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J-REIT分析 2017年10月13日 東証REIT指数は年初来安値を一時更新!

10月も中旬。カキフライのシーズンに入ったことくらいしか良いことがないです。inzaiです、こんにちは。最近食べ放題のお店が増えてきて嬉しいような旬の有り難味が薄れるような。

日経平均は9連騰で21年ぶりの高値。おめでたいですね。なかなか上に抜けないのでもやもやしてましたが、21年ぶりと言われると重かったのもさもありなん。2525さんが全力ショートでCISさんが全力ロングというのは面白い構造で、個人的には、せっかく抜けたのだから3万円まで吹いて欲しいと思ってます。

自分の持ち株でも業種構造的にもう一生含み損、どっかで破綻して終わりだろうなと思っていた銘柄が吹き上げていてバブルかどうかと言われるとバブル気味ですが、まだまだ健全なバブルです。シクリカルなダウンサイドリスクが見えない以上、上にしか走りようがないわけで、本当にオリンピックまで走り抜いてしまうのではないのでしょうか?それくらいの浮かれようです。

そんな中、J-REITは7月以来の年初来安値を一時更新。最後は買いのバスケットが数十億円ほど入ってたようでギリギリのラインは死守しましたが、13日は一瞬だけ1620ptを割れてしまいました。この辺の価格水準はとても微妙なところで、アベノミクス開始後の最初の高値で、日銀がJ-REIT買入を900億円に増やすまで抜けられなかった水準。そして日銀の神通力が切れた後、マイナス金利を導入することで死守してきた水準です。BREXITやトランプ爆誕で一時的に割り込んだのはもっと上の1700ptなので、ここの1600ptはまさに死守しなければいけないライン。

ここを割り込むということは、日銀の追加緩和の効果が切れた=緩和が終わるともっともっと下がってしまう、という恐怖を連想させるので何としても死守して欲しいところ。一方で、株や経済を見ると日銀の緩和効果はそこそこあるので、J-REIT視点でいくらやいのやいの言っても、マジノ線みたいな扱いをされるのも時間の問題かもしれません。がっちりと政策は固めたけど、それ以外のところが戦線になったらもうそこはしょうがないわ。記念碑として後世には「同じことすんなよと引き継ぐために残しておくわ」くらいの扱い。バブル全史とかリリースされるくらいなのでもうみんなとっくに意識してるのかもしれませんね。

ところで7月の安値と10月13日の安値を比較するとどうなるのか表を作成しました。いわゆる大手不動産系は全滅で、7月の安値より10月の方が価格が安い銘柄が大半。頑張っているのは、ジャパンエクセレント、ケネディクスオフィス、三井不動産ロジくらいでしょうか。ジャパンエクセレントはロシュの退去、スポンサーのインターシティAirの不調から先行して売られており、その後、きっちり長谷工グループやドコモを誘致してカバー出来た影響が大きい。ケネディクスオフィスも投げが先行していたものの他の中規模オフィスREITが絶好調なのと10月決算銘柄もあり順調。三井不動産ロジは利回り低いけどもそもそもシコってる人がいないしアップサイド期待から底堅い。

2016年に大きく二極化が進んで、そこから二極化の巻き戻しが長く続いているけど、まだもうちょっと利回り格差は縮小する余地が大きそう。そもそも二極化したのって、スポンサーが弱いと大量供給への対応が後手に回ったり、物件を高値で買うかもしれないという懸念があったからなのに、中小型はみんなファンダメンタルズは絶好調で、むしろ大型オフィスに入っている優良テナントの方が積極的に動くのでバタバタしているし、大手不動産系REITもスポンサーから高値で物件をばこばこ買わされて投資家ドン引きという現状。そらそうなるわなと。短期間のファンダメンタルズを見ると利回り格差は逆転する局面があってもおかしくないくらい両者の差は縮まってます。

ワーストパフォーマーの森トラストは権利落ちに加えてやっぱ神戸製鋼の東京本社を保有しているのが効いているんでしょうね。契約期間は2019年までだし、内部留保で1年丸々はカバーできるのにイメージが悪すぎます。紀尾井町の長島大野、IY新浦安と退去ラッシュがやっと落ち着いたと思ったらこれですよ。

日本ロジスティクスはついに禁断のLTV引き上げをやったらMoody’sからあっさり格付のアウトルック引き下げを食らってあっさりPO価格割れ。決算IR途中なのにこの体たらくということは何も明るい話がないんでしょうね。

野村マスターは良く分かりません。そもそも図体が大きすぎてなにやっても効果ないし、IRも雑だしこんな総合型買うならまだリスク読みやすい特化型REIT買うわなという話。ただ、同じく売られていたヒューリックと同様にファイナンス懸念あったのかもしれませんね。そのヒューリックは物件売却でしっかり売却益を確保しつつ新規物件を高値買い。単に高値で買うより売りをこなしつつの方がまだ好感できるけど内部留保作らなさそうなのが勿体無い。高値買いするからかな?

来週に入ると毎月分配型からのキャッシュアウトも落ち着き始めますがここでファイナンスラッシュというのも辛い。ぶつけすぎだろうと。

 

コード名称利回り(%)期間リターン(%)2017/10/132017/7/14
9282いちごグリーンインフラ投資法人6.4217.6811250095600
3227MCUBS MidCity投資法人4.4715.5361500313000
8975いちごオフィスリート投資法人5.0313.917700067600
3470マリモ地方創生リート投資法人 6.5213.6910380091300
8987ジャパンエクセレント投資法人4.0212.55136300121100
3296日本リート投資法人5.4411.21320500288200
3473さくら総合リート投資法人7.3710.919050081600
9283日本再生可能エネルギーインフラ投資法人6.7910.829320084100
8966平和不動産リート投資法人4.4410.559120082500
8979スターツプロシード投資法人5.489.9159900145500
3278ケネディクス・レジデンシャル投資法人4.79.25289500265000
3471三井不動産ロジスティクスパーク投資法人3.317.97332000307500
3298インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人5.47.58107800100200
8972ケネディクス・オフィス投資法人3.977.43622000579000
9281タカラレーベン・インフラ投資法人6.887.199990093200
3290Oneリート投資法人5.447.06224400209600
3451トーセイ・リート投資法人5.796.6111500104600
8960ユナイテッド・アーバン投資法人4.195.74160400151700
8976大和証券オフィス投資法人3.835.42564000535000
8984大和ハウスリート投資法人3.965.35261800248500
3282コンフォリア・レジデンシャル投資法人4.044.98232100221100
3472大江戸温泉リート投資法人5.194.889030086100
3476投資法人みらい5.764.68176800168900
8958グローバル・ワン不動産投資法人4.184.4379500363500
3463いちごホテルリート投資法人5.544.05115700111200
8957東急リアル・エステート投資法人3.963.09133300129300
3466ラサールロジポート投資法人4.323.09110100106800
3283日本プロロジスリート投資法人3.722.92239600232800
3226日本アコモデーションファンド投資法人3.792.74431500420000
3459サムティ・レジデンシャル投資法人6.092.468760085500
3269アドバンス・レジデンス投資法人3.852.18267300261600
3279アクティビア・プロパティーズ投資法人4.151.94447000438500
3287星野リゾート・リート投資法人 4.290.9558000553000
8977阪急リート投資法人4.330.84131900130800
3281GLP投資法人4.270.78115600114700
3468スターアジア不動産投資法人5.250.77104800104000
8986日本賃貸住宅投資法人4.750.767910078500
3309積水ハウス・リート投資法人4.150.7130200129300
8964フロンティア不動産投資法人4.540.23445000444000
8973積水ハウス・レジデンシャル投資法人4.020.18110800110600
3234森ヒルズリート投資法人4.060.15131800131600
8963インヴィンシブル投資法人6.81-0.224600046100
3308日本ヘルスケア投資法人4.96-0.36165700166300
8968福岡リート投資法人4.3-0.56161200162100
3453ケネディクス商業リート投資法人5.36-0.74227200228900
8954オリックス不動産投資法人3.91-1157800159400
8953日本リテールファンド投資法人4.32-1.62200300203600
8956プレミア投資法人4.84-1.73102500104300
3292イオンリート投資法人5.06-2.92116200119700
3455ヘルスケア&メディカル投資法人4.99-3.3897200100600
8985ジャパン・ホテル・リート投資法人4.9-3.427340076000
3478森トラスト・ホテルリート投資法人4.28-3.48141600146700
3460ジャパン・シニアリビング投資法人4.99-3.51140000145100
8951日本ビルファンド投資法人3.43-3.76537000558000
8952ジャパンリアルエステイト投資法人3.39-4.04523000545000
8955日本プライムリアルティ投資法人3.92-4.15370000386000
3295ヒューリックリート投資法人4.28-5.19157100165700
3462野村不動産マスターファンド投資法人4.24-5.87139400148100
3249産業ファンド投資法人4.4-6.09462500492500
8967日本ロジスティクスファンド投資法人4.26-7.65202700219500
8961森トラスト総合リート投資法人4.52-7.77161400175000
3482三菱地所物流リート投資法人#N/A#N/A282,600#N/A

バブル全史

J-REIT分析 2017年10月7日

ほぼ3ヶ月ぶりの更新。inzaiです、こんばんわ。ぼちぼち生きてます。少し偉くなったようなそうでないような、まあ心労は間違いなく増えた、そんな日々を送ってます。アスペに絡まれるのもこれまで通り。いつまで経っても慣れません。そろそろパワハラ&モラハラで一発アウトにできそうなんですがもうちょっと材料が足りません。

J-REITは7月14日に1620ptまで下落し、7月20日には1650ptを難なく超える強烈なリバウンドを見せ、毎月分配以外の投信のフローが増えてきたことから安心する声もありましたが、10月6日には1650ptを割ってきました。投信の動きは小康状態になってきたようですが、10月のキャッシュアウトはこれからが本格化なので油断もクソもないです。6日に引けにかけて急落したのを見ると本当に地銀の損切りが出てるんじゃあるまいな。

当ブログでは、7月19日に拾う気なんて全然起きないし、7月20日までのリバウンドが大きいけど中身が気持ち悪いので再度調整するんじゃないかと書いてましたが、ここまで時間かけて調整すると当たり外れ云々以前にやる気が湧きません。買う気なんてまるで起きないしだからこそブログなんてまったく書く気しませんでした。この辺から少しずつ拾ってみたい銘柄も出てきてますけど10月もファイナンスが出てきたら消化できない気もするしなんだかなー。

そもそも今年の金融庁はなんなんでしょうね。J-REITのメインホルダーである毎月分配を規制して長期の価格下落を強制し、地銀の外債投資を損切りさせ金利を引き上げ。足元ではTIBORも上昇してますがまさかこれも当局のプレッシャーだったりして。それはマジで洒落にならんけどLIBOR事件があって以来、内情は絶対に漏れないようになっているので、何してもばれないことを逆手に取ってるのではあるまいな。

陰謀論で言うとJ-REITの価格下落は日銀がすっ高値で買うのを回避するため、どうせ買うなら安いところで買おうと重圧かけてるんですかね。J-REITが上昇しても下落しても今の景気には効果ないですから、将来のBSを考えるとその判断は間違いではないですが、なんとか言うか辛い。下がったんだからもっと頑張って買って欲しいけど、今年の買入額は既に745億円なので残り155億円。単純に考えると毎月75億円買うペースなのですが、まだ10月1週目なのに11月、12月の2か月分しか残ってないです。控え目に言ってポケットが枯渇しかけてます。

7月14日の安値から昨日までのパフォーマンスが下表。上昇ではいちごグリーンインフラがダントツで、中小型がオフィスリートがずらり。大型以外のオフィスの供給が全然ないのでこのあたりのファンダメンタルズが絶好調なのに、随分と売られてましたからそのリバウンドがあるのは全然不思議ではありません。

インデックスに負けているのは商業、ホテル、大型銘柄。ホテルが不安になるのは分かりますが、商業はそこまで売られんでも良いかなーでもグローバルでボロボロだし消費税上げると一過性にしろ絶対に落ち込むのでリスクしかないか。大型銘柄は分配原資として魅力がないのと流動性調整でもうしょうがない。むしろETFで買われすぎの面もあったのでまあこんなもんかな。でもNBF、JREなんて1月から20%下げて利回り3.3%ってやっぱ利回り商品にとって一番大事なのは利回り水準と安定感だなと。

恒例のJ-REITコメントは表の次です。

分配金利回り 投資口パフォ 2017/10/6 2017/7/13
東証REIT指数 4.18% 1.58% 1,645.93 1,620.38
9282 いちごグリーンインフラ投資法人 6.40% 17.99% 112,800 95,600
3296 日本リート投資法人 5.35% 13.12% 326,000 288,200
8975 いちごオフィスリート投資法人 5.08% 12.72% 76,200 67,600
3470 マリモ地方創生リート投資法人 6.61% 12.16% 102,400 91,300
8987 ジャパンエクセレント投資法人 4.05% 11.81% 135,400 121,100
9283 日本再生可能エネルギーインフラ投資法人 6.76% 11.30% 93,600 84,100
3227 MCUBS MidCity投資法人 4.66% 10.70% 346,500 313,000
3473 さくら総合リート投資法人 7.39% 10.54% 90,200 81,600
3278 ケネディクス・レジデンシャル投資法人 4.65% 10.34% 292,400 265,000
8966 平和不動産リート投資法人 4.45% 10.18% 90,900 82,500
8979 スターツプロシード投資法人 5.50% 9.42% 159,200 145,500
8960 ユナイテッド・アーバン投資法人 4.12% 7.51% 163,100 151,700
9281 タカラレーベン・インフラ投資法人 6.86% 7.51% 100,200 93,200
8984 大和ハウスリート投資法人 3.88% 7.44% 267,000 248,500
3471 三井不動産ロジスティクスパーク投資法人 3.33% 7.32% 330,000 307,500
8972 ケネディクス・オフィス投資法人 3.99% 6.91% 619,000 579,000
3282 コンフォリア・レジデンシャル投資法人 3.97% 6.87% 236,300 221,100
3451 トーセイ・リート投資法人 5.78% 6.79% 111,700 104,600
3298 インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人 5.45% 6.69% 106,900 100,200
8976 大和証券オフィス投資法人 3.80% 6.36% 569,000 535,000
3279 アクティビア・プロパティーズ投資法人 4.00% 5.82% 464,000 438,500
3472 大江戸温泉リート投資法人 5.20% 4.65% 90,100 86,100
3476 投資法人みらい 5.76% 4.62% 176,700 168,900
3226 日本アコモデーションファンド投資法人 3.74% 4.05% 437,000 420,000
3269 アドバンス・レジデンス投資法人 3.78% 4.01% 272,100 261,600
8957 東急リアル・エステート投資法人 3.93% 3.94% 134,400 129,300
3466 ラサールロジポート投資法人 4.30% 3.46% 110,500 106,800
3459 サムティ・レジデンシャル投資法人 6.08% 2.69% 87,800 85,500
3234 森ヒルズリート投資法人 3.96% 2.58% 135,000 131,600
3283 日本プロロジスリート投資法人 3.74% 2.49% 238,600 232,800
3290 Oneリート投資法人 5.68% 2.48% 214,800 209,600
3281 GLP投資法人 4.21% 2.27% 117,300 114,700
8964 フロンティア不動産投資法人 4.45% 2.25% 454,000 444,000
8986 日本賃貸住宅投資法人 4.68% 2.17% 80,200 78,500
8977 阪急リート投資法人 4.28% 1.91% 133,300 130,800
8958 グローバル・ワン不動産投資法人 4.30% 1.51% 369,000 363,500
3309 積水ハウス・リート投資法人 4.12% 1.39% 131,100 129,300
8956 プレミア投資法人 4.71% 1.05% 105,400 104,300
3453 ケネディクス商業リート投資法人 5.27% 0.96% 231,100 228,900
8968 福岡リート投資法人 4.24% 0.86% 163,500 162,100
3287 星野リゾート・リート投資法人 4.30% 0.72% 557,000 553,000
3468 スターアジア不動産投資法人 5.26% 0.48% 104,500 104,000
8953 日本リテールファンド投資法人 4.25% 0.05% 203,700 203,600
3308 日本ヘルスケア投資法人 4.97% -0.48% 165,500 166,300
8951 日本ビルファンド投資法人 3.32% -0.54% 555,000 558,000
8954 オリックス不動産投資法人 3.90% -0.63% 158,400 159,400
3295 ヒューリックリート投資法人 4.10% -1.03% 164,000 165,700
3463 いちごホテルリート投資法人 5.84% -1.26% 109,800 111,200
8963 インヴィンシブル投資法人 6.88% -1.30% 45,500 46,100
3478 森トラスト・ホテルリート投資法人 4.19% -1.50% 144,500 146,700
8973 積水ハウス・レジデンシャル投資法人 4.10% -1.81% 108,600 110,600
8952 ジャパンリアルエステイト投資法人 3.33% -2.20% 533,000 545,000
8967 日本ロジスティクスファンド投資法人 4.05% -2.82% 213,300 219,500
3249 産業ファンド投資法人 4.28% -3.35% 476,000 492,500
3292 イオンリート投資法人 5.10% -3.59% 115,400 119,700
8955 日本プライムリアルティ投資法人 3.90% -3.76% 371,500 386,000
3455 ヘルスケア&メディカル投資法人 5.01% -3.78% 96,800 100,600
3462 野村不動産マスターファンド投資法人 4.15% -3.85% 142,400 148,100
3460 ジャパン・シニアリビング投資法人 5.02% -4.07% 139,200 145,100
8961 森トラスト総合リート投資法人 4.41% -5.49% 165,400 175,000
8985 ジャパン・ホテル・リート投資法人 5.01% -5.53% 71,800 76,000

恒例の一言コメント。パッと思い浮かばないのはスルーで。

3226 日本アコモデーションファンド投資法人 3.74%
この辺が4%なら本格出動してもいい。

3227 MCUBS MidCity投資法人 4.66%
大阪は良いけどいまいち評価されません。同じ運用会社が海外ものやるとかでこちらのリスクはかなり減ったような。とっくに織り込み済みか。

3234 森ヒルズリート投資法人 3.96%
Sクラスの競争あるだろうけどここまで売られると辛い。

3249 産業ファンド投資法人 4.28%
意外に下がらない。調整早かったからかな。

3269 アドバンス・レジデンス投資法人 3.78%
アコモと一緒の水準。面白いものですね。正しいと思うけど。

3278 ケネディクス・レジデンシャル投資法人 4.65%
こんなもんか。

3279 アクティビア・プロパティーズ投資法人 4.00%
わが世の春は終わったかな?普通に考えると大量供給の影響が一番受けやすい。商業のエクスポージャーも高いしな。

3281 GLP投資法人 4.21%
何がしたいのか分からんけどスポンサーが非上場化されて混乱してんのかな。

3282 コンフォリア・レジデンシャル投資法人 3.97%
この銘柄が上位に食い込んでるとお父さん嬉しいです。やっとここまで来たなあ。

3283 日本プロロジスリート投資法人 3.74%
全然動かない。なんだこれ。

3287 星野リゾート・リート投資法人 4.30%
ホテルでは検討。なんだかんだで都心をすっ高値で買わないのが安心なのか。

3290 Oneリート投資法人 5.68%
Jタワー売ったのはびっくりしました。あのビル好きだったのに。

3292 イオンリート投資法人 5.10%
POで上場来安値の水準まで下落。ここで割れないとやっと個別でも底が見えてきたのかと安心できるけど、スポンサーのリテール部門は相変わらずきつい。

3295 ヒューリックリート投資法人 4.10%
ふー。我慢我慢。内部成長の取りこぼしも目立つ。

3296 日本リート投資法人 5.35%
これだけ上昇して利回り5.35%。ヒューリックや森ヒルズとのギャップ1%まで縮められるかな?

3298 インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人 5.45%
大型物件多いので、ちょっと不安。それが利回りに出てます。

3308 日本ヘルスケア投資法人 4.97%
いつのまにかこんなことに(良い意味で)。

3309 積水ハウス・リート投資法人 4.12%
ミドルサイズのオフィスはみんな4%前後。面白い。

3451 トーセイ・リート投資法人 5.78%
6%切ってきましたね。誰が買ってるのか。

3453 ケネディクス商業リート投資法人 5.27%
イオンと変わらないwww

3455 ヘルスケア&メディカル投資法人 5.01%
ヘルスケアが意外にしっかり。元々長期安定型ですしね。

3459 サムティ・レジデンシャル投資法人 6.08%
うーん、こんなもの?

3460 ジャパン・シニアリビング投資法人 5.02%
元々長期安定型ですしね。

3462 野村不動産マスターファンド投資法人 4.15%
すごいこと言って3社合併して、さらにトップリート飲み込んだのにそれ以外は何もない。

3463 いちごホテルリート投資法人 5.84%
うーん。インフラもオフィスも強いのになあ。

3466 ラサールロジポート投資法人 4.30%
ぼちぼち。大量供給で既存物件が崩れるとまでは思われてない。

3468 スターアジア不動産投資法人 5.26%
意外に真面目。売却益さっぴくとそこそこ評価されてる印象。

3470 マリモ地方創生リート投資法人 6.61%
まあこれはこんなもんかと。

3471 三井不動産ロジスティクスパーク投資法人 3.33%
隙なし。隙くれ。

3472 大江戸温泉リート投資法人 5.20%
いつのまにかホテルREITと逆転してることも。

3473 さくら総合リート投資法人 7.39%
生きていればいいこともあるさ。

3476 投資法人みらい 5.76%
んー。

3478 森トラスト・ホテルリート投資法人 4.19%
値持ちが良い。

8951 日本ビルファンド投資法人 3.32%
8952 ジャパンリアルエステイト投資法人 3.33%
最大手2社なんだから頑張れ。何もしてない。

8953 日本リテールファンド投資法人 4.25%
ちょっと可愛そう。規模のメリットあるのかないのかわからんしね。

8954 オリックス不動産投資法人 3.90%
ぼちぼち。

8955 日本プライムリアルティ投資法人 3.90%
ぼちぼち。ちょっとグロースの率が落ちてきた。これはNBF、JREも同じ。

8956 プレミア投資法人 4.71%
あきまへんなー。住宅40%なのにね。

8957 東急リアル・エステート投資法人 3.93%
ぼちぼち。用賀もあっさり埋まりました。

8958 グローバル・ワン不動産投資法人 4.30%
まあ守るので一杯一杯ですよね。

8960 ユナイテッド・アーバン投資法人 4.12%
のれん?誰も気にしてないのかもしれない。

8961 森トラスト総合リート投資法人 4.41%
ちょっと持ち直してきた。

8963 インヴィンシブル投資法人 6.88%
頑張れ。ほんと頑張れ。自業自得だけど頑張れ。

8964 フロンティア不動産投資法人 4.45%
三井不動産なの忘れられてない?

8966 平和不動産リート投資法人 4.45%
フロンティアと同じ利回りで笑う。

8967 日本ロジスティクスファンド投資法人 4.05%
頑張ってると思う。次安く買えばいいねん(たぶん無理)。

8968 福岡リート投資法人 4.24%
底堅いようなそうじゃないような。インバウンドは安定しているけど団体旅行減るのは今後の課題。

8972 ケネディクス・オフィス投資法人 3.99%
オフィスはみんな4%。他よりグロース強そうだけど。

8973 積水ハウス・レジデンシャル投資法人 4.10%
東証REIT指数の推移はこういう銘柄がどこで下げ止まるか決まるでしょうね。

8975 いちごオフィスリート投資法人 5.08%
いいね!

8976 大和証券オフィス投資法人 3.80%
悪くない、というか良い。

8977 阪急リート投資法人 4.28%
福岡リートと同じくらい。面白い。スフィアタワーのグロース期待は剥落。残念。

8979 スターツプロシード投資法人 5.50%
物件売却はGJ

8984 大和ハウスリート投資法人 3.88%
この銘柄みると全体のバランスは崩れないよなと。

8985 ジャパン・ホテル・リート投資法人 5.01%
頑張るしかない。グロースないとこんなもんだよね。

8986 日本賃貸住宅投資法人 4.68%
頑張ってるような頑張りきれてないような。

8987 ジャパンエクセレント投資法人 4.05%
謎のオフィスREIT4%論。

9281 タカラレーベン・インフラ投資法人 6.86%
9282 いちごグリーンインフラ投資法人 6.40%
9283 日本再生可能エネルギーインフラ投資法人 6.76%
みんなパフォーマンス良くて笑う。カナディアンソーラーはどうなるのか。

最近、こういう特定のテーマを扱った歴史モノばかり読んでます。
暴力の人類史

J-REIT期間騰落率(2017/7/20)

ヤクルト13連敗。。。中身が地味すぎる。。。次の阪神全敗で16まで伸びると、来週の中日戦あたりは最高に盛り上がりそうですね。。。その次はアウェーで広島。。。inzaiです、こんばんわ。

J-REITはこの2日間、強烈に上がりました。ブログに書いたとおり、12日に金利上昇と追証を見に行って、13日の午前中に3連休前のポジション調整が出て、その後にお決まりのリバウンド、と言えなくもないですし、従前から1650ptまではお休みと言ってた当ブログ的には最高の展開なのですが、あんまりしっくり来てません。

それほど仕込めないまま1700pt手前まで戻ってしまったのもありますし、何よりも分かりやすい節目で止まりすぎじゃないかと。いや、実際、2015年以降、分かりやすい節目でピタリと止まってそのままスルスルっと戻ることが多いので今回もそうと言えばそうですし、今日の踏み上げでチャート的に二番底を付ける感じはまったくなくなってしまいました。ここから2番底に突っ込むなんて動き見たことないです。ふわふわと戻り買いポジションが溜まったところでもみ合うくらいですかねえ。

何が気持ち悪いかと言うと、急落前の動きを中心に色々な切り口から見るとリバーサルがそこそこ効いてるものの、全然戻りきれてないところ。小型でも強いのあるし、優良銘柄も一部は強い。要は買われすぎなままのもある。こういうバラつきあると時間と共に再度調整しちゃうんじゃないか。とりあえず次の物件取得かファイナンス見てからでしょうね。投資家の心を折るようなファイナンスが出るときつい。三井不動産が新しい物流施設の開発に着手したってリリース出してましたが何かの前触れだったりしないでしょうね。

7/14-6/15 7/20-7/14 7/20-6/15
8956 プレミア投資法人 -15.27% 4.12% -11.78%
3226 日本アコモデーションファンド投資法人 -13.67% 5.12% -9.25%
8963 インヴィンシブル投資法人 -13.35% 7.70% -6.67%
3279 アクティビア・プロパティーズ投資法人 -12.82% 5.82% -7.75%
3295 ヒューリックリート投資法人 -10.34% 1.39% -9.09%
3227 MCUBS MidCity投資法人 -10.32% 4.47% -6.30%
8984 大和ハウスリート投資法人 -10.09% 5.84% -4.85%
8964 フロンティア不動産投資法人 -9.94% 2.93% -7.30%
3269 アドバンス・レジデンス投資法人 -9.76% 4.13% -6.04%
3462 野村不動産マスターファンド投資法人 -9.64% 3.04% -6.89%
3282 コンフォリア・レジデンシャル投資法人 -8.75% 3.80% -5.28%
8967 日本ロジスティクスファンド投資法人 -8.69% 1.91% -6.95%
3309 積水ハウス・リート投資法人 -8.56% 0.70% -7.92%
8987 ジャパンエクセレント投資法人 -8.40% 2.89% -5.75%
3281 GLP投資法人 -8.39% 3.05% -5.59%
8954 オリックス不動産投資法人 -8.34% 2.26% -6.27%
8958 グローバル・ワン不動産投資法人 -8.21% 3.30% -5.18%
8960 ユナイテッド・アーバン投資法人 -7.95% 4.94% -3.40%
3471 三井不動産ロジスティクスパーク投資法人 -7.93% 3.90% -4.34%
3287 星野リゾート・リート投資法人 -7.53% 2.71% -5.02%
3234 森ヒルズリート投資法人 -7.45% 4.48% -3.31%
3478 森トラスト・ホテルリート投資法人 -7.33% 2.45% -5.05%
8976 大和証券オフィス投資法人 -7.28% 1.87% -5.55%
8973 積水ハウス・レジデンシャル投資法人 -7.21% 1.72% -5.62%
8955 日本プライムリアルティ投資法人 -6.88% 4.40% -2.77%
3278 ケネディクス・レジデンシャル投資法人 -6.85% 3.40% -3.69%
8968 福岡リート投資法人 -6.84% 2.65% -4.37%
8957 東急リアル・エステート投資法人 -6.78% 3.17% -3.82%
3249 産業ファンド投資法人 -6.72% 1.93% -4.92%
3453 ケネディクス商業リート投資法人 -6.57% 1.88% -4.82%
3463 いちごホテルリート投資法人 -6.55% 2.61% -4.12%
8953 日本リテールファンド投資法人 -6.48% 4.76% -2.02%
8972 ケネディクス・オフィス投資法人 -6.46% 2.07% -4.52%
8986 日本賃貸住宅投資法人 -5.99% 1.91% -4.19%
8985 ジャパン・ホテル・リート投資法人 -5.35% 3.29% -2.24%
8951 日本ビルファンド投資法人 -5.26% 5.02% -0.51%
8952 ジャパンリアルエステイト投資法人 -5.22% 5.32% -0.17%
8977 阪急リート投資法人 -5.22% 4.43% -1.01%
8966 平和不動産リート投資法人 -5.17% 3.64% -1.72%
8961 森トラスト総合リート投資法人 -5.15% 2.34% -2.93%
3466 ラサールロジポート投資法人 -4.64% 3.00% -1.79%
3292 イオンリート投資法人 -4.01% 2.01% -2.09%
3283 日本プロロジスリート投資法人 -3.92% 0.73% -3.22%
3472 大江戸温泉リート投資法人 -3.80% -0.12% -3.91%
3470 マリモ地方創生リート投資法人 -3.79% 0.99% -2.85%
3296 日本リート投資法人 -3.55% 1.28% -2.31%
3298 インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人 -3.00% 1.60% -1.45%
3451 トーセイ・リート投資法人 -2.70% 2.10% -0.65%
3476 投資法人みらい -2.14% 1.01% -1.16%
8975 いちごオフィスリート投資法人 -2.03% 6.07% 3.91%
8979 スターツプロシード投資法人 -1.56% 2.41% 0.81%
3308 日本ヘルスケア投資法人 -1.54% -0.18% -1.72%
9281 タカラレーベン・インフラ投資法人 -0.96% 0.64% -0.32%
9282 いちごグリーンインフラ投資法人 0.31% 0.21% 0.52%
3473 さくら総合リート投資法人 0.87% 1.35% 2.22%
3455 ヘルスケア&メディカル投資法人 1.00% 1.39% 2.41%
3290 Oneリート投資法人 1.01% 1.53% 2.55%
3460 ジャパン・シニアリビング投資法人 1.19% 0.00% 1.19%
9283 日本再生可能エネルギーインフラ投資法人 1.33% -0.48% 0.84%
3459 サムティ・レジデンシャル投資法人 1.42% 0.94% 2.37%
3468 スターアジア不動産投資法人 2.77% 2.12% 4.94%

東証REIT指数は反発!NBFが熱い!?

コツコツ成果出してきた人がつまらない仕事を沢山背負って、何の問題意識も持たず人の足を引っ張るだけの人が少し仕事しただけで普通の評価されるのも如何なものかなあ。inzaiです、こんばんわ。そんな事例が最近2つほど相次いだので何とも言えない気分です。そういう人が昇進してもどうせ同じこと繰り返すので現場のトータルで言えばすごいマイナスなのですが、首に出来ない以上、少し頑張っただけでも評価する地合がなければクソが人間がさらにクソになるだけなので分からなくはないけど、なんだかなあ。普通の会社だったらとっくにどこか飛ばされているのに飛ばすところすらないんで何とも。そういう会社にいる自分も大差ないんですけどね。

それはともかく今日のNBFは熱かったです。過去3営業日、上値は横ばい、下値は切り上げてジリジリ来てた所に今日は朝からドカーンと行きました。投信からの資金流出額が急に減ったところに(まだマイナスではある)、ETFっぽいフローもちょこちょこ入ってましたし、上がっている銘柄を見るとインデックスがメインかなと思いますが、個別株のショート踏み上げもあってスカッとした動き。5月決算銘柄の決算発表もなかなか好調で、結局4月以降で滑ったのプレミアだけだったんじゃないかいうのも雰囲気を後押ししました。NBFは年初来もしくは3月末比で目立ってアンダーパフォームしていたわけじゃないですが、リバウンドならやっぱりNBFから、これは人徳というかREIT徳でしょうねえ。ガツガツ買われていきました。NBFはショートもしやすい?まあそれはそれで。

当然のことながら重要なのは今日の上げでトレンドが変わるかどうか。これだけ上がっても大半の銘柄は6月末より安い。悩まざるを得ません。こういうときに考えるのは下げたら押し目を拾いたいかどうですが、全然拾いたくない。毎月分配型投信への資金流出が回復するとは思えないし、ヘッジファンドの利食いは早そうだし、オーストラリアREIT以外は底割れしそうな気配もないので、海外がJ-REITに殺到してくるとは思えない。なのでジッと待ちたい。正直、こういう風に買わないロジックがいくらでも出てくるときは素直に戻ることが多いので直感的に買いですし、チャート的に美しい銘柄が多いです。ゴリゴリ買い上がったとはいえ売りが少なかったのは良いことですし、そもそもこんな水準だと戻り売りできる人もほとんどいませんしね。長らくこのブログのサブタイトルだった1650ptまで寝てようと言ってた通り1650ptで割れである程度は買えたし1700ptまでは様子見よかな>踏まれるパターン

 

東証REIT指数は割高感なくなってきました

6日のリバウンドは騙しと言いましたよね?inzaiです、こんばんわ。

個別銘柄の動きやメディアのニュースなどを見るとそろそろJ-REITも「買ってはいけない局面」を終えつつあります。自己投資口買いの期待や外部成長鈍化への懸念を半分ほど消化。いくつかの材料を巡って様々な憶測が出てきたのはその証拠。マイナーなプロダクトだとここまで来るのにとにかく時間がかかります。

やや不発気味に終わったインベスコの自己投資口買いの終了が一つのきっかけとなっていたらあまりにも皮肉ですが、これはいくらでも改善が可能です。もっとしっかり効果的なBuy Backが出来ることになるでしょう。

さて足元。「売るのは馬鹿馬鹿しい水準」までは距離がありますが、トータルリターンの考え方によってはそろそろ悪くないタイミングです。過去事例を見るとJ-REITにフロードリブンのトレンドが出ると情報を全て織り込んでもパニックになった投資家から売りが出ます。こうやってチャートを見るとほんとJ-REITってボラが高い。割れながらよくこんなチャートを乗り切ってきたなと。今回くらいの急落は毎年味わってきてるわけですからね。2015年なんてもっと高いところから低いところまで半年で突っ込んでいきました。

そんなこんなでJ-REIT一人負けの状態から、他の株式市場がクラッシュして一緒に下げて行ければ美味しい展開。明日の追証と金利上昇がポイントです。