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【やるのか?】GPIFがJ-REITを取得する模様!?【やっちゃうのか?】

3段ロケットの3段目点火!

 

ファイアー!!

 

といった感じのマーケットでしたが皆さんいかがお過ごしでしょうか?inzaiです。

 

J-REITがこんななので気分は良いですが、仕事がかつてないほど忙しい、というかギリギリの綱渡りの連続で神経がすりへりまくりです。3連休なんか休みまくり。寝不足ではないのですが、とにかく休養取らないと気力が戻ってこない。年なのかなあ。

 

ちなみにGPIF出動は本当の意味で3段目、あとは慣性で飛んでいくしかないわけで重力とか摩擦とか本当に大丈夫か?大気圏抜けてんのか?という不安はかなり大きいです。要は将来像をどうしっかり見せるか、見えなくなれば不安だけど、見えれば安心する。オリンピックもそうですが、そこの透明度だけで動いてる相場なんで下期も当面はしんどいのでしょう。

 

本日のネタだった法人税軽減とかGPIFの資産配分見直しとか目新しさ皆無ですが、そのネタをあそこまで堂々と言い切れるあたりが逆に新鮮でした。あれ?おれが知らない新しい何かなのか?的な意味で。あそこまで極端な動きをするってことは何だかんだでJ-REITに潜在的な需要あるんですかね?反応の速さ、突っ込み加減といいヘッジファンドの香りしかしなかったのですが。

 

オリンピック株はそろそろ一巡?

キャッシュ比率25%なのに自己の資産残高が今年3月末の水準に戻ってきてホクホクのinzaiです、こんばんわ。あー、でもJ-REITだけ見てると(3月末はすっ高値)テンション上がりますが、日本株も見てると遅いくらいなのか。それでも余裕もった運用でこれなんで嬉しい誤算です。忙しくて取れなかった夏休みで海外でも行こうかしらん。

なお、一番寄与してくれたのはデベロッパー株と原油。次にド安値で拾ったUS-REIT(レアル建)。インドもそこそこ貢献してくれてますが、これは中国株のウェイトを落として痛い目にあった分を取り返しただけので本音を言えば「中国株そのままにしときゃ良かった」。損切りだったらやってなかったけど、あの水準でも利益残ってたのが悪い意味で思い切りにつながってしまったのかなあと。キャッシュ比率を50%に落としてから6月~8月で少しずつ拾ってたのが五輪で一気に利益伸ばした感じ。

一番計算外だったのがドコモとヤクルト。ディフェンシブ株で、そもそも上がることをまったく期待してなかったのにねえ。何が起こるか分かりませんが、良い株ってのは長期保有しているとたまにはいいことありますね。

以上、自慢でした。

にしても「五輪 儲かる株」で検索する方が多いこと多いこと。もはやSIA不動産投資法人なんて遠く彼方に行ってしまうくらい検索数ダントツです。J-REIT見てると何の関係もない阪急リートがパフォーマンス上位に並んでいたので、明日福岡RとMIDリートが上昇すれば、完全に短期的な五輪相場は一巡といった感じなのでしょうか。

とはいえ、昨日も書きましたが、頭では「この展開は止まると早いで」と思ってはいるのですが、三井不動産なんか典型的で、五輪決定翌日の寄り高値を抜けないものの、行って来いにもならない腰の強い銘柄がちらほらあります。これだけ見てるとダメもとで第二幕期待したくなります。長い目で見ると深追いは禁止で秋の調整で来年に賭けるのが王道なんでしょうけど、人間てのは欲が深えいきもんですから。。。

SIA不動産投資法人が大人気なようで。。。

バレンティンすげー。あのマエケンの151kmクソボールを運ぶか。。ピッチャーからすると誰が打たれるかロシアンルーレットっぽくなってきましたね。こんな4番がいるヤクルトってのはさぞかし強いチームなんでしょうね(畜生)。

 

さて、J-REITは今日も大幅高。正直、笑いが止まりません。全然売り出てこないので上がる上がる。勢い止まったらやばいケースですが、6月以降の調整相場で買いそびれた投資家は真っ青になってる相場でしょう。エマージング株式も絶好調なんでまさに死角なし。SQ、FOMCとまだまだ波乱要因はありますが、基本的に株式市場にとって好ましい話が次から次へと出て来る時期なんでしょう。

 

そういうこともあってかこのブログでもJ-REITのIPO銘柄であるSIA投資法人の検索数がうなぎ登りです前に書いた記事では褒めてないのですが、いいところも実はチラホラあります。

 

まず、えー、なんだっけ。

 

配当利回りは悪くないです。5.2%くらいなんで、これに匹敵できるのはコンフォリア、阪急、プレミアくらい(ここ数日でかなり上昇してますが)。LTVが高く、含み損の大きいプレミアよりは考えようによっちゃ悪くないです。他の2つに比べると将来性にやや劣る感じでしょうか。

 

あと、シンプレクスという名前はスポンサーとしては弱いですが、それだけに必死にこのREITを育てないといけません。まさにセイムボート。ケネディクス・レジデンシャルのように大化けすることは期待できませんが、利回り5%は維持するでしょう。LTV40%くらいなら夢見れるんですけどねえ。

 

借地とか主要テナントが退去するとか問題物件も多いですが、なんだかんだで潰しは利きそうです。賃料は上がらないでしょうし、買えるものを集めてみました感もあるのですが、裕福な個人投資家が実際に不動産を運用してみるとこんなポートフォリオになるんじゃないかと。シンプレクスといえば不動産の開発ですが、高く売れそうなものは既に売ってしまってるので、スポンサーが今後どれだけ不動産を開発できるか次第という面もあるのですが、とりあえずこのポートフォリオで時間を買って、どうやって次のフェーズを目指すのか、そういうのが今後の課題です。いまどきの上場でそんな本質的な課題を抱えるREITってどうなんだ。

案の定、寄り高値・・・かと思いきや!

トップリートが値上がり率No.1なんて誰が想像できたでしょうか。晴海から豊洲まで歩くのか?電車はもちろん、バスはおろかタクシーもあんまり走ってないぞ!これが株式市場の面白いところであり複雑なところ。突っ込むのは野暮ってもんです。

テンポラリーなオフィス開設で全体的な稼働率は改善するかもしれませんが、そこまで、ねえ。あと、湾岸にスタジアムとかできても地価上がりませんよ・・・ね?むしろ人口集積度が下がって魅力がなくなるんじゃ?選手村の規模次第のところはあるでしょうし築地の移転があれば状況は変わるかもしれませんが、あんな新興住宅地に住んで何が面白いのか、と昭和の新興住宅地育ちが疑問を投げかけます。

それはともかくとして、J-REIT、不動産株ともに思ったより値持ちがよかったです。ショートセルを巻き込んでどかーんと上がるのはまあ予測どおりとして、前場は予想通りジリジリ下げていったんで、最後は14000円維持できれば御の字じゃ?と思っていたのにきっちり戻してきました。

昨日書いたようにエネルギーは十分溜まっていて、確かに積極的な買い材料とはいえなくても売り材料にならないのはその通りで、アジア株も強烈な動きだったこともあるでしょう。いままで円安→株高(為替の人間は株高→円安と頑なに主張してくるのですが)だったのが、その流れが切れたような気もする一日であり(要は株主導の動き)、今日の海外マーケットの動きに引きずられなければ、確変?みたいな心配というか期待もあります。

ヨーロッパ時間の動きは重たいですがね。。ってか世界はFOMCに注目でそこが本質なんでしょうが。

この一週間、どんなスピードでセクター間の回転が利くかが勝負かと。今年最後のボーナス稼ぎ時期かもしれません。海外旅行分くらいの小遣い稼ぎできないもんかなあと。

そうそう、今日やっと加賀さんが来て一航戦揃いました!長門・陸奥なんで架空のキャラやったんや!これで3面クリアしたるで。

急募!オリンピックで儲かる株!

オリンピック決定!めでたい!マドリッドの追い上げもありどうなることかと思いましたが、なんとか押し切りました!あとは野球が種目として認められれば言うことなしなんですが、レスリングの方が優勢なんでしょうか。WBCが日本で開催されることは当面ないでしょうから、海外の野球を生で見る数少ないチャンスなんですがねえ。

 

そして、当然のことながら話題になるのは株式市場のどこにチャンスがあるか!?このブログでは8月下旬に「東京はないんじゃないかなあ」と書いたものの、あのタイミングで腹を括ったところでポジションを構築するには遅すぎて結局何もできなかったので(先週の株安&マドリッド有利の報道があったところでデベロッパー株を買い増したくらい)、ここから改めて考えないと。

 

さっそく某掲示板では急募!五輪銘柄!というスレも立っていて、ニュアンスとしては「今から買っても遅いよ!」という意見が多数の模様。私個人の意見も同様で、5月以降の数ヶ月にわたる調整相場で売り枯れの雰囲気もある中で、それなりにエネルギーは溜まっていると思いますが、一方で円安一巡感、ネタ切れ感から五輪銘柄(≒内需)は四六時中マーケットに張り付いているような人はそれなりにポジション持ってるのかなと。

 

経済効果3兆円と言っても、2020年までという期間、そして日本のGDP550兆円を考えると景気を劇的に押し上げるわけではありませんし、消費税増税のインパクトをカバーするには全然足りません。大半の競技場はモノレール沿いの埋立地に作られるので地域の再開発には寄与しません。言ってみれば「落選するよりは当選する方が良いよね」くらいのイメージ。経済効果が大きかったはずのアテネ(2004年)、北京(2008年)、ブラジル(2016年)の株式市場の体たらくを考えると、中長期なマクロ経済への影響は言わずもがなで、おめでたい雰囲気ではなく、個別企業へのインパクトを見ていくことが重要になります。

 

そういう意味で参考にしやすいのが岡三証券のスポーツイベント指数(五輪関連)東京五輪株指数。岡三証券の限界なのかメディアへの露出が多くないのでぶっちゃけこの2つの指数が違うのが一緒なのかよく分かりませんが、HP見る限り前者は五輪に直接関係する企業、後者は前者を含めたメリットを得られる企業が含まれているようです。

 

前者だと、オリンピックのワールドワイドパートナーのパナソニック、JOCゴールドパートナーのアサヒビール、ヤフー、味の素、JOCオフィシャルパートナーの大和ハウス、明治HD、丸大食品、クボタ、日清食品、日清オイリオ、後者は記事を読む限り、横河ブリッジ、三井不動産、太平洋セメントなどインフラ関連も含まれているようです。TBSってやたらアンチ安部、アンチ五輪の報道してるなという印象だったんですが、あれでも五輪メディアパートナーなんですね。なんだろう、社内で派閥争いでもしてるのでしょうか。。

 

何にせよ、岡三証券はリテール中心の会社ということもあって、私自身、全然この指数をケアしてませんし、これからもケアしませんが、他の証券会社のものも含めて五輪銘柄を並べてみるのも面白そうですね。そんな面倒くさそうなことはこのブログでは絶対やりませんが。

 

今回のオリンピック、シンプルに考えるともっとも恩恵に預かれるのは観光産業でしょう。訪日2500万人に向けて今年も着々と訪日外国人数が増えている中で、どれだけの人が放射能に恐れているのか分かりませんが、ある意味でIOCのお墨付きをもらったことで、日本への興味、というか観光に至るまでのプロセス(情報収集とか)が一層整備されてくると思います。

 

先週号のダイヤモンドで特集されていたように足元では絶好調の東京ホテルマーケットですが、ここからホテルの供給数が増えなければ客室単価を上昇させられるフェーズに移行できます。主要な一等地で既に開発が進んでることを考えるとニューオータニやオークラあたりの建替は十分にありえそうですが、ロンドンのように中堅ホテルが劇的に増加することは考えにくい(あれは景気サイクルの波に乗ってしまったがための悲劇と言う面もありますが)ので、バリュエーションが切り上がりつつあった観光関連は押し目買いでいいのかなと。もちろんジャパン・ホテル・リートに死角なし。

 

スポーツ関連はどうなんでしょうかね。サッカーのW杯含めて大きなスポーツイベントってしょっちゅうやってる気がするので、なでしろジャパンのようなブームが来てもパイの取り合いになるだけのような。

 

ここから年末にかけて証券会社がどのように営業かけていくか分かりませんが、NISAのために温存しておいたフローを刈り取りにいくのか、もう取れるときに取ってしまうのか。前述のように深追いは厳禁ですが、雰囲気ってやつはギア入ると恐ろしいインパクトになりますし、オリンピックの件で安部さんへの評価がさらに高まると日本株の一段高はありえるのかなと。企業の中間決算発表が始まる10月中旬までは遊べる相場になってほしいなあ。いずれにせよ慎重に利食い先行のつもり。