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マザーズ溶解…いちごホテルは大幅下方修正へ(但しコロナウィルスの影響は未定)

inzaiです、こんばんわ。マザーズとJASDAQの溶解がひどい。ひふみ投信もひどい。台湾株もひどいし、タイ株もひどい。半導体株もひどい。まだ高値圏なので余裕かませますが、これが数カ月続くと精神に来そうです。そもそも期待先行で上がってたマーケットにファンダメンタルズが追随しかけて一安心と思ったところにこれですからね。しんどい。

さらにひどいのがいちごホテルリート。権利落ち後の本日に物件売却を発表し、1月期分配金を4,700円から8,321円に大幅上昇。そんなこと言われても既に時遅しなのに2020年7月期分配金を-26.2%と大幅減。ホルダーにとってはたまらないプレスリリースとなりました。そもそも本日のいちごホテルは権利落ちで分配金を上回る-6%安を記録したのに、ここで拾った人には弱り目にたたり目。利回り5%水準としても投資口価格はここから30%安となります。売却した資金で物件買って多少はカバーできるんでしょうけどひどい数字です。あと、東証のルールでは権利落ちは予想分配金ベースで行われますが、こういうケースってどうなるんでしょうね。落とすべき金額とのギャップがこれだけ大きいパターンは初めて見ました。ファンドマネージャー泣かせ。

なお下方修正と言ってもこれ、コロナウィルスの影響は未定のため織り込んでないそうです。せめて物件売却は2日ずらして7月期に計上してやれよって思います。

100日目にJ-REIT全銘柄を保有する個人投資家 39日目~54日目

 

 

東証REIT指数は+0.14%!インヴィンシブルは-3.50%!

SARSは超えてきそうな感じですね。inzaiです、こんばんわ。二次感染で武漢未訪問者というのはヘッドラインとしてはなかなか強烈です。

とは言え、昨日に大きく下げたホテルREITは本日はやや大人しめ。P/NAV1倍割れまで来るとさすがに買いも入ってきます。ホテルのNAVなんてまったく当てにならないですがそれでもないよりはマシ。まあどこまで下げるか分かりませんが、REIT物件のオペレーターが飛ぶなんてことはないでしょうから、ここから先は純粋なゲームという感覚で良いかと。

備忘録的に残しておくとSARSの時は発生から4か月後がピーク、MERSや新型インフルはそもそも遠い国の話と思ってたら終わってた。そんな感じなのでデータ蓄積のある新型肺炎は1か月後くらいにピークを迎えるかどうかが肝かと。これがズルズル増えるようだとハードランディング。あと日本人の死者が出ると大変。日本政府が中国からの渡航者を厳しく制限すればインバウンドはアウトだし、厳しく制限しないようだと中国以外のインバウンドが減るからアウト。どっちもアウトや!そんな感じでマーケット見てます。

しかしインデックスの動きと個別の動きがちぐはぐになってて何だかややこしい。感覚がずれてる気がします。

100日目にJ-REIT全銘柄を保有する個人投資家 20日目~38日目

ホテルリートがクラッシュ!インヴィンシブル-8.0%、JHR-7.7%!!

いやー、久々にJ-REITっぽいマーケットになりましたね!喜色満面、inzaiです。こんばんわ。

先週まで新型肺炎で広がっている割にはホテル銘柄があまり下げず、なんなら商業REITの方が下がってる状況だったのに、24日に発表されたJHRとインヴィンシブルの12月月次が日韓の影響を引きずって悪く「ここから新型肺炎ってどんなマーケットになるねんな!」と言わんばかりのクラッシュ。中国の団体旅行中止も決定的でしたね。そんなわけでJ-REITの8%下げって超久々に見ました。特にインヴィンシブルは信用買い残も結構溜まってたので下がれば下がるだけ売りが出てくる悪循環。こうなってくるとよく言われるのが明日の追証売りですが、さすがにこれだけマザーズが下げてくると、これくらいの下げでは追証売りもそんなに出ない気がします。とか言いながらすごい投げが出たら申し訳ないです。インフラファンドもなぜか下げるし何かが起きてる可能性も。ちなみにインヴィンシブルの変動賃料割合は収入全体の35%です。

ちなみに今日発表されたいちごホテルの月次もなかなか爆笑もの。チサンイン本町のADRが6,115円で「お、デッドラインは死守したな!」と思ったら稼働率は前年比-22%の63.8%。ビジネスホテルとしてはギリギリ、いや昨今の人件費考えるとやばいレベルです。札幌も落ち込んでるのでほぼ全悦状態。さて、ここからどう持ち直すかですが、欧米人も来なくなるだろうしオリンピックまで?というのはちょっと臆病すぎるかもしれません。でも中国人観光客の影響をもろに受けるタイ株式市場は今日-3%安。先は読めないですねー。