さて、あと1ヵ月!

週末の日経新聞はどこ見ても景気良い!としか書いてなかった印象です。どん底からの反転で企業が筋肉質になってるおかげで利益が出るのは分かるのですが、我々小市民の生活は足元明るくなったものの、サラリーマンが遊んで暮らせる将来はやってきそうにありません。と思っているのですが、世間ではそんなこともないのでしょうか、inzaiです。こんばんわ。

 

いやー、ほんと難しい相場です。税制変更絡みの日本人からの売りを外国人が吸収したと言われればそんな気もしますが、そもそもその外国人ってメリケンなのか欧州なのかアジアなのか分からんと何ともいえん、そろそろ東証はそういうのを含めて開示してくれませんかね?

 

トレンドとして上は上で、ここまで押し目らしい押し目もなかったので買うつもりだった連中が買わされている一方、どこまで上がればいいんや?海外はなんとなく持ち直した感じになってるけど、そんな簡単にはいかんやろ?と思いながら指を咥えている人も多いかと。

 

特に自称機関投資家は元々そんなきっちり価格目線なんて持ってないのでレンジ相場ならテクニカルの決め打ちでなんとなくいけるものの、こういう自分で絶対的な水準を決めないと目線を失う相場は苦手な人が多くて、こうなると日経新聞のマーケット欄は毒にも薬にもならないマーケット話で埋まることが多いです。

 

私なんかは上司から新聞を読んでるかどうかも怪しまれているくらい自分の目線でしか動かない、というか見通せないときは見通せないと割り切ります。もやもやしてるときは順張りで大人しくというのが私の方針なのでほとんど動かず、海外株、日経平均のポジションをちょっとだけ落としたくらい。

 

ずーっと「もうやばい、絶対やばい」と言い続けるのは楽なんですが、それだとおまんま食い上げるので、警戒して駄目だったなら逆に行くに違いというある種の割り切りです。当てるときは当てるし、ボトムアップには自信あるので、そこが警報鳴ってないときは、指数の過熱感があろうがなかろうが順張り。頭と尻尾はくれてやれという相場の格言そのまんま。適当に買って適当に売る。ぶっちゃけ東証マザーズあたりのハイリスクハイリターンはひふみ投信に任せて、自分はアロケーションで取り損ねなければいい。

 

ただ、12月はほんとよく分りません。どっかで吹けば利食いを入れて押し目あれば1月までに買い直したいと思ってるんですが、たぶんみんな同じ考えなんでしょうね。ポジションゼロのまま1月を迎えるのが嫌だからちょっとずつ買い増す(私はもうお腹一杯にしちゃったので調整させてますが)だけで積極的には売らない。で、当然こうなると売る時はみんな売るので嫌なんだけど、みんな5月の再来を警戒しているので案外そこまでイケイケの雰囲気でもないので小さいボラティリティも出なくなってなおさら動かないと。J-REITもちょっとは下がってくれないとオヌヌメ分析を更新する気にもなりゃしない。利回り3.7%ってねえ、そら3年後の成長考慮すればまともな利回りになるかもしれませんがいまいまではそれ込みでもフェアバリューでしかないわなあと。グロス利回りで海外REITと比べて低いのは好かんでごんす。