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いちごインフラ、渾身の10ヵ年予想は微妙な反応

かなり革新的な試みと思ったのですがそもそもFITがちゃんと保証されるかどうか分かんないし。inzaiです、こんばんわ。本件、昨日も最後にちらっと書きました。FITが20年全う出来ればいちごインフラから配当もらえるし、全う出来なければ電気料金下がるのでリスクヘッジとしては面白い。本日の株価の反応はなんとも微妙で、ちゃんと見ている人からすればサプライズないけど、10年後の配当利回りが7.6%と思えば妙味もあるようなそんな葛藤が透けて見えました。これってある意味ではクレジットリスクそのものですね。ハイイールドとかこんな感覚。

それはそうとドル円、ダウ、J-REIT。それぞれタイミングは違えど今年になってから下値を掘る展開があるのですが、何だかやりにくい。何がやりにくいのか色々検証してみたら、シグナル出てから動きが反転するまで時間がかかるのですね。この3年くらい動き出しはそこそこの幅だったのが、昨年後半から、あー転換したなあ、転換したんだよな?あれ騙し?いや、遠くから眺めてると掘ってるよな、逆に入ってたらやられているよな?みたいな。安易に逆張りに行くとやられる一番嫌なパターンで、多くの待機組みを巻き込む動きだと思って警戒しています。そこまで覚悟決めればのんびり待つだけですが、ドル円はちょっと安直にポジション持ってしまいました。戻り売りしたいけど、こういうケースではみんな戻り売りなので一瞬を捉えないとポジションが綺麗になりません。J-REITの1800ptもそんな感じになってます。今年はきついだろうけどちょっとがんばってしまったポジションがあるので何とかしたいけど、戻り売り出るの早すぎるよーてな感じ。年度変わって、2016年度は出遅れた人々がスタートダッシュかましてくれると嬉しいのですけどどうなんでしょ。そんな分かりやすい相場にはならないかな。明日はスターアジアの価格決定。PO前に調整足りないとインヴィンシブルやJPRのようにズルズルいくことが多い最近ですがどうなることやら。

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J-REITは横ばいが続きます

お久しぶりです。inzaiです、こんばんわ。この1ヵ月半、死にかけてました。仕事と言うよりもプライベートっちゃプライベートなのですが、もうどっちが仕事なのか分からない状態で、まあなんというか知人の会社の引越しの手伝いみたいなことをしてました。英語で。ニュアンス的な英語をニュアンス的な日本語で伝えてみるけどやっぱり伝わらなくて、ほぼ意訳オンリーと言うもうほんと何が何だかでした。

スターアジアの売却の話をしようと思ってたら既にファイナンスも発表されているし、野村マスターはなかなか良い感じの物件入れ替えやってるし、大和ハウスリートは合併後初めてのファイナンスやってるし(物件いいけど規模大きすぎぃ)、インヴィンシブルが意味の分からないファイナンスやってるし(あの住宅は好きですけど)、日本再生インフラは相変わらずインフラファンドの不人気さを裏付けているし、商業REITは相変わらず人気ないし、住宅REITはいくらなんでもアウトパフォームし過ぎじゃないかと思うし、NBFとJREはいつも通りなんだかなあだし、さすがに1ヵ月半空くと色々ありましたね。とりあえず週末からは元に戻ることができると思います。

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昨夜の米国&東証IRフェスタには今年もJ-REITコーナーが!

昨夜の米国市場は不思議な感じでした。inzaiです、おはようございます。GSが足引っ張ったのに株は大幅高、REITも債券ETFも優先株ETFもエマージング株式もフロンティア株式も、そして金も上昇。トランプ相場後も動かなかった(動けなかった)リスクに慎重な待機資金が動き出した感があります。ファンドの予備部隊的なキャッシュポジションだったり、逆張り用資金だったり、単にそういう投資家だったり、そういうタイプ。これが動き出したとすれば長期的な上昇の初動となるケースもありますが、多くはブラフでして、上昇局面の最後の一仕事ということの方が多いです。日本株で言うと、空売比率が42%超え、規制ありで35%、また信用評価損益率が一定水準超えてからの一定期間経過などなど、高値警戒感は高まってます。決算シーズン真っ只中ですが、日本も米国も前年比で強い数値に乗りたい動きと出尽くし感から売りたい動きが交錯してる感じ。今年末を考えるとネガティブになってやられるのは怖いけど楽観的になれる局面は終わっただけに、新しいポジションを作りにくい。自分自身も年末年始にひふみや自動車株を売ったものの、それほど株が下がらないのでそろそろ焦れてきたところです。

話が変わって、いつの間にか発表されていた東証IRフェスタは2月24日(金)、25日(土)開催です。

J-REITコーナーはこちら。セミナーは2日で計25社。決算発表前の1月決算銘柄は当然含まれておらず、2月決算の主力である日本リテール、オリックスのセミナーもありません。ただ、GLP、福岡リートは話をするようなので、必ずしも駄目な時期でもないのですかね。25社は一昔前だとほぼ勢ぞろいという頭数ですが、今だと半分以下。8000番台より3000番台の方が多い時代ですもんね。ただ、ブースの数は多いので、セミナーないけどコミュニケーションを取る場はありそうです。オフィス、物流には大量供給大丈夫?とか聞いてみたいですよね。

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10年債がついに0.1%に・・・

色々と前向きな話が出てきて気分が良い。inzaiです、こんばんわ。相変わらず若手が辞めていってその点は引き続き気が病みます。

さて、本日は日銀が絶対防衛線と死守すると言われてた10年債金利が0.1%を超えてきました。昨年1月のマイナス金利導入で一気に下に抜けてからほぼ1年ぶり。まさに行ってこいの動き。明日のオペで落ち着くという動きもあるようですが、日銀がイールドカーブコントロールを目指すとはいえこの水準に大した根拠ないですし、出来高の薄い中でここまで動かれると不安も大きくなってきます。正直どこでグリップするか分からないですが、この水準は若干動いただけで%にすると大きな変化になるだけに、個人的には居心地悪いです。不動産だけならもうちょっと上げても流動性はあんまり変わらないんじゃないかと思います。その場合センチメントはずたぼろにされるけど、ちょっとしたら冷静になるでしょ。

なお金利高、円高、株安でJ-REITにはきつい展開。今年に入ってから幾度となく反発見せてきましたが、最近の投信の残高見ているとトレンドは下方向。25日MAを割った銘柄もちらほらありここから粘れるかだけど、チャート的には戻り売り効きやすい局面に入ってきました。ほんとつらいです。

東証REIT指数の浮動株化は逆に

とうとう1月が終わりました。転職は上手くいかないしマンションは売れないしドライバーはまっすぐ飛ばないしアスペは今日もアスペだったし何だか毎日が上手く行きません。inzaiです、こんばんわ。

昨日は書き忘れたのですが、とりあえず為替と日本株が逆に動いたら為替に付いていくのがポリシーです。こういう時は往々にして政治や中期的な経済情勢などマーケットのテーマがふわっとしたものになっている時で、こういうとあれですが株サイドの人間は思考停止になってとりあえずトレンドに付いていこうとします。一方、為替はこういう時の方があるべき理論を思い出して、逆に短期的なノイズを排除できるので、肝の据わったポジションを取りに行きます。絶対そうかと言われると困るのですが、リスクオンとリスクオフが真逆なら為替、今はリスクオフの方についていってポジションの積み増しはしません。

それはそうとそこそこ注目された浮動株化は、噂出てから半年ほど順張り→一週間前に解消→再度順張り→最後は逆、という感じですかね。ポジションの勝ち負けで言うと、必ずしもこの銘柄持っていれば勝てる、というほどではなく、エントリーポイント次第なところも多かったので、来月以降にどんなポジションに傾くのが分かりません。ただインパクト出る銘柄は順方向に行き過ぎたら戻りもさっさと出そう。ほんと東証は面倒なことを思いつきますわ。

なお本日ケネディクスオフィスが3物件売却して売却損15億円を計上。簿価66億円に対し鑑定評価額45億円、売却代金が51億円。決算予想に織り込んでいた損なので影響はないんでしょうけどよくこんな価格で買う人がいるものだ。それを言ったらこんなジャブジャブな状況なのに売却損出るってどんな高値でそもそも買ってたんだという話ですが、そんだけ2008年のミニバブルはすごかったということです。あの頃の30歳-40歳の人はしばらく休んで個人で不動産業始めてる人がいますが、規模が2桁億円からという印象です。ほんとすごかったんだろうなあ。あの頃が未曾有の好景気かと思うとこれからどこまで欲張っていいか限度が分かります。あの頃に届くような価格設定は虚実(分譲マンション除く)。

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