% 2.48%
とりあえず下がったら買っとけ的な。

8953 日本リテールファンド投資法人 261,200 2.6% 3.23%
一時に比べるとまともな評価に。でもそこまでか?

8954 オリックス不動産投資法人 169,100 0.8% 3.30%
逆に一時に比べると微妙に低い。ホテルを言いだすタイミングが悪かったか。

8955 日本プライムリアルティ投資法人 442,500 2.3% 3.00%
決算は特に材料もなく。

8956 プレミア投資法人 137,100 1.9% 3.36%
グランパークのシンガポールレストランでは1日70羽の鶏が捌かれるそうですよ(豆

8957 東急リアル・エステート投資法人 163,600 15.8% 3.01%
すごい強かった。

8958 グローバル・ワン不動産投資法人 448,000 5.5% 3.30%
もうここまで織り込むのかと。

8960 ユナイテッド・アーバン投資法人 173,800 5.7% 3.39%
アップサイドを織り込みにくい雰囲気。なぜ?

8961 森トラスト総合リート投資法人 201,100 0.5% 3.49%
日経では弱気なコメントがでてました。ちょっとびっくり。

8963 インヴィンシブル投資法人 69,800 -4.9% 3.64%
悩ましい動き。

8964 フロンティア不動産投資法人 503,000 2.9% 3.82%
すっきりしない。

8966 平和不動産リート投資法人 89,300 7.6% 3.98%
やや出遅れ感もありました。

8967 日本ロジスティクスファンド投資法人 242,600 1.3% 3.32%
物流は期待薄になってます。

8968 福岡リート投資法人 196,900 0.1% 3.56%
インバウンドの反動に悩まされてます。歩合も多いしね。

8972 ケネディクス・オフィス投資法人 635,000 4.3% 3.28%
ほんとマーケットは絶妙な値決めしますね。

8973 積水ハウス・SIレジデンシャル投資法人 117,500 14.2% 3.61%
値動きだけ見ると誰かが投げたんでしょう。

8975 いちごオフィスリート投資法人 82,300 -7.4% 4.23%
うーん、もうひと頑張りほしい。

8976 大和証券オフィス投資法人 712,000 3.5% 2.77%
流れ来てるなあ。

8977 阪急リート投資法人 134,800 3.4% 3.85%
強いと思わせてマーケットに付いていけないの繰り返し。

8979 スターツプロシード投資法人 165,400 -2.1% 4.87%
うん。いつも通り。

8982 トップリート投資法人 433,500 -0.1% 4.57%
この銘柄に投資して負けたら言い訳できないし。

8984 大和ハウス・レジデンシャル投資法人 243,100 -1.6% 3.70%
レジは完全に置いてけぼり。

8985 ジャパン・ホテル・リート投資法人 92,000 1.0% 3.61%
伸びきれないけど売りこなし中。

8986 日本賃貸住宅投資法人 85,700 5.2% 3.97%
4%の壁。

8987 ジャパンエクセレント投資法人 143,700 7.3% 3.51%
こんなもん。

3226 日本アコモデーションファンド投資法人 424,500 -1.5% 3.67%
住宅REITには3.5%の壁が。

3227 MCUBS MidCity投資法人 340,000 -4.4% 4.08%
産業ファンドの東雲買ってくれませんか?

3234 森ヒルズリート投資法人 164,100 7.9% 3.10%
気持ちちょっと出遅れ。大和オフィスに負けちゃうかー。

3249 産業ファンド投資法人 525,000 -6.6% 3.60%
そういうリスクを含んだ銘柄です。たまにはあるさ。これからもあるかもしれませんけど。

3263 大和ハウスリート投資法人 469,000 1.1% 3.81%
2月決算。どうなるのか。

3269 アドバンス・レジデンス投資法人 276,200 6.0% 3.30%
やっぱりマーケットはちょっと歪んでるよなあと。

3278 ケネディクス・レジデンシャル投資法人 305,500 9.0% 4.01%
70bpかー。

3279 アクティビア・プロパティーズ投資法人 560,000 3.7% 3.07%
社長のファン急増で人気化か。

3281 GLP投資法人 121,300 3.6% 3.81%
ついにマイナス金利。でも、あのインパクトはそこじゃない。当局と業界でうまくまとめてくれると思いますけど。

3282 コンフォリア・レジデンシャル投資法人 230,000 6.3% 3.70%
40bp。そんなもんかな。

3283 日本プロロジスリート投資法人 241,300 12.9% 3.27%
持ち直してきました。20万円割れとかどう考えてもおかしいだろうと。

3287 星野リゾート・リート投資法人 1,320,000 10.3% 3.16%
こちらも持ち直し。インバウンド銘柄ではないと言ってるとか。

3290 SIA不動産投資法人 430,000 -4.1% 5.14%
みずほ信託プレミアムは剥がれました。

3292 イオンリート投資法人 132,200 5.4% 4.11%
本体があの決算だったのとあの物件取得価格ではねー。

3295 ヒューリックリート投資法人 181,200 3.5% 3.14%
気づいたら下がってて気づいたら上がってる銘柄。

3296 日本リート投資法人 275,900 0.5% 5.12%
Twitterで何かとネタにされるリート。

3298 インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人 99,500 -3.6% 5.11%
日本リートと同じでは報われない。

3308 日本ヘルスケア投資法人 170,500 0.2% 4.76%
もう良く分からないです。このセクターは当面材料もでないんじゃいか。

3309 積水ハウス・リート投資法人 128,100 -1.7% 3.80%
悪くない。

3451 トーセイ・リート投資法人 112,500 -1.9% 5.43%
IPO価格近辺では粘る。

3453 ケネディクス商業リート投資法人 261,700 6.8% 4.65%
良いのか悪いのか。次のファイナンス次第。

3455 ヘルスケア&メディカル投資法人 102,000 -0.3% 4.12%
だからよくわから(ry

3459 サムティ・レジデンシャル投資法人 85,800 3.9% 6.04%
すいません、この銘柄は良く分からないので利回りは今期×2で出してます。固定資産税は含まれているようですが全額かどうか分かりません。目論見書見るの面倒ですし。

3460 ジャパン・シニアリビング投資法人 137,900 1.0% 3.88%

3462 野村不動産マスターファンド投資法人 152,700 3.2% 3.55%
面白いところにいます。

3463 いちごホテルリート投資法人 121,000 -11.5% 3.75%
すごい上に行って戻ってきました。なんだったんだあれは。大量保有たくさんでてますね。おもちゃか。

3466 ラサールロジポート投資法人 106,900 なし 3.93%
ボチボチの船出。

J-REIT分析 2016年1月17日

マーケットがクラッシュすると閲覧数が増加するHPにようこそ。inzaiです。こんばんわ。8月、9月に比べると閲覧数はそれほど増えてないので、まだまだ下がるのかしらん!?あと、株価が上昇しても庶民には関係ない格差拡大って怒られて、株価が下落するとアベノミクス失敗と怒られるってニュアンスのtwitterを見た気がするのですが見つかりません。この下落局面で色んな名言を見かけたのですがその時にお気に入りにいれておかないとあっという間に行方不明になります。このわびさびに通じる儚さが日本でTwitterが流行ってる理由なんでしょうね、きっと。

自分の心理状態としてはあまり良くありません。半分くらいキャッシュで置いてて出動できるようになってますが、それでももっと減らしておけばと後悔することしきり、というのが初週の心理状況で、今はジリジリ削られることに慣れてしまった感があります。下がるところまで下がれば良いじゃないか的な。動いている以上、思考停止に陥るのは一番良くないので何とかしないとなあということでとりあえず売りから入ろう、と週末に決意しても月曜日になったら、いやいや落ち着けよとなるんです。買いは慎重に、売りは大雑把に、という簡単なことができません。年収以上の金額を動かすようになってからはしばらくは、月収が飛ぶ実損が出ると「ああ、今月はただ働きか」などと切実な気持ちの日々で、今となってはさすにがそんなことはありませんけど、それでも日々マイナスが膨らんでいってボラも高いままだと気が滅入ります。海外ETFとかぼんやり眺めて、なんでこんな手数料が高いプロダクト買ってるんだろうなと、儲かっているときは気にならないことに心を痛めております。

我らのJ-REITは年初から3.8%しか下落してません。増資ラッシュの最中でどうなるか分かりませんけども、崩れそうで崩れません。崩れる銘柄もあるのですが何とか戻ってくることができてます。ただ、いつまでのJ-REITだけが値持ちが良いなんてことはなく、目ざとい人々が出遅れ感を狙ってくるでしょう。様子見が吉。このどこまで下がるか分からない感じは久々で懐かしさすら感じます。年初からのリターンはトップはいちごホテルで唯一のプラス。ワーストはイオンと積水ハウスリートで、週後半から大きく売られました。どっちも社債みたいなもんでイオンはイオンショックがあったのは分かりますが積水ハウスリートはなんだろう。グロースない銘柄はだめか。

いちごホテルリート投資法人 0.58%
プレミア投資法人 -1.05%
ジャパンリアルエステイト投資法人 -1.19%
ケネディクス・レジデンシャル投資法人 -1.31%
アクティビア・プロパティーズ投資法人 -1.95%
ヘルスケア&メディカル投資法人 -2.41%
日本ビルファンド投資法人 -2.95%
日本リテールファンド投資法人 -3.27%
ケネディクス・オフィス投資法人 -3.36%
オリックス不動産投資法人 -3.39%
トーセイ・リート投資法人 -3.46%
阪急リート投資法人 -3.59%
産業ファンド投資法人 -3.65%
いちごオフィスリート投資法人 -4.15%
日本ヘルスケア投資法人 -4.27%
フロンティア不動産投資法人 -4.44%
ヒューリックリート投資法人 -4.45%
森ヒルズリート投資法人 -4.58%
大和証券オフィス投資法人 -4.74%
スターツプロシード投資法人 -4.78%
ケネディクス商業リート投資法人 -4.82%
ユナイテッド・アーバン投資法人 -4.88%
ジャパンエクセレント投資法人 -4.89%
ジャパン・ホテル・リート投資法人 -4.92%
日本アコモデーションファンド投資法人 -5.00%
日本プライムリアルティ投資法人 -5.08%
アドバンス・レジデンス投資法人 -5.23%
野村不動産マスターファンド投資法人 -5.29%
東急リアル・エステート投資法人 -5.31%
グローバル・ワン不動産投資法人 -5.31%
トップリート投資法人 -5.47%
インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人 -5.56%
サムティ・レジデンシャル投資法人 -5.57%
大和ハウス・レジデンシャル投資法人 -5.65%
星野リゾート・リート投資法人 -5.65%
日本ロジスティクスファンド投資法人 -6.10%
森トラスト総合リート投資法人 -6.20%
コンフォリア・レジデンシャル投資法人 -6.52%
ジャパン・シニアリビング投資法人 -6.57%
GLP投資法人 -6.59%
平和不動産リート投資法人 -7.25%
インヴィンシブル投資法人 -7.53%
日本賃貸住宅投資法人 -7.61%
日本プロロジスリート投資法人 -7.64%
大和ハウスリート投資法人 -7.82%
福岡リート投資法人 -8.01%
積水ハウス・SIレジデンシャル投資法人 -8.39%
MCUBS MidCity投資法人 -8.80%
SIA不動産投資法人 -9.19%
日本リート投資法人 -9.22%
積水ハウス・リート投資法人 -10.58%
イオンリート投資法人 -10.58%

REITに限った話ではなく、とりあえずここまで来たらポジションは落とすか、銘柄を持つにしても潰れないものを保有するしかありません。ゼロにならなければ何とか出直せませす。しんどいのは、そういうディフェンシブな銘柄持ってても下げ幅は大して変わらない点。最後の一線を越えるか越えないか、出直せるかどうかの違いだけで心の痛みはほとんど同じ。とりあえずスパイクボトムは狙わず、時間軸的に分散投資しているものはそのまま続けて、長期保有したいものは価格が10%下がればナンピンしていって、残りの30%はファンダメンタルズに自信があるもので勝負に行く。そういう意味ではJ-REITはまだまだ勝負時ではありません。値頃感はあっても安くはない。オヌヌメランキングとか作る気がしません。

恒例のJ-REITコメント。1/15の投資口価格、YTDリターン、アクティブリターン、分配金利回り(分子は年末から調整してません)です。上述の通り、東証REIT指数はYTD-3.8%です。

8951 日本ビルファンド投資法人 560,000 -2.90% 0.90% 2.77%
日銀マジックとJREの決算で逃避先にもなってます。三井不動産は3年ぶりの安値に突っ込もうとしててそっちのが投資妙味ありそうな。NBFには関係ありませんが海外投資を継続するかどうかがポイント。

8952 ジャパンリアルエステイト投資法人 580,000 -1.20% 2.70% 2.83%
あれだけ手応えを示してくれれば多少のショックもの見込めるはず。下げ渋ってます。上がりもしませんけど。

8953 日本リテールファンド投資法人 224,600 -3.30% 0.60% 3.72%
この辺の大型銘柄が利回りが4%まで来るとおやおや~と思います。流動性が枯渇するほどの資金流出は起きてないということ。価格感は悪くもないんですけどね。

8954 オリックス不動産投資法人 151,100 -3.40% 0.50% 3.56%
誰が157,000円で売り続けたのか分かりませんがナイス判断でした。その分もあって年初からの下げは控え目。

8955 日本プライムリアルティ投資法人 392,000 -5.10% -1.20% 3.13%
配当落ちということもあり12月に大きく上昇、その反動が来てます。まだ全然調整足りてません。

8956 プレミア投資法人 122,000 -1.10% 2.80% 3.78%
決算発表のIRが拙かったのか調整モードが続いてました。やっと決算発表前のNTTリートらしい動きが戻ってきました。JPRとのイールドギャップ考えると、動いてるマーケットだなあと思います。

8957 東急リアル・エステート投資法人 144,400 -5.30% -1.50% 3.31%
あれだけファイナンスが続くと1月権利落ち銘柄はとりあえず売り。そんなところ。

8958 グローバル・ワン不動産投資法人 410,000 -5.30% -1.50% 2.56%
悪くないところまで調整してきました。大きく上下して40万円の攻防はまともなフェアバリューではないかと。

8960 ユナイテッド・アーバン投資法人 156,000 -4.90% -1.00% 3.68%
決算の数字はともかく碑文谷の工事費が強烈。あれが新しくなると思うとワクワクしますね!ヨドバシ吉祥寺並みの大工事にして欲しいです。これだけ大きなREITでも数値が動くってことはやはりREITの構造には根本的な欠陥が。

8961 森トラスト総合リート投資法人 193,500 -6.20% -2.40% 3.35%
割安感はなく弾みで上に行くこともありませんでした。ケネディクス商業リートとの新浦安の戦い。要注目かと。

8963 インヴィンシブル投資法人 65,100 -7.50% -3.70% 3.03%
株式市場の1月のテーマはインバウンド需要の終焉ですからね。しょうがない。ホテルはそんなには心配してません。住宅REITでも民泊すれば良いのにね。

8964 フロンティア不動産投資法人 463,000 -4.40% -0.60% 3.81%
いまどき配当取りなんてやるのか疑問でしたけど12月の上昇はそういうことなんでしょうかね。とりあえず1年間は安泰ということです。あの数字は岡山を売ることが前提なのか良く分かりません。

8966 平和不動産リート投資法人 78,000 -7.30% -3.40% 4.16%
PO価格を割れました。相場下落局面では急激に色あせてくるように見えるのは物件のクオリティがアレなせいですかね。船橋Faceのビックカメラの品ぞろえの微妙さには参りました。

8967 日本ロジスティクスファンド投資法人 220,000 -6.10% -2.30% 3.47%
んー、やることやってるし、下落局面に備えているREITなのにこの下落。結局、LTVを予め落としてても、逆張りするときはマーケットに歯向かうような投資行動になるわけでファイナンスするのも難しくなるし、それだったらイケイケで運用する方が上昇局面ではチヤホヤされて下落局面ではみんなで沈んで楽しいってことになるのでしょうか。(一部の)REITはやることやってるので、次は投資家が気概を見せられるかどうかということかもしれませんね。1年後くらいに。

8968 福岡リート投資法人 191,800 -8.00% -4.20% 3.44%
インバウンドショックと簡単に片づけるのもアレなんで追加すると、福岡は去年後半から今年にかけて免税大型店が沢山できているらしいですね。

8972 ケネディクス・オフィス投資法人 546,000 -3.40% 0.50% 3.69%
今のマーケットがグロースを期待できるのはオフィスだけです。分かりやすい動きになっております。豊洲とか千里もエリアとしては好調らしいです。驚きです。

8973 積水ハウス・SIレジデンシャル投資法人 99,300 -8.40% -4.50% 3.88%
昨年2月に15万円まで上がったのがウソのようです。マーケットの期待っていつの時代でも大きなエネルギーですね。このREITの素の力はこんなもんかと。けちょんけちょんに書いた時もありますけどそんなに嫌いなわけではありません。如何にも投資家をなめた感じがするときにイラッとするだけです。

8975 いちごオフィスリート投資法人 83,200 -4.10% -0.30% 3.99%
上手く表現できませんが、これまでに比べるとそんなに悪くない動きです。

8976 大和証券オフィス投資法人 623,000 -4.70% -0.90% 3.17%
新しい人と古い人でこのREITに対するイメージは違うんでしょうね。オフィスの大量供給で一番影響を受けるというかマーケットを壊すとしたらここ数年で急成長したこの辺りかもと。いや、REITが稼働率最優先するなんて今や常識なのでやったものがちですか。

8977 阪急リート投資法人 123,400 -3.60% 0.30% 4.03%
悪くない動きです。関西に限れば文句なしのREIT。イデラが天王洲を盛り上げてくれるともう一押しくると思うのですがさすがにもうちょっと先か。

8979 スターツプロシード投資法人 163,200 -4.80% -0.90% 4.72%
こんなもんだと思います。このREITの利回りが5%まで来るとフェアバリューのストライクゾーンに入ってきたなあという気がします。

8982 トップリート投資法人 432,000 -5.50% -1.60% 4.23%
トリトンは最悪期を脱したような気がしてますが冷静に考えるとオリンピック後だと今の世田谷スクエア的な立ち位置の物件になります。お金食いそうです。東習志野は最悪のケースに備えるしかありません。誰か買ってくれるんだろうか。こういう時、金融系のスポンサーはまじで役に立ちません。

8984 大和ハウス・レジデンシャル投資法人 235,500 -5.60% -1.80% 3.62%
昨年に流れたPOからもうすぐ1年。時間の流れは滝のように。

8985 ジャパン・ホテル・リート投資法人 85,100 -4.90% -1.10% 3.85%
PO価格まで下がってきました。これは一気に割るパターンですか。配当が入ってくるのは1年後ですもんね。うーん、重い。

8986 日本賃貸住宅投資法人 78,900 -7.60% -3.80% 4.22%
スポンサー交代とともに発表されたコメントしがたい物件取得。第一印象って言葉を知らないんですかね?

8987 ジャパンエクセレント投資法人 126,300 -4.90% -1.00% 3.71%
物件売却しました。次の一手次第では大きく化ける可能性もあります。でも期待はしてません。せめて都内の物件でお願いします・・・!

3226 日本アコモデーションファンド投資法人 399,000 -5.00% -1.20% 3.71%
このREITが4%まで来ると盛り上がってまいります、ダメな方に。サラリーマンっぽい新しい社長にはあまり期待が出来ませんけど、そろそろ三井不動産らしいところを見せてほしい。

3227 MCUBS MidCity投資法人 337,000 -8.80% -4.90% 3.71%
マーケットがピークアウトしようというタイミングでようやくリストラが見え始めたREITです。そういう意味では悪くありません。

3234 森ヒルズリート投資法人 147,900 -4.60% -0.70% 3.24%
POなう。六本木ヒルズ4フロア入れてきたのは焦りなのか親心なのか。

3249 産業ファンド投資法人 555,000 -3.60% 0.20% 3.29%
次の物件取得が楽しみです。次はどんなJ-REIT初なのか。

3263 大和ハウスリート投資法人 436,000 -7.80% -4.00% 3.66%
大きく下げました。流動性がないとしんどい銘柄の代表格です。ファンダメンタルズは安定です。

3269 アドバンス・レジデンス投資法人 251,800 -5.20% -1.40% 3.47%
2016年は住宅REITの序列をどう見るか。特にアコモと大和ハウスレジの関係が難しい。

3278 ケネディクス・レジデンシャル投資法人 294,100 -1.30% 2.50% 4.03%
4%台に乗ってから粘ってます。

3279 アクティビア・プロパティーズ投資法人 503,000 -1.90% 1.90% 3.42%
なんだかんだでIR終わったばかりで一番評判良いREITです。定性的な評価の面では今がピーク。

3281 GLP投資法人 109,100 -6.60% -2.70% 3.83%
ラサールと比べるとなんとも微妙というかラサールの戦略が老獪というか、単なる後出しじゃんけんの強みというか。

3282 コンフォリア・レジデンシャル投資法人 213,600 -6.50% -2.70% 3.61%
明日が価格決定ですね。ノーコメントです。

3283 日本プロロジスリート投資法人 201,800 -7.60% -3.80% 3.63%
うーん、どこまで裁定が効くのかという話。ラサールはインパクトが大きすぎます。他セクターのREITとの関係なんて誰も見てないのではないか。

3287 星野リゾート・リート投資法人 1,185,000 -5.70% -1.80% 3.38%
インバウンドだけどインバウンドじゃない。星野らしさを取り戻す方向ではあるようです。

3290 SIA不動産投資法人 425,000 -9.20% -5.30% 4.72%
スポンサー交代前の水準まで下がってきました。金融系スポンサーはほんと評価されません。何もやってきてないしね。

3292 イオンリート投資法人 127,600 -10.60% -6.70% 3.73%
急落したように見えましたが、よくよく見るとこんなもんですね。

3295 ヒューリックリート投資法人 161,000 -4.50% -0.60% 3.45%
何かと忙しいREIT。ヒューリックってもう業界4位まで来ているんですってね。お金ってほんと怖いです。

3296 日本リート投資法人 260,900 -9.20% -5.40% 4.75%
3298 インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人 96,800 -5.60% -1.70% 4.89%
日本リートよりインベスコ派です。

3308 日本ヘルスケア投資法人 168,000 -4.30% -0.40% 4.41%
ぶっちゃけヘルスケアは良く分かりません(今さら)。

3309 積水ハウス・リート投資法人 117,500 -10.60% -6.70% 3.79%
急落しました。値持ちが良かったものはガンガン調整しますね。

3451 トーセイ・リート投資法人 111,600 -3.50% 0.40% 5.35%
孤高のREITと呼ぶことにしましょう。次の市況悪化のときにどういう行動を見せてくれるのか楽しみですね。

3453 ケネディクス商業リート投資法人 242,900 -4.80% -1.00% 4.84%
あのクオリティでは色々ときつい。利回りがどこまで株価をサポートするのか。ある意味では良いベンチマーク銘柄かと。

3455 ヘルスケア&メディカル投資法人 105,400 -2.40% 1.40% 4.14%
なんともいえないREITです。

3459 サムティ・レジデンシャル投資法人 81,400 -5.60% -1.70% 4.03%
なんとも言えませんが、嫌いではありませんが評価されない理由も良く分かります。

3460 ジャパン・シニアリビング投資法人 133,600 -6.60% -2.70% 3.42%
損保ジャパンつながりで言えば一番期待が持てます。現物不動産マーケットが崩れてくるとダークホース。

3462 野村不動産マスターファンド投資法人 141,500 -5.30% -1.40% 3.51%
規模だけではどうにもならんということでしょうか。合併してからの初めての決算が2月です。期待しましょう。ここで今までどおりスポンサーバックアップしか確認できないなら売りましょう。

3463 いちごホテルリート投資法人 138,300 0.60% 4.40% 3.19%
手垢がついてないってすごいです。スポンサーの決算発表で、大規模にホテル仕込んでますよ!と宣言されたのも大きいです。

3466 ラサールロジポート 100,000円 4.15%
有名な訳あり物件もありますがこの利回りは悪くない、はず。

以上、やっぱり銘柄数が多すぎます。30くらいかちょうどいい。最後の方はやっつけです。

J-REIT分析 2016年1月2日

今年の目標はとりあえず年間収益プラスで。inzaiです、こんばんわ。とりあえず昨年分の負けは取り戻したいです。正直、大勝ちするのは難しいマーケットが続くと思ってますし、去年も同じようなこと言ってますが、米国の利上げ後のマーケットはまだ極めを要する時間なので1月は動きにくいですし、来年度に直結する3Q決算の状況は見たいので2月は動きにくいし、ここまで動かないとすると3月にいきなり動くことは想定しにくいし、4月はちょっと期待できるものの、5月の本決算&来年度の数字は弱いものが出そうな気がしますし、6月になると選挙の話が出始めてUKでもEU離脱の話あるかもしれないし、7月は参院選の結果出るまで動きたくないし、8月は夏休みで頭使いたくないし、9月は旅行シーズンだし、10月は日銀の追加緩和あるかもしれないし、11月は米大統領選挙だし、12月は今更無理してもしょうがないってことでどうにも難しいです。ただ、こうやって羅列してみると、ダウンサイドリスクがあんまりなさそう。山を超えることで溜まったエネルギーは大分と放出されている感じはあるので損しなければ何とかなる相場なのかもしれません。去年もそうやって油断してて一気に下に持っていかれたんですけどね!

大納会の東証REIT指数は1747.54ptで2014年末比-7.9%。

個別ではインヴィンシブルを筆頭にプラスは7銘柄。

インヴィンシブル投資法人 40.0%
PBR2倍って恐ろしいことだと思います。しかし株価がすべて。

MCUBS MidCity投資法人 22.4%
ひさびさにスポンサーチェンジ銘柄が出ました!今年も期待!

ジャパン・ホテル・リート投資法人  16.2%
ホテル強い。買ったもん勝ちになってることもありますが降りたら負け(降りかけた時期もありました)。

プレミア投資法人 4.5%
ある意味ではスポンサーチェンジ銘柄。大企業のパワーバランスの難しさなのですかね。

産業ファンド投資法人 3.8%
ど安定の成長シナリオ。流動性がないので下がるときは下がります。

SIA不動産投資法人 2.6%
滑り込みでプラスに。こちらもスポンサーチェンジですがみずほ信託が何がしたいのか分からない。

ジャパンリアルエステイト投資法人 1.2%
やれば出来るじゃんと思ったのは私だけではないはず。

あとの銘柄はマイナスでした。特に成長性がないのに買われていた住宅REITがひどいです。

星野リゾート・リート投資法人 -0.7%
ちょっと物足りない数字。というか買われすぎたのとLTVは上がらないんでしょという微妙な判断でもたつきました。

日本プライムリアルティ投資法人 -1.2%
LTV下げてもこの数字、最後の2カ月で強烈に追い上げました。

アクティビア・プロパティーズ投資法人 -1.9%
あれ?マイナス?もっと強かった印象がありました。大概の物件の立地は良いです。

大和証券オフィス投資法人 -2.8%
こうやって見ると価格はともかくスペックは大事なんだなと。中型オフィスでは実質1位。

日本ビルファンド投資法人 -4.5%
今年は本気出してくれるでしょう。ここがやる気出さないと結局は盛り上がりません。

グローバル・ワン不動産投資法人 -5.3%
ここも実質的にはスポンサーチェンジ。中途半端にやる気あるようで期待が高まりすぎているのは気がかり。そんなに大したことは出来なさそうな。

積水ハウス・リート投資法人 -5.3%
ほんと面白いREITです。実験的な意味で世界のREITの歴史に残っても不思議じゃない。

福岡リート投資法人 -6.5%
インバウンドから外れたような外れてないような。これから福岡は一層激化しそうですね。

東急リアル・エステート投資法人 -6.8%
アクティビアとの差はわずかなんですがそこが大きいです。イケイケの局面ならデベに軍配が上がるのはしょうがない。安定はしてます。

いちごオフィスリート投資法人 -7.3%
うーん、こちらも最後は盛り上がり何とかアウトパフォームです。

オリックス不動産投資法人 -7.3%
うーん、誰かが157,000円で売り続けてるようなチャートです。

ヒューリックリート投資法人 -7.5%
ここまでがアウトパフォーム銘柄です。ほどほどのポートフォリオとほどほどの評価の銘柄が多いですな。

どこか傷があったり、評価され過ぎていた銘柄はマイナスになってます。

日本リテールファンド投資法人 -8.6%
ほぼマーケットパフォーマンス。とてもこの銘柄らしい動きです。良くも悪くも大化けする可能性は皆無。

森ヒルズリート投資法人 -10.1%
年初はちょっと期待が高まりすぎでした。あわやNBF捕まえちゃうよ的なとこまでいきました。

インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人 -10.2%
ここまで来たらのんびりしてても良い気がします。この局面で張り切ると痛い目に会いそう。

日本アコモデーションファンド投資法人 -11.5%
この辺はスポンサーへの期待が大きく高まってましたが、この銘柄は昔から草食です。

フロンティア不動産投資法人 -11.9%
思ったよりも何もなく。この辺に三井不動産系銘柄が並んでいるのは腐っても何ちゃらというやつでしょうか。

GLP投資法人 -12.6%
個人的には一番持ち直してでしょうオブザイヤー。このままいったらどうなるんだ!?という状況でしたが仕上げてきました。今年が正念場。

コンフォリア・レジデンシャル投資法人 -13.0%
マーケットの評価がいまいち定まらない銘柄です。

日本ロジスティクスファンド投資法人 -13.1%
本来であればディフェンシブ銘柄なのですが、ほんと低いLTVとか関係ないですね。

ユナイテッド・アーバン投資法人 -13.2%
さすがに外部成長も息切れ。取得物件に苦しさが垣間見れます。

日本賃貸住宅投資法人 -13.7%
かなり期待を織り込んでた分、裏切られた投資家も多いです。REITに罪はなく、勝手に期待した投資家が悪いのです。

大和ハウス・レジデンシャル投資法人 -13.9%
いつLTV下げるのだろうか。

平和不動産リート投資法人 -14.3%
うーん、ほんとにこのまま行きそうですね。

森トラスト総合リート投資法人 -14.4%
2016年はほんと色々とやってくれました(悪い意味で)。今年もやらかしそうな感じはあります。

トーセイ・リート投資法人 -14.9%
ぶれない。ほんとにぶれない。欲出ないんですかね?

トップリート投資法人 -15.2%
綱渡りからそろそろ卒業してほしい。

日本プロロジスリート投資法人 -16.2%
心の底から不本意でしょうね。私も不本意です。

イオンリート投資法人 -16.3%
そんなに下がったのですか。来年の増税に向けてこちらも正念場。

阪急リート投資法人 -16.4%
こんな下がったっけ?と思いチャートを確認したら大変なことになってました。マーケットが過熱すると流動性のない銘柄はどうしても行きすぎてしまいます。これは宿命。

ケネディクス・オフィス投資法人 -16.5%
オフィスマーケットへの見方を体現したような値動きの1年間でした。お疲れ様としか言いようがありません。

アドバンス・レジデンス投資法人 -17.2%
配当利回り3%切る水準はさすがにアレだったということで最近はかなり落ち着きました。

ジャパンエクセレント投資法人 -17.3%
ケネディクスオフィスと同様の動きに加えて、ちょっと思い切った買い物もあったので。

ケネディクス・レジデンシャル投資法人 -17.3%
東洋ゴム騒動でまだ1年間経ってないのですね。

スターツプロシード投資法人 -18.7%
なんか、もう、色々と。スターツには一切の罪はありません。高値でファイナンスしてたらある意味wktkが止まらない状況でした。

日本リート投資法人 -20.4%
ワーストじゃないんかいと突っ込みたくなります。

積水ハウス・SIレジデンシャル投資法人 -20.4%
2015年頭といえばこの銘柄にとってはもう全てが追い風の時期でした。

大和ハウスリート投資法人 -21.2%
なんと言いますか60万円はいくらなんでも感はありましたけど、今の値段もやや売られすぎな感じもあります。

日本ヘルスケア投資法人 -37.1%
減損になった人もいそうですね。。。

あとは上場してから1年経ってない銘柄です。そんな楽しい感じにはなってません。

ケネディクス商業リート投資法人
IPO価格比では何とかプラスですかね?ファイナンスがあれでした。もったいない。

ヘルスケア&メディカル投資法人
10万円割れると初値から半分も見えてきましたが反発。これだけ下がってこのバリュエーション。あのIPOの価格はさすがに自分を見失いかけました。

サムティ・レジデンシャル投資法人
そんなに悪いと思ってませんが良くもない。普通にやれば良いのにと思いました。

ジャパン・シニアリビング投資法人
うーん。前も書いた気がしますがヘルスケアの中では一番まともだと思ってます。相対比較。

野村不動産マスターファンド投資法人
3285と比べると-4.0%とかなり頑張ってます。一時差異調整の初めての配当が2月にあります。イオンリートみたいなことにはならないですよね?

いちごホテルリート投資法人
順調な出だしです。ネットの評判など何の役にも立たないということですね。

では、今年もよろしくお願いします!