雑感」カテゴリーアーカイブ

オリンピック株はそろそろ一巡?

キャッシュ比率25%なのに自己の資産残高が今年3月末の水準に戻ってきてホクホクのinzaiです、こんばんわ。あー、でもJ-REITだけ見てると(3月末はすっ高値)テンション上がりますが、日本株も見てると遅いくらいなのか。それでも余裕もった運用でこれなんで嬉しい誤算です。忙しくて取れなかった夏休みで海外でも行こうかしらん。

なお、一番寄与してくれたのはデベロッパー株と原油。次にド安値で拾ったUS-REIT(レアル建)。インドもそこそこ貢献してくれてますが、これは中国株のウェイトを落として痛い目にあった分を取り返しただけので本音を言えば「中国株そのままにしときゃ良かった」。損切りだったらやってなかったけど、あの水準でも利益残ってたのが悪い意味で思い切りにつながってしまったのかなあと。キャッシュ比率を50%に落としてから6月~8月で少しずつ拾ってたのが五輪で一気に利益伸ばした感じ。

一番計算外だったのがドコモとヤクルト。ディフェンシブ株で、そもそも上がることをまったく期待してなかったのにねえ。何が起こるか分かりませんが、良い株ってのは長期保有しているとたまにはいいことありますね。

以上、自慢でした。

にしても「五輪 儲かる株」で検索する方が多いこと多いこと。もはやSIA不動産投資法人なんて遠く彼方に行ってしまうくらい検索数ダントツです。J-REIT見てると何の関係もない阪急リートがパフォーマンス上位に並んでいたので、明日福岡RとMIDリートが上昇すれば、完全に短期的な五輪相場は一巡といった感じなのでしょうか。

とはいえ、昨日も書きましたが、頭では「この展開は止まると早いで」と思ってはいるのですが、三井不動産なんか典型的で、五輪決定翌日の寄り高値を抜けないものの、行って来いにもならない腰の強い銘柄がちらほらあります。これだけ見てるとダメもとで第二幕期待したくなります。長い目で見ると深追いは禁止で秋の調整で来年に賭けるのが王道なんでしょうけど、人間てのは欲が深えいきもんですから。。。

案の定、寄り高値・・・かと思いきや!

トップリートが値上がり率No.1なんて誰が想像できたでしょうか。晴海から豊洲まで歩くのか?電車はもちろん、バスはおろかタクシーもあんまり走ってないぞ!これが株式市場の面白いところであり複雑なところ。突っ込むのは野暮ってもんです。

テンポラリーなオフィス開設で全体的な稼働率は改善するかもしれませんが、そこまで、ねえ。あと、湾岸にスタジアムとかできても地価上がりませんよ・・・ね?むしろ人口集積度が下がって魅力がなくなるんじゃ?選手村の規模次第のところはあるでしょうし築地の移転があれば状況は変わるかもしれませんが、あんな新興住宅地に住んで何が面白いのか、と昭和の新興住宅地育ちが疑問を投げかけます。

それはともかくとして、J-REIT、不動産株ともに思ったより値持ちがよかったです。ショートセルを巻き込んでどかーんと上がるのはまあ予測どおりとして、前場は予想通りジリジリ下げていったんで、最後は14000円維持できれば御の字じゃ?と思っていたのにきっちり戻してきました。

昨日書いたようにエネルギーは十分溜まっていて、確かに積極的な買い材料とはいえなくても売り材料にならないのはその通りで、アジア株も強烈な動きだったこともあるでしょう。いままで円安→株高(為替の人間は株高→円安と頑なに主張してくるのですが)だったのが、その流れが切れたような気もする一日であり(要は株主導の動き)、今日の海外マーケットの動きに引きずられなければ、確変?みたいな心配というか期待もあります。

ヨーロッパ時間の動きは重たいですがね。。ってか世界はFOMCに注目でそこが本質なんでしょうが。

この一週間、どんなスピードでセクター間の回転が利くかが勝負かと。今年最後のボーナス稼ぎ時期かもしれません。海外旅行分くらいの小遣い稼ぎできないもんかなあと。

そうそう、今日やっと加賀さんが来て一航戦揃いました!長門・陸奥なんで架空のキャラやったんや!これで3面クリアしたるで。

急募!オリンピックで儲かる株!

オリンピック決定!めでたい!マドリッドの追い上げもありどうなることかと思いましたが、なんとか押し切りました!あとは野球が種目として認められれば言うことなしなんですが、レスリングの方が優勢なんでしょうか。WBCが日本で開催されることは当面ないでしょうから、海外の野球を生で見る数少ないチャンスなんですがねえ。

 

そして、当然のことながら話題になるのは株式市場のどこにチャンスがあるか!?このブログでは8月下旬に「東京はないんじゃないかなあ」と書いたものの、あのタイミングで腹を括ったところでポジションを構築するには遅すぎて結局何もできなかったので(先週の株安&マドリッド有利の報道があったところでデベロッパー株を買い増したくらい)、ここから改めて考えないと。

 

さっそく某掲示板では急募!五輪銘柄!というスレも立っていて、ニュアンスとしては「今から買っても遅いよ!」という意見が多数の模様。私個人の意見も同様で、5月以降の数ヶ月にわたる調整相場で売り枯れの雰囲気もある中で、それなりにエネルギーは溜まっていると思いますが、一方で円安一巡感、ネタ切れ感から五輪銘柄(≒内需)は四六時中マーケットに張り付いているような人はそれなりにポジション持ってるのかなと。

 

経済効果3兆円と言っても、2020年までという期間、そして日本のGDP550兆円を考えると景気を劇的に押し上げるわけではありませんし、消費税増税のインパクトをカバーするには全然足りません。大半の競技場はモノレール沿いの埋立地に作られるので地域の再開発には寄与しません。言ってみれば「落選するよりは当選する方が良いよね」くらいのイメージ。経済効果が大きかったはずのアテネ(2004年)、北京(2008年)、ブラジル(2016年)の株式市場の体たらくを考えると、中長期なマクロ経済への影響は言わずもがなで、おめでたい雰囲気ではなく、個別企業へのインパクトを見ていくことが重要になります。

 

そういう意味で参考にしやすいのが岡三証券のスポーツイベント指数(五輪関連)東京五輪株指数。岡三証券の限界なのかメディアへの露出が多くないのでぶっちゃけこの2つの指数が違うのが一緒なのかよく分かりませんが、HP見る限り前者は五輪に直接関係する企業、後者は前者を含めたメリットを得られる企業が含まれているようです。

 

前者だと、オリンピックのワールドワイドパートナーのパナソニック、JOCゴールドパートナーのアサヒビール、ヤフー、味の素、JOCオフィシャルパートナーの大和ハウス、明治HD、丸大食品、クボタ、日清食品、日清オイリオ、後者は記事を読む限り、横河ブリッジ、三井不動産、太平洋セメントなどインフラ関連も含まれているようです。TBSってやたらアンチ安部、アンチ五輪の報道してるなという印象だったんですが、あれでも五輪メディアパートナーなんですね。なんだろう、社内で派閥争いでもしてるのでしょうか。。

 

何にせよ、岡三証券はリテール中心の会社ということもあって、私自身、全然この指数をケアしてませんし、これからもケアしませんが、他の証券会社のものも含めて五輪銘柄を並べてみるのも面白そうですね。そんな面倒くさそうなことはこのブログでは絶対やりませんが。

 

今回のオリンピック、シンプルに考えるともっとも恩恵に預かれるのは観光産業でしょう。訪日2500万人に向けて今年も着々と訪日外国人数が増えている中で、どれだけの人が放射能に恐れているのか分かりませんが、ある意味でIOCのお墨付きをもらったことで、日本への興味、というか観光に至るまでのプロセス(情報収集とか)が一層整備されてくると思います。

 

先週号のダイヤモンドで特集されていたように足元では絶好調の東京ホテルマーケットですが、ここからホテルの供給数が増えなければ客室単価を上昇させられるフェーズに移行できます。主要な一等地で既に開発が進んでることを考えるとニューオータニやオークラあたりの建替は十分にありえそうですが、ロンドンのように中堅ホテルが劇的に増加することは考えにくい(あれは景気サイクルの波に乗ってしまったがための悲劇と言う面もありますが)ので、バリュエーションが切り上がりつつあった観光関連は押し目買いでいいのかなと。もちろんジャパン・ホテル・リートに死角なし。

 

スポーツ関連はどうなんでしょうかね。サッカーのW杯含めて大きなスポーツイベントってしょっちゅうやってる気がするので、なでしろジャパンのようなブームが来てもパイの取り合いになるだけのような。

 

ここから年末にかけて証券会社がどのように営業かけていくか分かりませんが、NISAのために温存しておいたフローを刈り取りにいくのか、もう取れるときに取ってしまうのか。前述のように深追いは厳禁ですが、雰囲気ってやつはギア入ると恐ろしいインパクトになりますし、オリンピックの件で安部さんへの評価がさらに高まると日本株の一段高はありえるのかなと。企業の中間決算発表が始まる10月中旬までは遊べる相場になってほしいなあ。いずれにせよ慎重に利食い先行のつもり。

オリンピックは決めた!

日本はない!スペイン一択!!あの原発の様子を見ると今からでもひっくり返る可能性高いんじゃないかと。

でも欧州株買うにはかなり遅いんですよねえ。落選で日本のデベ、建設が売られたところを拾いますか。

ボラの出てるアジア株は焦点合ってませんが、こういうときは直観に逆らえば勝つのがいつものパターンなので突っ込んでみますか。みんな中国だけは別物って言うんですがどうしたものか。やはり人の話をよく聞くと悩んでしまいます。

シリアはガチで米露の対決なのか&松井証券がJ-REITのコンテンツを拡充!!

シリアは話し合いが通じないという意味で泥沼化する将来しか思い浮かびません。エジプトこんな状況でイスラエルもおちおち戦えないし。何よりも株価が嫌な感じで動いてます。過去に学ぶなら消費税は景気を押し下げ、戦争は(泥沼化しなければ)景気を持ち上げるはずですが、マーケットは逆に織り込みに行ってるような。。と言っても適当ではなく、ちゃんとした背景があるならなおさらややこしい。ずーーっと押し目買いの機会を伺ってましたが、やっぱ様子見を継続します。前から書いてるように原油と金のポジションは大きな含み益になりつつあるので追随買いしてもいいのですが、、こういう投資前に組み立てた方針とは異なることを臨機応変にやるトレーディングは苦手。

 

それはそうとこのタイミングで松井証券がREITのコンテンツを拡充しました。既存のコンテンツのとの違いは個別銘柄のNAVに関する情報くらいでしょうか。基本的にデータの羅列だけです。そこに意味を持たしてなんぼだと思うのですが、日本の証券業界って基本的にこんな感じ。松井証券はまだアナリスト機能持ってないんでしょうか。REITに気合入れるようであれば、給料次第で前向きに考えたいです。沖縄支店ならなお良し(妄想)。REITで検索すると欧米はブログ記事や個人手やってるようなサイトなんかがガツガツ引っかかってきますが、日本の場合、運用会社の週次レポートとかばっかりですもんね。みんなが同じ方向見るのでいつまで経ってもマーケットに厚みが出てきません。

 

もうドル円は97円前半ですかー。新興国株価%通貨は底割れ直前なんでまだまだ波乱ありそうですね。J-REITも1200ptまで落ちてくれば再度仕込もうかしらん。まだポジション偏ってないのでパニック的な投げ売りはちょっと期待できませんが。。