J-REIT」カテゴリーアーカイブ

本日の騰落率トップは大和証券オフィス(2018年5月25日)

東証リート指数1745.53pt 前日比-0.06%
大和証券オフィス投資法人 前日比+1.58%
日本リテールファンド投資法人 前日比-1.30%

J-REITは超小幅に3日続落。こんな刻みでしか動かないってある意味すごい。

トップは4月9日ぶりの大和証券オフィス。5月18日に自己投資口買いが終了して調整モードに入ってましたが権利落ち前にじわじわと上昇してきました。なお、自己投資口買いが上限の75%消化で終わり。上限まで使い切らなかったのは大和証券オフィスが初めてではないか。個人的には、株式の自社株買いと違い、株価水準ではなく予算ありきで全部使い切るJ-REITの自己投資口買いはクソ運営だと思っていたので、この判断はとても良いと思います。この辺りは証券会社系だけあって、投資家目線の判断してれる良いREITです。

日本リテールファンドは20万円割れ目前で粘っていたけど一気に崩れた感じ。ケネディクス商業やイオンリートが好調だったので入れ替えなのかも。利回りだけ見るとまだ両者は逆転してない。

本日の騰落率トップはケネディクス商業(2018年5月23日)

東証リート指数1748.51pt 前日比-0.12%
ケネディクス商業リート投資法人 前日比+1.83%
東急リアル・エステート投資法人 前日比-1.14%
ボラ上がってますがとりあえず明日ならんとなんともいえん感じ。
本日のトップはケネディクス商業。二日前に続いて連続です。決算と中期的な方針が引き続き評価されてます。素晴らしい。

本日の騰落率トップはケネディクス・オフィス(2018年5月22日)

東証REIT指数 1750.62pt 前日比+0.08%
ケネディクス・オフィス投資法人 前日比+2.11%
プレミア投資法人  前日比-1.37%

本日のトップは昨日が公募価格決定日だったケネディクスオフィス。強烈に上がっていきました。POの倍率が高かったんですかね。この数ヶ月でももっと安く買える機会はいくらでもあったやろうに何があったのか。

POそのものの評価はニュートラル。鑑定価格より安く物件売却して、結構なお値段の浜松町のオフィスビルを買ってしまった感があります。いや、まとまった金額を買える人が限られているので、それはやむなしかもしれませんし、このタイミングで売却益を確保できたのは大きい。しかし、それで買うのがあの物件かー。これから大量供給あるエリアで大丈夫なのかな。オフィス部門のトップが新たなAM部門のトップになった瞬間にこのディール。なんか今までと違うなあ、という気もしなくもないけど、TKで突っ込んでる新宿のオフィスも似た感じか。配当は売却益込みで出すのでしばらくはアップサイドのサプライズも期待しにくいのだろうか。

ワーストはプレミア。4月決算銘柄で明暗。

本日の騰落率トップはイオンリート(2018年5月21日)

東証REIT指数 1749.20pt 前日比+0.22%
イオンリート投資法人 前日比+1.59%
ケネディクス・オフィス投資法人  前日比-2.07%

やる気があるのかないのか良く分からない1日でした。どのプロダクトもジリジリ上がってきたのに盛り上がりには欠ける感じ。ケネディクスオフィスのPO価格決定日(本日のワースト)なので買い手も思い切れなかったのか。みんな忘れいているかもしれませんが本日はタカラレーベンインフラの価格決定日でもありました。こちらはPO発表以降、ちょっと冴えない感じ。明日はどうなるか。

本日のトップはイオンリート。18日のケネディクス商業リートに続いて商業リートが連続トップとなりました。イオンの、イオンによる、イオンのためのリート。テナントは全部イオンでイオンが賃料払っているので、ほぼイオンの社債です。もちろん退去すればイオンから物件は入ってこなくなりますが、その可能性は極めて低い、というかイオンリートの前提を否定するようなもんなのでそこは大丈夫なんじゃないか。それよか膨らみきったイオンの負債が(略

配当利回りは4.72%。今年に入ってから2013年11月の上場初日の終値113,600円を割り込む瞬間もありましたが、何とかここまで戻ってきました。アジアのイオンを組み入れたりチャレンジングなことを含めつつ、やるべきことを粛々とやるだけのスタンスは嫌いではないのですが、小売りって大丈夫なの?ゆめタウンやNSCに食われてない?って懸念は根強い。米国に比べると日本の商業施設は供給少ないので全然心配いらないっしょ、とはなかなかねえ。

 

本日の騰落率トップはケネディクス商業リート(2018年5月18日)

東証REIT指数 1738.69pt 前日比+1.08%
ケネディクス商業リート投資法人  前日比 +2.79%
日本ビルファンド投資法人  前日比-1.30%

本日トップはケネディクス商業リート。商業REITの株価は世界中で低迷しており、Unibail-RodamcoとWestfiledの超大型合併でも株価は冴えず、その他の合併なんて発表しただけで急落し、大手商業REITの株を集めていたアクティビストファンドもMacerichやTaubmanから離脱。そんな状況で、生活密着型商業施設で安定してたケネディクス商業リートも利回り5%超で長らく推移しており、どうしたもんかなあと思ってたのに本日は急上昇。

一番のニュースは決算説明会で明らかになった物流施設への投資開始、および投資家との認識がずれている物件の売却。自己投資口買いもケースバイケースでやりそうなところもプラス。スポンサーが色々な形で物流に手を出していたので時間の問題かもとは思ってましたが本当に商業REITでやるとはなあ。リスクのバランスからしても良いのではないかと思います。

NBFが最下位だったのはファイナンス絡みの資金流出もあるのかな。この水準だと外しても怖くない銘柄。