東証REIT指数は1940pt超えへ!!

inzaiです、こんばんわ。東証REIT指数の全面高が止まりません、ってか日経平均30,000円超えだしビットコインも半導体株も強い。上値目途が存在しないいわゆる「壊れたマーケット」になってて皆さんウハウハなのではないでしょうか。これでコロナが収束すると娯楽系にはお金がすごい勢いで流れていきそうです。それを見越してホテルの株価もうなぎ登り。ファンダメンタルズは全然追いついてないので株式投資やってる人とそうでない人の二極化がさらに進んでます。

こうなると政策変更、増税等の政治的な圧力が気になりますが、それを早めに見越すのも株式市場。日本株はピークアウトした雰囲気はあまりない(とは言え指数の割に上がってない銘柄も多い)ですが、米株はテスラしかり再エネ系しかりちょっと調整が長引いてます。金融緩和の引き締めが止まった場合に逆噴射しそうな、実需が追い付いてない話題銘柄が弱い。株なんて常に上がりすぎて下がりすぎるものですがポジションは少しずつ調整していくのが生き残るコツなんじゃないでしょうか(と自分に言い聞かせる)

 

2021年末の三鬼商事都心5区オフィス空室率予想大会開催要項

2020年オフィス空室率予想大会はニアピン賞もありませんでした。残念無念。inzaiです、こんにちわ。自分の予想は3.25%で着地は4.49%。大外し。ダイナミックに景気が動いてるときの予想は難しいですよね。特に絶好調なところからの下落幅を当てようとするとどうしてもその時の勢いに引っ張られてしまう(言い訳)。

当ブログとしては住宅REIT WEEKLY、100日目にJ-REIT全銘柄を保有する個人投資家、そしてそもそも最近J-REITのことを書いていない(指数が堅調でボラ低いし、ファイナンスも少ないので書くこともない)など更新すべきコンテンツはあるのですが、まずは2021年オフィス空室率予想大会のアンケートにご協力いただければ助かります。

過去の三鬼商事都心5区空室率は次の通り。どうなるかなー。
2020年12月末 4.49%
2019年12月末 1.55%
2018年12月末 1.88%
2017年12月末 3.12%
2016年12月末 3.61%
2015年12月末 4.03%
2014年12月末 5.47%
2013年12月末 7.34%
2012年12月末 8.67%
2011年12月末 9.01%

アンケート形式は2つで、①ブログの投票、②Twitterでの予想大会の参加です。

①は下のアンケートをぽちっとお願いします。匿名投票なので景品はありません。

②はTwitterにタグ#2021年末の三鬼商事都心5区オフィス空室率予想大会なお2020年末は449bpつけて投稿してください。こちら!からの参加が簡単です。ピタリ賞、ニアピン賞に景品あります。基準が不透明であったニアピン賞は±0.1%以内とします。

2021年末の三鬼商事都心5区オフィス空室率の予想を教えてください

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12月末の三鬼商事オフィス空室率と予想大会の結果発表!&オフィスREIT

緊急事態宣言で飲食店支援が急務。inzaiです、こんばんわ。神楽坂の飲食店を支えるべく日夜テイクアウトを注文しています。嫁さんも乗り気で夫婦仲にも効いてます。それでも日々、閉店する店が増えており軽子坂なんて3割しか残ってないのではないか。文化の火が消えていってる。

さて、2020年7月に集計した2020年末の三鬼商事都心5区空室率予想大会の答え合わせです。アンケート中はGOTOトラベルとGOTOイートでテコ入れされつつあった日本経済と見えないワクチン開発への絶望が入り混じった局面でしたが、現実の年末は無常。ワクチンが出来上がったものの日本への供給は後回しとなり、コロナ第三波と緊急事態宣言目前でお先真っ暗。そんな中で発表された2020年末の三鬼商事の都心5区オフィス空室率は4.49%

アンケート中に確認できた数値は6月末の1.97%でしたから随分と上昇しました。一番近いのはショーンさんの4.08%、二番手がとっくさん@おふぃす屋さんの4.07%。ちなみにとっくさんはオフィス空室率予測を生業とするプロなのでnoteを買うといいです。4.49%より高い予想は5.0%と32.88%なので如何に予想外に悪化したのか分かります。本大会では副賞も用意していたのですが、さすがに40bp以上乖離しているのはニアピンどころかグリーンにも乗ってないよということで、次回以降に持ち越しといたします。

しっかし、オフィスセクターの動きはマジ分かんねえというのが本音。シクリカルに弱い新横浜ではトーセイリートの旗艦物件である新横浜センタービルから富士通コワーコが退去なんて話もありますが、空室率は2.85%と悪化幅は限定的で賃料は未だに上昇してます。

よりグレードの高い東京オフィスを対象とするCBREの3Q空室率は0.9%と1Qの0.6%から僅かな悪化。潜在空室率は2.2%→4.4%なのでこちらもそれなりに悪化してますが、ここから半年先はマジで分かんない。

確かなことは、2020年初までのクソ強いオフィス需要を引っ張っていたのはインバウンドとITベンチャー、そしてホテルとレジの開発によるオフィス滅失でした。通常時であれば普通のサステイナブルなテナントは入らないビルですらテナントが入居してしまってたわけで、その反動で一気に空室率が上昇したと考えるべきでしょう。なので空室率が1%台から3.5%までの上昇はREITからすると稼働率面では無視しても良いかなと。不自然に賃料上がってよかったねー、ボーナス期間だったねー、みたいな。

なのでこの半年は履いてた下駄が脱げただけ。ここから先は、大企業がようやくオフィスをどう構えるか戦略を固めて、本格的に床を減らしに来るでしょう。更に2022年以降はクオリティの高いオフィスの供給が2026年まで続くわけで、その中には「予定通り」Sクラスビルに数年~5年入居して新規ビルに移るテナントもいます。本格的な玉突きがいよいよ始まります。シクリカルに弱いはずなのに頑張ってるエリアが崩壊するとすればこれから。

ただこれまでと違って読みにくいのは、2012年以降のオフィス苦境を知ってるデベロッパーが「開発するならハイスペック。大規模ハイスペックならテナントは埋められる」と言わんばかりに、Sクラスビルばかり供給しようとしてくること。3.5万円払えるテナントが少ないことは既にコロナ前に証明されてしまったわけで大規模ハイスペックビル間の競争がどうなるのか、そして大規模ハイスペックビルから2段階落ちるJ-REITが保有するA-ビルにどんな影響があるのか。

普通に考えればS→A→A-と影響があるもんですが、Sがこれだけ多いとどうなるのかな。六本木ヒルズあたりの賃料が3万フラットになれば良いのか?そんなわけないよな。やっぱコアエリア以外のなんちゃってSクラスの賃料をAに落として頑張るしかないのかな。実際、豊洲ってそんな感じだよな。でもデベロッパーは新築オフィスの賃料下げないよな。あとA-に頑張って入ってるテナントがAに移転できるわけないよな。もちろんクラス間で完璧に断絶されてるわけじゃないけど、今までより断絶感あるなあとか、ぶっちゃけ住宅の方が賃料取れそうだけどこれって2011年あたりの都心物件全滅の前触れと同じ状況じゃないとか、色々考えてしまいます。

いまJ-REITで一番割安なのはオフィスREITですがそれは市況悪化懸念というよりそういう先の読みにくさが大きいのかもしれません。ケネディクスオフィスやプレミアは相当保守的に業績予想を作っており、分配金をあと10%くらい保守的に見れば歴史的な低迷期に並ぶくらいです。賃料の下落、ダウンタイムを含めると瞬間風速的にはもうちょっと下がりますが、それでも4.5%-5.5%の銘柄がゴロゴロしているのはなんだろう。押し目待ちなのか。いや、確かに地雷を沢山抱えたオフィスREITもあるのでその選別は大事ですが、いつも通り見えない敵と戦っているJ-REITになってきているのかもしれません。

あと近いうちに2021年末オフィス空室率予想大会やりますので是非ともご参加ください。

2021年J-REIT10大予想

明けましておめでとうございます。inzaiです。去年3月以降のマーケットの乱高下も乗り切り何とか年明けを迎えることができ大変嬉しく思います。阪神大震災や東日本大震災でも痛感しましたが人間、そして人間社会はほんと強い。頭の良い人が大上段から語る悲観シナリオなんて絶対実現しません。今年も過度に悲観的にならず過度に楽観的にもならず自分の頭で考えていきたいと思います。

さて、3年ぶりの今年のJ-REIT10大予想です。2020年末のオフィス空室率3.25%と予想してたブログの予想なんて興味ないって?まあまあそう言わずお付き合いください。

①2021年の東証REIT指数の高値は2,000pt超えへ
②非デベロッパー系、非商社系のJ-REIT新規上場が増加
③物流REITの利回りが一段高
④オフィスは年末に向かって回復するも冴えず
⑤日本特化型の海外REITが増加
⑥日経平均がJ-REITを組み入れへ
⑦不動産非保有型REITが登場!
⑧ホテル系REITの大合併
⑨不動産会社がREITに転換
⑩金融庁がJ-REITの貸株を規制

詳細を述べていきます。

①2021年の東証REIT指数の高値は2,000pt超えへ
9月までに2020年末比+10%となり2000ptを超えます。政権不安もありファンダメンタルズは引き続き弱いものの株式対比での出遅れ感、REITの資産入替による利益水準の維持、コロナワクチンの期待により、爆騰はしないもののスルスルっと到達します。外部要因の組み合わせによってはもうちょっと上もあります。ただその場合、下も1600pt割れがある。なおぶっちゃけ年末は再来年の要素が大きいので考えるだけ無駄です。

②非デベロッパー系、非商社系のJ-REIT新規上場が増加
JR西系REIT組成の話が出てます。REIT組成はBS整理に持って来いですし、証券会社のECMもネタがないので積極的。おそらく各地のJRも追随し、私鉄も追いかけることになるでしょう。あと、インフラファンドのように誰?というような不動産市場で無名なプレーヤーのREITが投資家を困らせることでしょう。サイクル末期によくある話。

③物流REITの利回りが一段高
ポジショントークその1。今年も物流REITのファイナンスラッシュは止まりません。そしてロジックとか利益成長とかでなくもうマーケットが耐えきれない。昨夏から20%近く下がっているので買い手もいるでしょうが価格の限界目途が見えてしまっただけにこれまでよりも低い利回りは許容されにくい。

④オフィスは年末に向かって回復するも冴えず
さてオフィス。2012年以降の大量供給でセクターの構造的変化が起き、継続的な新陳代謝により当面はバランスの取れた需給環境が続くと思いましたが、インバウンド(による行き過ぎたオフィス解体)やIT系企業の急増で空室率低下、そしてコロナによる空室率上昇でコントロールの効かない旧態依然の状況に逆戻り。賃料下落懸念、供給過剰、築古物件による空室率増加インパクト、そういったものに悩まされる状況が続きます。マーケットのコンセンサスは年上期に4.5%あるいは5%手前でボトムアウトでしょうか。しかしボトムアウトと見せかけて2発目の下げがありオフィスには苦しい1年。

⑤日本特化型の海外REITが増加
海外プレーヤーが日本の不動産を買いまくってます。彼ら(全員とは言いませんが)は昔のような転売プレーヤーじゃないので握った資産を離さない。でもJ-REITはお上が煩いので嫌。となると日本特化型海外REITしかない。リーマンショック前にいくつかあった日本特化型海外REITはすっかり絶滅してしまいましたが、日本は外国人が簡単に所有権を取得できる稀有な国。そろそろ戻って来るのではないか。

⑥日経平均がJ-REITを組み入れへ
MSCI、FTSEがJ-REITを株式インデックスに組み入れました。TOPIXは東証REIT指数と住み分けていてETFの本数を考えればTOPIXに組み入れられることはないしょう。外国人で東証REIT指数使ってる人は皆無だけどJ-REITが株式インデックスに入ったらボラ上がって面倒だしね。と油断してたら日経平均がまさかのJ-REIT組み入れ!

⑦不動産非保有型REITが登場!
証券化市場を活性化するためにモーゲージREITの整備が急速に進みます(たぶん法制度上はできるあず。税制上は知らんけど)。日本には米国MBS市場やCMBS市場みたいなものはないけどどうなるのかなと思いきやまさかのアパートローンの証券化をぶち込まれて白目。個人的にはマスターリース債権を上場させてほしい。絶対買わないけど。

⑧ホテル系REITの大合併
息も絶え絶えもホテルREIT。資産を投げ売りするか、ファイナンスで資金繰りなんとかするか、合併するか、非上場化するか。スポンサーチェンジ&合併合戦。正直見たくないです。

⑨不動産会社がREITに転換
J-REIT関係者の悲願、アップリート。完全に諦めてましたが、ホテル事業で大赤字を出した不動産会社が「これならREIT作って売却しても税金取られないんじゃ?」と思い付きガンガンREITに物件を売って清算。実質的なJ-REITへの転換を果たします。

⑩金融庁がJ-REITの貸株を規制
世界の市場関係者が爆笑したGPIFの貸株禁止。議事録見た限りそれを強硬に推し進めたと思われる水野前CIOはテスラCEOから「Great!」と評価され取締役だが監査役だかの報酬で3億円もらえるようですがそれはまた別の話。2021年のファイナンスラッシュで低迷した東証REIT指数に焦った金融庁と日銀は藁にもすがる思いでJ-REITの貸株を制限します。GPIFを筆頭に公的、私的年金は貸株禁止。有名無実化してそうな増資銘柄に対する空売り規制も厳格適用。効果があったのかなかったのかJ-REITはそこで下げ止まり。

さてどれが当たるでしょうか。

本年もよろしくお願いします!

クソ物件オブザイヤー2020リート・ファンド賞受賞記念投稿 Jリートはゴミ箱なのか?永久保存版

クソ物件オブザイヤー2020でまさかの第1回リート・ファンド賞をいただきました。inzaiです、こんばんわ。

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J-REIT業界の盟主が叩き込んできた、というか敢えてJ-REIT市場の限界を試しに来たのではないかとまことしやかに言われている、築46年1700億円の、ただいま渋谷と並んで地盤沈下食らってる西新宿の大型オフィス。マーケットからの評価も散々でまさに2020年のJ-REITを代表するネタだっただけに受賞できて嬉しい、本音を言うとこの取得を何らかの形で後世まで残せると思うとほっとしてます。

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さて、受賞動画で言われていた「Jリートはゴミ箱」、その由来は諸説ありますが、個人的にはこの一文にJ-REIT投資の全てが詰まっていると思っているので頭に浮かぶことを書いていきます。

まず、ゴミ箱と言われるようになった理由は、J-REITの上場スポンサー(不動産会社、商社が多い)が決算を作るために都合よく系列REITに物件売却してくるためです。系列REITには買う/買わないの選択肢がなく、投資主からしたらふざけんな!という物件を酷い価格で買わされる。そういったトラックレコードの積み上げがゴミ箱の由縁です。

ただ、ワンショット10億円以上の事業用不動産ってそもそも買うの難しいんですよ。不動産って持ってるだけで家賃が入ってきますし、管理料とか何かの名目につけて色んな事業も横展開できます。不動産業は本質的に労働集約ビジネスなので規模が大きい方が有利なわけで、例えばエレベータ一事業者だって100棟持ってるお客さんと1棟しか持ってないお客さんでは前者を優遇しますよね。不動産会社としては売った後も自分のグループ、あるいは話が通じる相手と取引したい。なので、事業用不動産を系列だからって理由だけでREITに売ってくれるのは本来ありがたい話。にも拘わらずゴミ箱と言われるのは3つの局面が大きく影響していると思います。

1つ目は2001年から2004年まで。第一ゴミ箱期とでも言いましょうか。バブルの後遺症で青色吐息だった不動産会社が財務を立て直すために、お役所に働きかけて米国で広がっていたREITという制度を認めさせ2001年にJ-REIT市場が創設されました。まず911テロの翌日に三井不動産と三菱地所がREITを上場。日本を代表するデベロッパーのREITならさぞかし立派なポートフォリオだろうと思いきや築古、郊外、地方のオンパレード。JREなんて地所と言えば大丸有!なのに、ポートにはギリギリ大手町の三菱総合研究所ビルヂングがなんとか入ってるくらい。渋谷のクロスタワーは好立地でしたが2018年に三菱地所に売却するまでずっと修繕してた気がしますし、一番良い時期が来る直前にスポンサーに買い戻されました。

東京建物系のJPRは25物件のポートなのに札幌2件、新潟、和歌山、高松入ってたし、今なき野村不動産オフィスも築古ばっかり、森トラスト総合リートもそう。フロンティアなんてJTの工場跡地の商業施設を主にしてREITを立ち上げたけど商業施設やる気がゼロでなんで上場したの?という有様。大手デベロッパーとJ-REITは別物であることがマーケットに刷り込まれたのもこの時期です。

第二ゴミ箱期は2006年から2008年(すぐ来ました)。いわゆるミニバブルで不動産証券化最盛期。とにかく不動産価格がどんどん上がっていって、テナントが高い賃料払ってくれないなら裁判して追い出してでも次のテナント見つけて不動産価格を吊り上げていく。大手デベから新興不動産(ダヴィンチ、パシフィックマネジメント、クリード、リプラス、ジョイント等々)まで全員が大挙してREITにクソ物件をはめ込みました。質も立地も冴えない不動産をにとにかく高い値段で転売して稼ぐ。その終着地がJ-REITでした。いわゆるハゲタカファンドが銀行の不良債権を買い漁り、リニューアルした物件が大量に市場に流入してきた時期と被ったのもゴミ箱化に拍車をかけました。

第一ゴミ箱期が老舗不動産会社に溜まった長年のゴミを洗い流してREITに売却する時期だったのに比べると、第二ゴミ箱期はゴミを積極的に作り出してゴミ箱に流し込むアグレッシブな時期と言えます。

ただ、この時代があったおかげで、不動産会社の投資家向け分譲ビジネスが確立されました。自己保有を前提に取得・開発するのではなく、系列REITを含めた第三者に売却するために不動産を取得・開発する。三井不動産のM-SQUAREに代表されるように、最初から売却することを前提に開発するので、J-REITは築古のお金がかかる物件ばかりではなく築浅の物件を取得することも可能になりました。

「と言っても本体で持ちたいなくないものをREITに売るだけでしょう?ゴミ箱なのは変わらないのでは?」と言われるとそうなのですが、それでも、世の中に数多ある物件に比べると、大手不動産会社が「サイズ小さいし、立地も微妙なので本体ではもちたくないなー、REITに売るかー」と言う物件は貴族の感性がベースにあるので一般人は逆立ちしてちょっと多めにお金出したくらいでは買えません。投資家向け分譲事業の確立が今の物流REIT全盛期に繋がってますし、すごく意味のある転換でした。

ただ、第二ゴミ箱期の終焉が2008年8月のNBFの南青山ビルの取得だったのはなんとも皮肉。取得価格310億円で、マイナス金利時代の2020年6月末の鑑定価格は203億円。如何に当時が狂っていたか分かるのではないでしょうか。2008年にKBOYリート・ファンド賞があったら間違いなく受賞してましたがまあ、それは別のお話。

また、この時期に大活躍したカタカナ不動産、中での上述した企業は全てREITを運営してましたがダヴィンチ(DAオフィス)は大和証券、パシフィックマネジメントの住宅REIT(当時は住宅REIT最大手日本レジデンシャル)はアドバンスレジデンス、オフィス/商業(日本コマーシャル)はユナイテッドアーバン、ジョイントは積水ハウス、リプラスはフォートレスのインヴィシブル、クリード(オフィス)はいちごと次々と合併されて名前が消えていきました。あとラサールは日本リテール、ニューシティは大和ハウスに買収されてます。その辺は合併データを参照ください。

第三ゴミ箱期は2013年。リーマンショック後にJ-REITのIPOが再開し、SIAリート(現Oneリート)、日本リートあたりが上場した頃です。リーマンショック前にREIT向けに仕込まれたにも拘わらず上場REITには買ってもらえず深淵に消えたと思われた物件(IPO失敗したREITとしてはエイブルリート投資法人/エコロジー・リート投資法人/ジェイ・. レップ・ロジスティクス投資法人)が、買うもののない後発REIT組にどんどん買われていきました。取得のプレスリリースが出るたびにゴミくずの同窓会と言われていたものです。分配金を作るため(これはまたの機会に説明できればと思いますが色々とトリックがあるのです)に買うしかなかったから買いまくった。しかし、未曽有の金融緩和、溢れた年金基金のイージーマネー、そして私募REITという新たなゴミ箱が登場したこともあり、あの時のゴミはゴミでもなかったのかもしれないと言うのが現在(でもコロナ来て分かったけどやっぱゴミだなと思い始めてます)

簡単に振り返りましたが、J-REITはゴミ箱と言っても時代時代でその本質が微妙に違い、加えて、その反省を受けて僅かながらもJ-REITが進化していることを理解してもらえると幸いです。

ここからが本論ですが、今のJ-REITはゴミ箱と言ってもリサイクル機関に近い存在です。ゴミから僅かながら賃料をチャリンチャリンと獲得しつつ、第三者に売却したり、スポンサーが必要とするならば優良なゴミをスポンサーに還元して開発してもらう。要はパートナーです。ゴミ箱という二つ名から注目度は低いものの、スポンサーより時価総額が大きなゴミ箱もあります。JPRの時価総額は3200億円、大手不動産会社の一角でありリーマンショック前には不動産業で最も給料が高かった東京建物の時価総額は3000億円。ここまで来るとスポンサーはゴミ箱にゴミを捨てるにも気を遣うようになっています。変なものを捨てるとゴミ箱が壊れて使用できなくなりますからね。

NBFの新宿三井ビルディングも市場では散々な評価受けて、KBOYでも受賞してしまいましたが、じゃあ三井不動産が2000億円で赤の他人であのビルを売るかと言うと絶対に売らなかったと思います。自分の都合だけでNBFに買わせましたが買い戻そうと思えばいつでも買い戻せるから売ったのであり、その時にNBFに損させて売ることはないはず。それを信じていいくらいには大手不動産の中でもJ-REITの存在感は増してます。

誰とは言いませんが相変わらずREITを雑な扱いするスポンサーもいますけど、それはそれで割安な投資口価格となって投資家には有難い存在なので、そういった割り切りができれば、おう、どんどんゴミ箱化していこうや、美味しいところはちゃんともらおうやってなります。

また、忘れてはいけないのは良い時期もあったと言うこと。2013年が第三ゴミ箱期と言いましたが、同年、NBFが品川のソニー本社ビル、パナソニック東京汐留ビルを堂々と取得。その前年にはJPRが大手町のみずほ銀行本店の底地を買いました。もう二度とこんなディールはないんだろうなと思うくらい良い物件を良い価格。文句なしです。この金融緩和状態ではスポンサーや市場から買うことは難しいでしょうが、財務の機動性に欠けること、開発が制限されていることから、景気後退期には強いです。みんなが引くタイミングで買えるのもJ-REITの強みです。

もっとも、そんな時期はあと5年、いや10年くらいは来ないでしょう。そしてそんな時期が来たときはJ-REIT価格もそれなりに調整しているはずです。

当面は高値で買う時期が続くでしょうし、投資口価格が下がるタイミングで苦しくなったスポンサーから物件を買わされてJ-REITはゴミ箱!という心ない輩はずっといると思います。そういう時は、せやねんせやねん、ほんとゴミ箱でどうしようもないねん、J-REITなんて買うもんちゃうでって言ってやりましょう。世の中、それくらいの嘘は許されますし、そんなのも見抜けない馬鹿がどんどん増えないとJ-REITで稼ぐのが一層難しくなってしまうので(本音)

では最後にクソ物件ランキング、といきたいところですがまずはスゴイ物件ランキングで含み益100億円以上、含み益率100%以上(要は2倍)、その次に含み損10億円以上と含み損率-15%を並べました。

J-REITの総物件数約4,500に対し、含み益100億円以上の物件が45物件、含み益合計7139億円。一方で含み損10億円以上の物件が27物件、含み損合計780億円。これだけでもJ-REITが本当にゴミ箱かどうか分かりませんか?

ワースト2冠を達成したのは上に出ていたNBFの物件ですが、NBFプラチナタワーの含み益378億円一発でチャラに出来ます。

ただしクソ物件ランキング入りした物件は全部コメントしたいくらいに思い出が強いものばかりなのでいつかネチネチとコメント書きたいものです。特に新藤田、JPR千駄ヶ谷、ホテルマイステイズ五反田駅前あたりはプレスリリース見た瞬間にクソだなと思っただけに一生忘れないでしょう。

★含み益額ランキング

銘柄 物件 簿価 時価 含み益額 含み益率
日本ビルファンド投資法人 NBFプラチナタワー 259 637 378 146%
森ヒルズリート投資法人 六本木ヒルズ森タワー 1,117 1,481 364 33%
ジャパンリアルエステイト投資法人 三菱UFJ信託銀行本店 286 568 282 98%
ジャパンリアルエステイト投資法人 汐留ビルディング 1,006 1,250 244 24%
日本ビルファンド投資法人 NBF大崎ビル 633 866 233 37%
日本ビルファンド投資法人 ゲートシティ大崎 482 708 226 47%
東急リアル・エステート投資法人 QFRONT 135 361 226 167%
ジャパンリアルエステイト投資法人 赤坂パークビル 583 806 223 38%
積水ハウス・リート投資法人 ガーデンシティ品川御殿山 705 891 186 26%
森ヒルズリート投資法人 ラフォーレ原宿(底地) 221 406 185 84%
ジャパンリアルエステイト投資法人 北の丸スクエア 701 884 183 26%
日本ビルファンド投資法人 虎ノ門琴平タワー 176 358 182 103%
アクティビア・プロパティーズ投資法人 東急プラザ表参道原宿 447 628 181 41%
ジャパン・ホテル・リート投資法人 なんばオリエンタルホテル 146 314 168 115%
日本ビルファンド投資法人 NBF渋谷ガーデンフロント 183 340 157 86%
ジャパン・ホテル・リート投資法人 オリエンタルホテル東京ベイ 175 321 146 83%
ジャパンリアルエステイト投資法人 新宿イーストサイドスクエア 600 745 145 24%
ジャパンリアルエステイト投資法人 晴海フロント 264 408 144 55%
ユナイテッド・アーバン投資法人 川崎東芝ビル 193 335 142 74%
ジャパン・ホテル・リート投資法人 ヒルトン東京ベイ 263 400 137 52%
積水ハウス・リート投資法人 本町南ガーデンシティ 428 564 136 32%
日本プライムリアルティ投資法人 オリナスタワー 265 400 135 51%
日本プロロジスリート投資法人 プロロジスパーク市川Ⅰ 316 451 135 43%
日本プライムリアルティ投資法人 大手町タワー(底地) 384 518 134 35%
ジャパンリアルエステイト投資法人 渋谷クロスタワー(底地) 272 404 132 49%
大和証券オフィス投資法人 Eスペースタワー 234 366 132 56%
GLP投資法人 GLP東京Ⅱ 346 478 132 38%
日本ビルファンド投資法人 西新宿三井ビルディング 327 454 127 39%
日本リテールファンド投資法人 MOZOワンダーシティ 517 642 125 24%
日本ビルファンド投資法人 NBF品川タワー 373 494 121 32%
積水ハウス・リート投資法人 御殿山SHビル 499 617 118 24%
日本プロロジスリート投資法人 プロロジスパーク東京大田 287 403 116 40%
日本プロロジスリート投資法人 プロロジスパーク大阪2 225 338 113 50%
森トラスト総合リート投資法人 東京汐留ビルディング 1,008 1,120 112 11%
ジャパンリアルエステイト投資法人 MMパークビル 304 415 111 36%
日本リテールファンド投資法人 Gビル心斎橋03A館 303 413 110 36%
ジャパン・ホテル・リート投資法人 ホテル日航アリビラ 181 289 108 59%
日本プロロジスリート投資法人 プロロジスパーク川島 227 334 107 47%
日本ロジスティクスファンド投資法人 大東物流センター 87 194 107 124%
ジャパンリアルエステイト投資法人 大崎フロントタワー 79 185 106 135%
日本ビルファンド投資法人 NBF豊洲キャナルフロント 208 386 178 85%
ヒューリックリート投資法人 ヒューリック神谷町ビル 556 661 105 19%
日本ビルファンド投資法人 セレスティン芝三井ビルディング 414 517 103 25%
フロンティア不動産投資法人 イオンモール茨木 136 239 103 75%
日本プライムリアルティ投資法人 薬院ビジネスガーデン 101 201 100 99%

 

★含み益率ランキング

銘柄 物件 簿価 時価 含み益額 含み益率
インヴィンシブル投資法人 ホテルマイステイズ福岡天神南 15 56 41 282%
日本ビルファンド投資法人 札幌エルプラザ 29 78 49 167%
東急リアル・エステート投資法人 QFRONT 135 361 226 167%
インヴィンシブル投資法人 ホテルマイステイズ大手前 11 29 18 158%
産業ファンド投資法人 IIF習志野ロジスティクスセンター(底地) 12 31 18 151%
大和証券オフィス投資法人 Daiwa三田2丁目ビル 16 40 24 150%
日本ビルファンド投資法人 NBFプラチナタワー 259 637 378 146%
オリックス不動産投資法人 ORE札幌ビル 29 72 43 146%
ジャパン・ホテル・リート投資法人 メルキュールホテル沖縄那覇 29 70 41 142%
ジャパンリアルエステイト投資法人 大崎フロントタワー 79 185 106 135%
ジャパン・ホテル・リート投資法人 ホテル京阪ユニバーサル・シティ 59 134 75 128%
大和ハウスリート投資法人 ビッグタワー南3条 12 28 15 127%
日本ロジスティクスファンド投資法人 大東物流センター 90 194 104 116%
MCUBS MidCity投資法人 ドーミーイン博多祇園 20 46 25 123%
産業ファンド投資法人 IIF盛岡ロジスティクスセンター 6 13 7 123%
ジャパン・ホテル・リート投資法人 博多中洲ワシントンホテルプラザ 20 45 25 122%
スターツプロシード投資法人 プロシート西新井アルティア棟 31 69 38 121%
ジャパン・ホテル・リート投資法人 なんばオリエンタルホテル 146 314 168 115%
産業ファンド投資法人 IIF川口ロジスティクスセンター 21 45 24 114%
プレミア投資法人 プレミア道玄坂ビル 15 31 16 113%
インヴィンシブル投資法人 ホテルマイステイズ名古屋栄 26 55 29 113%
ジャパン・ホテル・リート投資法人 メルキュールホテル横須賀 16 35 18 110%
日本リテールファンド投資法人 Gビル心斎橋01 16 33 18 110%
オリックス不動産投資法人 キャロットタワー 35 73 38 109%
ユナイテッド・アーバン投資法人 グランスクエア名駅南 11 22 12 108%
産業ファンド投資法人 IIF大阪南港ITソリューションセンター 12 24 13 106%
プレミア投資法人 KN渋谷3 49 101 52 106%
インヴィンシブル投資法人 フレックスステイイン巣鴨 11 23 12 104%
日本ビルファンド投資法人 虎ノ門琴平タワー 176 358 182 103%
オリックス不動産投資法人 クロスゲート 90 182 92 103%
ジャパンエクセレント投資法人 青葉通りプラザ 22 45 23 103%
日本ロジスティクスファンド投資法人 八千代物流センターⅡ 39 78 40 102%
ジャパン・ホテル・リート投資法人 ザ・ビー水道橋 12 24 12 102%
ユナイテッド・アーバン投資法人 福岡アーセオンビル 15 31 16 101%
日本ロジスティクスファンド投資法人 大阪福崎物流センター 33 67 33 100%

★含み損額ランキング

銘柄 物件 簿価 時価 含み損額 含み損率
日本ビルファンド投資法人 NBF南青山ビル 314 203 -111 -35%
森ヒルズリート投資法人 赤坂溜池タワー 415 345 -70 -17%
森トラスト総合リート投資法人 ONビル 391 336 -55 -14%
日本ビルファンド投資法人 NBF御茶ノ水ビル 195 143 -52 -27%
MCUBS MidCity投資法人 ツイン21 654 603 -51 -8%
日本ビルファンド投資法人 中野坂上サンブライトツイン 361 314 -47 -13%
日本プライムリアルティ投資法人 新宿センタービル 221 176 -45 -20%
日本リテールファンド投資法人 河原町オーパ 179 149 -30 -17%
ジャパンエクセレント投資法人 興和川崎西口ビル 193 164 -29 -15%
日本プライムリアルティ投資法人 JPR千駄ヶ谷ビル 148 119 -29 -19%
インヴィンシブル投資法人 ホテルマイステイズ五反田駅前 264 239 -25 -9%
ジャパンリアルエステイト投資法人 名古屋広小路ビルヂング 149 125 -24 -16%
日本リテールファンド投資法人 イトーヨーカドー四街道店 122 100 -22 -18%
オリックス不動産投資法人 ホテル日航姫路 52 35 -17 -33%
インヴィンシブル投資法人 ホテルマイステイズ浜松町 79 62 -17 -21%
日本プライムリアルティ投資法人 JPR武蔵小杉ビル 72 55 -16 -23%
野村不動産マスターファンド投資法人 中座くいだおれビル 121 106 -15 -13%
いちごホテルリート投資法人 ネストホテル大阪心斎橋 76 62 -15 -19%
大江戸温泉リート投資法人 大江戸温泉物語レオマリゾート 103 89 -15 -14%
星野リゾート・リート投資法人 ハイアットリージェンシー大阪 165 151 -14 -8%
日本リテールファンド投資法人 Gビル神宮前03 54 40 -14 -26%
ジャパンリアルエステイト投資法人 新藤田ビル 213 200 -13 -6%
産業ファンド投資法人 IIF神戸地域冷暖房センター 158 145 -13 -8%
ラサールロジポート投資法人 リソラ大府ショッピングテラス 81 71 -10 -13%
プレミア投資法人 上野THビル 44 34 -10 -23%
日本アコモデーションファンド投資法人 大川端賃貸棟 322 312 -10 -3%
投資法人みらい ミ・ナーラ 50 40 -10 -21%

 

★含み損率ランキング

銘柄 物件 簿価 時価 含み損額 含み損率
日本ビルファンド投資法人 NBF南青山ビル 314 203 -111 -35%
オリックス不動産投資法人 ホテル日航姫路 52 35 -17 -33%
日本リテールファンド投資法人 Gビル名古屋栄01 19 14 -6 -30%
スターツプロシード投資法人 プロシード白楽 3 2 -1 -28%
日本ビルファンド投資法人 NBF御茶ノ水ビル 195 143 -52 -27%
日本リテールファンド投資法人 Gビル神宮前03 54 40 -14 -26%
日本リテールファンド投資法人 Gビル神宮前02 23 17 -5 -24%
スターアジア不動産投資法人 ホテルWBFアートステイなんば 20 15 -5 -24%
プレミア投資法人 上野THビル 44 34 -10 -23%
日本プライムリアルティ投資法人 JPR武蔵小杉ビル 72 55 -16 -23%
野村不動産マスターファンド投資法人 プライムアーバン高井戸 10 8 -2 -22%
インヴィンシブル投資法人 ホテルマイステイズ浜松町 79 62 -17 -21%
MCUBS MidCity投資法人 MID西本町ビル 33 26 -7 -21%
いちごホテルリート投資法人 スマイルホテル京都四条 45 36 -9 -21%
投資法人みらい ミ・ナーラ 50 40 -10 -21%
日本プライムリアルティ投資法人 新宿センタービル 221 176 -45 -20%
森ヒルズリート投資法人 六本木ビュータワー 41 33 -8 -20%
いちごホテルリート投資法人 ネストホテル大阪心斎橋 76 63 -14 -18%
日本プライムリアルティ投資法人 南麻布ビル 38 31 -7 -19%
ケネディクス商業リート投資法人 ヨークタウン新田東 32 26 -6 -19%
日本プライムリアルティ投資法人 JPR千駄ヶ谷ビル 148 119 -29 -19%
プレミア投資法人 五反田NTビル 41 33 -8 -19%
野村不動産マスターファンド投資法人 プライムアーバン浅草 4 3 -1 -19%
星野リゾート・リート投資法人 ホテル・アンドルームス大阪本町 43 35 -8 -19%
スターツプロシード投資法人 プロシード高円寺南 3 3 -1 -18%
日本リテールファンド投資法人 イトーヨーカドー四街道店 122 100 -22 -18%
日本プライムリアルティ投資法人 東京建物本町ビル 44 36 -8 -18%
日本ビルファンド投資法人 NBF新潟テレコムビル 33 28 -6 -17%
日本プライムリアルティ投資法人 JPR千葉ビル 22 18 -4 -17%
森ヒルズリート投資法人 赤坂溜池タワー 415 345 -70 -17%
日本リテールファンド投資法人 河原町オーパ 179 149 -30 -17%
ジャパンエクセレント投資法人 JEI西本町ビル 10 9 -2 -17%
野村不動産マスターファンド投資法人 プライムアーバン雪谷 9 8 -2 -16%
ケネディクス・オフィス投資法人 KDX北浜ビル 20 17 -3 -16%
インヴィンシブル投資法人 ホテルマイステイズ御堂筋本町 49 41 -8 -16%
ジャパンリアルエステイト投資法人 名古屋広小路ビルヂング 149 125 -24 -16%
日本賃貸住宅投資法人 コロネード春日 32 27 -5 -16%
投資法人みらい MEGAドン・キホーテ和泉中央店 30 26 -5 -15%
日本賃貸住宅投資法人 ストーリア神宮前 32 27 -5 -15%
プレミア投資法人 NTTクレド岡山ビル 38 33 -6 -15%