東証REIT指数は一進一退ですが馬龍に厳しめ?

コロナの感染者100人越えで次の一手が悩ましい。inzaiです、こんばんわ。

東証REIT指数は1700ptで重たくなってきました。リバーサルが強烈だったホテルと商業の反動はもちろん富士通のオフィス半分話やセルサイドがこのタイミングでこぞってオフィスをダウングレードしたこともあり物流の一人勝ちが鮮明です。ただ、ホテルがダレるのは想定通りとしても、海外のホテル稼働率は25%超えてきているし、米国は40%台もざら。そこまで行けば収支トントンでデフォルトリスクは一気に解消されてきますし、商業やオフィスのバリュエーションを考えると今から物流を積み増して安心感以外で得られるものあるのか?という感じも。中期のトータルリターンではどっちのがいいのだろうか。うーむ。ってか、セルサイドがオフィスをネガティブに見てもバイサイドからしたら何を今更感もあるし実際、今日の値動きもそんな感じ。

当面の注目はボラが落ち着いてそろそろレンジで売買しても良いのか?というところ。嵐の前の静けさなのか、決算前なのか、夏休み前のポジション調整が終わったのか最近は変なボラが出なくなってきました。水準そのものは魅力的なのでレンジで売買して残高を積み上げることができれば心の平穏的には素晴らしい。しかし、公募投信の雲行きが怪しい感じだしETFも不安定。何より各市場で政府からの補助金切れが本格化する中でどこまでこのユーフォリアの付き合うか。もういっちょ上があったとしてもダウンサイドとのバランスではリスクに見合わないのではなんて考えたり。

J-REIT論文賞第1位は利回り4パー教の基礎講座が受賞!

沢山のご応募ありがとうございました!inzaiです、こんばんわ。

まず結果発表します。J-REIT論文賞の上位は次の通り!

第3位は利回り4パー教の応用講座 行為主義か血統主義か

第2位は利回り4パー教の応用講座 八正道の正見 そもそもJ-REITとは何か

第1位は利回り4パー教の基礎講座です!

いやー、一人くらい奇特な人がいるかなと思ってたのですが、思ったより世界はまともでした。応募はゼロ!出費予定だった賞金総額3万円がそのまま懐に戻ってきてちょっと嬉しい。

 

あのボーボボの人気投票を描いた時の作者ってこんな気持ちだったんですかね。

 

ちなみに東証REIT指数の利回りはほぼ4%に収束してます。利回り4パー教よ、永遠なれ!!

J-REITも上値が重くなってきました

プロ野球が始まりましたが自分の中でどうにも盛り上がらない。inzaiです、こんばんわ。ソシャゲもそうですけど無くても困らないと認識した瞬間に覚めてしまうってありますよね。いま正にそんな感じ。でもエスコバーの守備は神宮で見てみたいし村上、山田のバッティングも見たい。球場行ってビール飲んでたらいずれ盛り上がってくるもんなんでしょうか。

さてさて、J-REITもそんな感じで、1200pt割れから1700ptまで上昇した時に比べると如何せん盛り上がりに欠ける時間帯が長引いており、ちょっと覚めてきました。コロナショック前は利回り4%取れてりゃ御の字かという感じだったのが、やっぱエクイティは20%くらいリターンないとやってられんやろ!という状況になり、6月まではどっちにしろ激安やから買ったれ!とイケイケだったんですが、6月以降のどうにもパッとしない値動きを見ていると、REITってのはリスクもあるし、無理してポジションを維持しなくてもなあ、含み損でも下がると思えば売ってしまうのもありじゃないかとビビり始めてきました。

一番大きいのは皆コロナをコントロールできると楽観的だったのにどうやら厳しそうなのが明らかになってきてこと、そしてワクチンは間に合わない。マーケットを見てるとなんとなく現実から目を逸らしているだけの感もあって積極的に上値を追いかける気分じゃなかったのは前回の記事で述べた通りですが、ここに来て米中摩擦、トランプ落選と言った年初に「悪いようにはならないでしょ」と消化したはずの材料が最悪の話も出てきており、雰囲気としてはコロナショック前に似ている感じすらある、いや、財政投入済みという意味ではポジティブサプライズが期待できてない最悪の状況でしょうか。この状況が秋まで続いた時点でオリンピック中止も本格的に織り込むでしょうし、国が何と言おうと現金を貯め込んできた国民性の日本人が命を懸けてまで補助金で経済を回すとは思えない。なんかお先真っ暗だぞと。業績予想を見ている限り、J-REITのネガティブ材料は投資口価格に織り込まれているほどではないし、公募投信にはお金が流れ込んでいるのに投資口価格は上がらない、そういうのもあって何だか弱気になってきました。

もちろん明るい話で言えば、その逆で悪い話がある割りには底堅いですし、特に1600ptは割るもんかという押し目買いも見えます。でも上げ幅を考えるとそこは押し目には浅い気もするし、夏場は様子見かなあ。

 

東証REIT指数が-3%急落!

久々に急落しましたね。inzaiです、こんばんわ。

ここ一週間、明らかに出遅れ銘柄のリバーサルが始まってて、物流リートが上値を切り下げてて、「ここさえ我慢できればもう一発上へ!」という感じでしたが、今朝は海外からの流れで寄り付きから売られてすかさすETFの買いが入ってきましたが続きませんでした。外部環境も悪く終わってみればホテル銘柄中心に大幅下落。ホテルは5月はともかく6月の着地次第では翌期にも響き始めるのでそろそろ大事な時期ですが相変わらず見通しが悪い。何にせよ大きな流れには歯向かってはいけないということですね。公募投信からの資金流入も続いていたし、そろそろ調整するには価格的にも日柄的にもいい頃合い。値段が戻ってきたREITは公募増資とか企んでるかもしれませんし。

日本株も大手証券は理由をつけて24000円あたりを上限目途としてましたがマーケットはそこに異論なく手前から失速。SQで流れ変わることもあり早めの調整か。期待されたQEも出尽くした感あるし、アメリカは第二波きてるし、そもそもサービスも製造業もリーマンショックほど悪くはないと言ってもコロナ前戻すのが早すぎる。ボラティリティ激しいので予断は許しませんが深追い禁止。そんな感じかな。二番底を目指すという話もありますが流石にそこまでは。

A Note on the Pricing of Real Estate Index Linked Swaps

Abstract

In this paper we discuss the pricing of commercial real estate index
linked swaps (CREILS). This particular pricing problem has been studied
by Buttimer et al. (1997) in a previous paper. We show that their results
are only approximately correct and that the true theoretical price of the
swap is in fact equal to zero. This result is shown to hold regardless
of the speci c model chosen for the index process, the dividend process,
and the interest rate term structure. We provide an intuitive economic
argument as well as a full mathematical proof of our result. In particular
we show that the nonzero result in the previous paper is due to two speci c
numerical approximations introduced in that paper, and we discuss these
approximation errors from a theoretical as well as from a numerical point
of view.