お久しぶりです、inzaiです。こんばんわ。プライベートがバタバタで非常にしんどいのですがJ-REITがやっとまともなバリュエーションになってきたのはとても嬉しいです。
J-REITはこれで年初から10日続落。年末にかけて物流REIT中心にグロース銘柄が大きく上昇した反動、年初から金利が狂ったように上がったこととFedの考えていることが分かりにくくなった影響、マザーズが完全に壊れた、三井不ロジの価格決定日、NBFのPO受渡日、アクティビアのクソ決算、ユナイテッドアーバンの減損、オリックスリートのMSCI除外懸念、例年2月にまとめてやってくるクソ大型ファイナンス、100億円単位で売買している大型プレーヤーのまさかの売り、いつまで経っても入ってこない日銀のJ-REIT買入(1/19も来なかった…)、大型のバランス型ファンドから流出、昨年好調で余裕のある海外勢のショートセル、オミクロンとどうしようもない状態が続きます。押し目買い待ちと言われた地銀はETFで頑張って買ってくれているようですが、今のところ不発の感があります。
大きな節目はP/NAV1倍かつ指数利回り4%となる1780ptあたりでしょうか。ここまで来ると黙って買いの動きもありそうですが、年初からの海外REITの売りの一因となった米系セルサイドの目標株価修正を反映した動きも今日のこの時間帯になってようやく消化したような感じもあり、東証REIT指数の昨年の上昇局面の起点かつ今日の終値の1900ptはまずは目先の節目かなあと。
年央にかけてのリスクとしてはやはり岸田政権。当初から海外の評価は「どう見てもマーケットにアンフレンドリー」と散々で、足元ではその評価を一層悪化させるような動きを繰り返しています。アベノミクスのスタートが聖域なき改革だったのに比べると、膨大な聖域を守ることしか考えてないように見えますし、海外のマーケット民主主義を否定するのは良いんですけど、それを否定して食い物にされて来たのが日本の株式市場の歴史なのにまた同じことが繰り返されそう。なんで日経平均が1万円を割ったんでしたっけ?政府が成長施策を何もしないからですよね。今そうなってますね~。
あとはFedの利上げが4回100bpでは収まらない感じも出てきたのがリスク。1回25bpに捉われないとすると多様なシナリオを織り込まざるを得ないのでマーケットはぐちゃぐちゃになります。
金利物中心にリズム的には調整一巡感あっても不思議ではないけども、米株は全然安くないし、PEという爆弾はまだ不発してない。今年は3回クラッシュがあって、まずは1発目ということでポジション繰りしていこうかなと。1900、1750、1600かな。