送別会シーズンで飲んだくれのinzaiです、おはようございます。悲しい別れもあれば嬉しい別れもあるわけで、この水曜、木曜は連チャンで「○○さん卒業!俺達おめでとう、祝おうぜ!」会を開催しておりました(もちろん○○さん不在で)。
仕事をしない/できないに加えて、どう見てもうちの会社にダメージにしかならないことを平気でやる人間がどうして課長になってしまったのか。彼の卒業が決まって後輩が最初にやった行動は、その上司が「あの取引先は気に食わないからこの取引はしない」と勝手に断った案件を復活させることでした。
うちの会社は仕事選べるほど安泰じゃないっての。大手様がせっかく持ってきてくれた案件には誠意を見せましょうよ。ということで、多数の取引先から「おめでとうございます。今度案件持っていきます」メールを受領している状況が示すように、うちの会社は一歩進めそうです。次の上司は「ミスター不作為」な人で楽なわけじゃないですが、下が頑張れば「おれ良く分ないけど、周りが反対しないなら進めても構わない」と放言する人なんで、まあ悪くない。これで利益出てるんだから、うちの部の先輩の残してくれた遺産が如何に大きかったのか改めて痛感します。
さて、レジディア浦安。
こういうスレにもある通り、ナイフで心臓を一刺しという神業を成し遂げた人間がそこら辺にいたという事実は恐ろしいですが、とりあえず密室殺人っぽかった事件も一段落したようです。多くの方が「顔馴染みの犯行」とプロファイルしている中、一人だけ「ゆきずりの犯行」とコメントした、上野 正彦氏はさすが元 東京都監察医務院院長といったところでしょうか。
こういう言い方をすると身も蓋もありませんが、物件内で落とした鍵を拾われて侵入して発生した犯罪であることが明確になったことは、アドバンス・レジデンスにとっては可能な範囲で望ましい結論に落ち着いたなと思います。
ADRの保有物件のセキュリティに問題があったわけではなく、監視カメラもしっかり機能していた。ADRは物件のオーナーとして果たすべき役割をきっちり果たしていた。
もし、何らかの落ち度があったとしたら、ADRは風評と追加の設備投資という二重の意味で問題に直面するとこでした。物件内で人が死んで「この結論はADRにとって良かった」とまとめるつもりはありませんが、投資家としては最悪の結論は免れた点には胸を撫で下ろしたいと思います。
ただ、スレではアドバンス・レジデンス投資法人が「みずほ関連会社」と書かれていた点は、さすがに苦笑いです。アドバンス・レジデンスの大量保有報告から判断されたんでしょうか?ADRの運用会社の主要株主は伊藤忠商事で彼らの頑張りは相当なものだと思うのですが、何とも報われない。まだまだJ-REITが世間に認知される日までは遠そうです。
住宅REIT全体の稼働率がやや軟調ということもありますが、ADRの株価が14万円フラットまでズルズルと一方的に下落した背景にはこの事件もあったことも考慮すると、9月の決算発表まではADRの株価も安定するんじゃないかと思います。
ちなみにこれとかあれの記事の通り、個人的には何も心配してませんでしたが、運用会社としての気持もよく分るだけにこれでやっと一安心といったところです。