本日の騰落率トップはケネディクス・オフィス(2018年5月11日)

東証REIT指数 1741.27pt 前日比+0.23%
ケネディクス・オフィス投資法人  前日比+2.09%
日本リート投資法人  前日比-0.90%

三井不動産がまさかの自社株買い。大手デベと言えば株主還元には見向きもせずそれがNAVの割安感に直結してたのでもちろんプラスの話。でも、本音では、長期的な価値向上を目指し、孤高の位置づけのままでいて欲しかった。配当金を不動産に回すより三井不動産が運用した方が絶対リターン高いと思います。

本日のトップはケネディクスオフィス。独立系不動産ファンドの最大手が運用する中小型オフィス特化型ファンドです。リーマンショック後はバルク含めて投資先行し、その後は物件入替を通じてポートフォリオの改善を進めています。最近は、新規供給が大型オフィスに偏り、中小型ビルはマンションかホテルに建て替えられていく中でマーケットの需給は逼迫。業績は好調です。権利落ち後に投資口価格が上昇している理由は分かりません。ここで買うなら先に買えやという感じですが、5月権利落ち銘柄は既に買われているので反省を生かしたのでしょうか。上がれば下がるし下がれば上がる。投資って難しいですね。なおスポンサーの大口株主が目まぐるしく変化している上に、プレミア投資法人に出資したりしてて、どこに行こうとしているのか分かりません。

同じ中小型オフィスリートの日本リートは最下位。オペレーション次第でしょうけど後発組なので簿価が高いのが不安。買い方も雑だったしね。