鉄火場はとりあえず一巡

すごい自粛感を感じる。今までにない何か熱い自粛感を。風・・・なんだろう吹いてきてる確実に。inzaiです、こんばんわ。さすがに人が減ってきましたね。飯田橋はいつもの1/4くらいです。ってか飯田橋に不要不急じゃないオフィスとかありますかね?

さてさて、まだボラティリティは残ってますが、売りが出れば買いが入るパターンが増え始めたJ-REIT。ちょっと安心感も出てきました。今日も朝からJPRが9%ほど売られたり荒れ模様と言えば荒れ模様ですが、その後の反発を見ていると海外からの朝の売りさえこなせば国内の下げ圧力は少ないという見方でしょうか。実際、ETFや公募投信はずっと買い越しだったのにあれだけ下げたJ-REITが異常だったわけで、そういった目に見えにくい需給は解消されてきたのが足元の状況かと。すなわち度胸と運があれば大きく稼げた鉄火場はとりあえず一段落という感じです。当ブログがずっと言ってた1450ptがサポートラインになったとも言えなくもないですが、まあまぐれです。ちょっとでも参考になってれば幸いでございます。

ここから先は外部要因とファンダメンタルズが中心になるかなと。売りが出れば買いも出るし、買いが出れば売りも出る地合いは続くでしょうけど、明日上がるかどうかではなく1週間後にどうなってるのか考えれば相応に報われるマーケット。そういう意味では今の水準は安くも高くもない。大手デベロッパーや商業施設が賃料減免のニュースが出始めたのはここ数日の話ですし、ホテルも本格的に閉鎖の話が広がってきました。それ自体はサプライズがなくネガティブな話を一度織り込んで下に行ったとは言え、戻ってきたことを考えるとそれなりに楽観的な空気もあります。東証REIT指数1600ptで取得してP/NAV倍率1倍を素直に超えるかな?下げ渋ってた住宅、物流が横ばいで大きく売られた商業や総合型が回復するシナリオはあるかもしれませんが、割安感が強いかどうかで言うとなんとも。買うには悪くないし、売るのはもったいないという意味では安いんでしょうけど、ボラティリティの対価としてはどうなのかなー。

国のサポートがあると言っても全ての企業が救われるとは限らない。既に従業員を解雇したニュースは出てきてますし、再開しようとしても人が戻ってこない業態もあるでしょう。そもそも1か月で緊急事態宣言が収束することなく、数回の山があると考えるのが自然。パニック的な金融機関の売りも止まったように見えますが、下がれば売るし、金利が上がれば売る。あと自粛モードの中で買い迎えるかというのもなんだか怪しい。そもそもコロナショック以降、まともな決算が出てませんですしね。来週から2月決算が始まるのでそれ見てからでも良いかなーと。少なくともポジティブサプライズはないと思いますが。。。