月別アーカイブ: 2018年4月

本日の騰落率トップは日本アコモ(2018年4月11日)

東証REIT指数 1697.35 前日比-0.64%
日本アコモデーションファンド投資法人 前日比+0.65%
インヴィンシブル投資法人 前日比-1.92%

2月末以来の1700pt超えとなった東証REIT指数はあっさり1600pt台に逆戻り。五月雨式に売りが出てどうにも冴えません。一方的に上がる地合ではありません。

本日トップはい三井不動産系の住宅REIT、日本アコモデーションファンド。三井にしてはケチがつくIPOポートフォリオでやや躓き、その後に持ち直したものの、近頃は優良住宅REITの1銘柄に留まってます。ボラティリティは極めて低く、本日トップなのも売りがで総崩れの中、大して動かなかったのが要因。もうすぐ決算発表なのにまったく動意が伺えません。良くも悪くも投資家に信頼されている銘柄の一つ。

本日の騰落率トップはケネディクス・レジデンシャル(2018年4月10日)

東証REIT指数 1708.27 前日比+0.88%
ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人 前日比+4.16%
インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人 前日比-4.92%

楽しく荒れた1日でした。東証REIT指数はギャップアップで始まった後、1720ptまで伸びて行き無事に1700pt台を維持。本日は株の追い風もあったので如何とも言い難いですし、JREの公募値決めとインベスコの公募増資発表があったとはいえ需給的には直接影響与えない端境期なので、これが続くかどうかは何とも微妙ですが、ずっと押さえつけられていた1700pt奪回はなにより。上がったとは言え分配金利回りも4%ありますしね。

騰落率トップはケネディクスレジ。+4%と大きく上昇。前に少し触れましたが、ケネディクス系の住宅REITであるケネディクスレジがジャパンシニアリビングと合併し、名前にネクストが追加された銘柄です。住宅が主要な物件で、ヘルスケアは20%、他にホテルなどが追加されます。住宅特化型では外部成長ができなくなっていたので新たな道筋を作り出すところはケネディクスの逞しいところですが、そっちに行ったかあ、という気はしなくもない。実質的には救済合併なのでしょうね。この合併でヘルスケア大手の損保ジャパンがジャパンシニアリビングのスポンサーから抜けてヘルスケアREITとしても微妙さが増してます。キャッシュフローは堅いREITなのでこの水準なら魅力的と思う人がいても不思議ではない。だったらなぜこの水準まで放置したのだ?という気もしますが合併関連で保有できない投資家がいたのかしらん

 

 

本日の騰落率トップは大和証券オフィス(2018年4月9日)

東証REIT指数 1693.35 前日比+0.61%
大和証券オフィス 前日比+1.84%
ヘルスケア&メディカル投資法人 前日比-0.74%

本日も引けにかけて急落したJ-REIT。この展開、いつまで続くのでしょうか。

騰落率トップは2日続けて大和証券系REITで本日は大和証券オフィス。ダヴィンチがやらかしてボロボロになったオフィスREITを大和証券が立て直したものです。目覚しい大和証券のREIT事業はここから始まりました。切り売りさせられてLTVがものすごく低くなったREITを大和証券が引き継いで物件をガンガン買いまくったらマイナス金利が導入されて今ではNBF、JREに次いでオフィスREITの序列では3番目。完璧に波に乗ったとは言え、何だかんだで歴史が物を言う不動産の世界でこれはすごいことですよ。大和証券のご本尊であるECMは反比例してどんどん序列を落としてますが、ヒットと凡退を繰り返すJ-REITが多い中でEスペースなどのホームランも打ってきました。素晴らしいの一言です。

最近ではGICに素っ高値でマインズを売り付け、現在は50億円の自己投資口買い期間。3月できっちり1/3使っているのでこちらも他のJ-REITの例に漏れず5月までの完全買い切り型かと。

 

本日の騰落率トップは日本ヘルスケア(2018年4月6日)

東証REIT指数 1683.13 前日比-0.97%
日本ヘルスケア 前日比+0.91%
三井不動産ロジ 前日比-1.97%

本日のトップは大和証券グループのヘルスケア特化型REITである日本ヘルスケア。ヘルスケアREITの上場は国の肝いりで始まり、2015年こそ順調な出足だったものの、業界として成熟してないためオペレーションの安定性や外部成長の面で様々な問題があり、その後は低空飛行。2017年11月にケネディクスレジがジャパンシニアリビングを吸収したことで(救済)合併期待が高まっており、大和証券グループの日本ヘルスケアも同じ大和証券グループの日本賃貸住宅との合併期待が出るのは当然の話。大和証券はサムティレジのマイナースポンサーでもあるので最終的な形はどうなるか分かりませんけども。

本日の騰落率トップはインヴィンシブル

東証REIT指数 1699.60 前日比+0.19%
インヴィンシブル 前日比+1.79%
いちごホテル 前日比-1.46%

まず謝罪。昨日の記事で最下位はケネディクスレジと書きましたが日本リートの間違いです。修正済み。申し訳ございませぬ。

本日の騰落率トップはホテルREIT2番手のインヴィンシブル。フォートレスという米系ファンドがスポンサーのイケイケREITでしたが、ソフトバンクがビジョンファンドをしっかりやるためのファンド事業部隊欲しさにフォートレスを買収したので、特に興味なかったであろうこの不動産事業もまとめてソフトバンク傘下となりました。

スポンサーがイケイケ過ぎてものすごい勢いで不動産を仕込んでものすごい勢い(と価格)でREITに売却してくるため、結構ドン引きな人も多かったと思うのですが、これまでのところその勢いが吉と出てます。2016年、2017年のホテル需給がもっともタイトな時期に取得した反動が出ており、前年比の稼働率や売上がマイナスのホテルも目立ちますが、それでもあの時期に頑張ったからこそホテル事業としての基盤を築けたのは大きい。ビジネスホテルからフルサービスまでラインナップも揃いつつあります。突っ込みどころも多いけどね!この辺は、次にトップを取ったら追記していきます。